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ボディーガード×人気俳優が贈る幼なじみ◆ラブストーリー!!
bodyguard no koi
今回は事務所の社長子息で受様の新マネージャーと
実力派だがスキャンダルな噂が絶えない俳優のお話です。
長年仲たがいしていた二人が
受様の脅迫事件をきっかけに思いを通じ合わせるまで。
受様は清純派と名高い女優を母に持つ為
顔だけの二世タレントと言われない様に
努力を重ねて実力派と言われる俳優となります。
しかし
未婚ながらも女性関係が派手なため
スキャンダルもトラブルも
日常茶飯事と化していました。
受様としては
だてに遊んでいる訳では無くて
毎回今回こそはと付合い始めるのですが
どこかしら違和感を感じてすれ違い
短期間で別れてしまうだけなのですけど
結果には遊び人の浮き名が雪げず
今回は脅迫状まで来る騒ぎになってしまい
事務所中をピリピリさせていました。
そんな中
受様に長年ついていたマネージャーが退職、
新しくついたネージャーが
社長の息子である攻様だったのです!!
事務所の社長は受様の母の親友で
その息子である攻様と受様は幼馴染なのですが
二人は小学生の時に大喧嘩をして
受様は攻様と長らく絶交中だったです(笑)
そもそも攻様は大学を出て
SPをしていたはずでいまさらどうして?!
と思う受様ですが
どうやら社長の体調が悪いらしく
攻様は後継ぎとしての役目も担うべく
警察を辞めてきたというのです。
その上
例の脅迫状騒ぎが落ち着くまではと
夜遊びを禁止された上に
寮を出て住まいが決まらない攻様は
マネージャー兼ボディーガードとして
受様宅に同居する事に!!
あまりに頭にきた受様は
セフレと遊ぶと息巻きますが
性欲が解消出来たら俺だっていいだろうと
攻様にテコキされて
なんとイカされてしまうのですよ(笑)
はてさてこんな2人で
同居生活なんて出来るのでしょうか?!
『絵本作家の恋』に続く
出版業界ラブシリーズの第五弾の本作は
幼馴染の再会ラブになります♪
今回の受様は
シリーズ既刊『映画監督の恋』に出ております。
その四年後のお話が本作となるそうです。
元々、
二人が仲違いをしたきっかけは
攻様が受様に「守ってやる」といった事が
原因なのです。
ソレを言われたころの受様は
華奢で女顔で親友だった攻様の「守る」発言は
屈辱以外の何物でもなくて
絶交宣言をかましてしまうのですよ。
例え攻様にそんな気持ちは
微塵もなかったとしても…です。
小さくても男の子って事ですね(笑)
受様的にすっごく大きい理由なのですが
再会した時の状況では
幼馴染である攻様を受入れない理由としては
全く大人げないとしか言えない理由でしかなく
しぶしぶ攻様を受入れる羽目になります。
でも同居してみると
何だかんだと攻様を無視できなくなった上に
脅迫者の行動も段々と派手になってきて
タイヤをパンクされたり
赤ワイン入りの水風船をぶつけられたりと
TVドラマのサスペンスか?!という状況に
なってしまいます。
その上夜遊びを禁じられた受様は
遊びでちょっかい出した攻様を煽ってしまい
成りゆきで一線を越えてしまうのですよ(笑)
もうココまでくればお互いに好き合ってるのは
読者にはバレバレなのですけど
寡黙でニプチンな攻様と
意地っ張りで素直じゃない受様なので
全く気づかないのですよね。
脅迫者の行動の高まりと
二人の気持ちの高まりが相乗効果をもたらして
事件解決と二人がお互いの気持ちに気づくまで
ハラハラ&ドキドキでとっても面白かったです♪
もうちょと攻様が鋭くなれれば
ツンデレカプっぽくて私的萌ツボだったのですが
この攻様じゃツンに気づかなさそう(笑)
まあ30代カプなので
ツンデレ要素は不要なのかもですけどね。
次々と続く連作シリーズの
次なる恋も楽しみにしています。
今回は本作同様、
長年の片思いを成就させる再会モノで
崎谷はるひさん『せつなの夜に触れる花』をおススメ。
些細な事で喧嘩別れした幼なじみ同士の恋愛物語です。
「映画監督の恋」で登場していた堂島が主人公です。
喧嘩別れと言っても別に付き合っていた訳ではないのです。
子供の時から有名女優の息子で自身も美貌の持ち主だった
受け様は、子供の時からストーカーや変質者に狙われ
苛めも受けるなどがあり、攻め様は受け様を常の守ろうとします。
同性の幼なじみから守ってやると言われ、それが嫌で喧嘩。
以降疎遠になっていた二人が再会します。
SPとして仕事をしている攻め様が受け様のマネージャー兼
ボディーガードとしての再会でした。
攻め様は受け様の芸能事務所の社長の息子なんですよね。
そして受け様はストーカーから執拗な嫌がらせ対応として
攻め様から24時間張り付かれてお世話されることになります。
攻め様は子供の時から受け様が大好きなんですよね。
でも、受け様は遊び人なくせに肝心なところでニブイです。
寡黙な攻め様の事が気になりだす受け様、攻め様に女優が
近づいたりするとイライラしたりしてかなり可愛い。
そしてエスカレートしていく嫌がらせの事件性が
適度なスリル感があって飽きさせない内容でした。
受け様が攻め様の気持ちを受け入れた後の攻め様の態度は
長年抑えた感情でケダモノなみになってますかなりのギャップ。
寡黙な人が好きな相手を口説き始めると天然でエロいです。
今度は受け様が攻め様に振り回される予感です。
シリーズ五作目。
映画監督の恋にて上杉の友人役として登場した、堂島のお話。
やられたww
映画監督の恋ではタチオンリーの雰囲気だったので、今作でにゃんこになっちゃった堂島にうはうはです。
幼なじみは無口で真面目で実直で朴念仁で。
なのに恥ずかしいことは平気で口にして、エッチになると野獣入っちゃうって………なんて素敵。笑
エッチテクはまだ未熟っぽいけど、裕慈はきっとすぐにテクニシャンになるよ。
なんてったって堂島ラブだから。
堂島の(喜ぶ…悦ぶ?w)ポイントはすぐ掴みそうだし。
余念はないだろう、きっと。
しかし堂島よ。
君はひねくれてるな。
なまじ年を重ねたから、素直になりにくいんだろうか。
堂島の素直なデレ(計算じゃないやつね)を見てみたい。
どっちかというと、そのデレを見た裕慈の反応が見たいw
堂島暁は実力派俳優として有名な32歳。
しかし、プライベートには難ありで、撮られることもしょっちゅう……という生活を送っていた。
そんな中、マネージャーが変わることになり、新たにやってきたのは、事務所の社長の息子でもある飯塚裕慈だった。
幼馴染みでもある裕慈と、過去にけんかをしたまま会っていない暁は、何としてでも、マネージャーから外してもらおうとするも、裕慈は、スケジュール管理も完璧、家事も完璧、おまけに元SPでボディガードもできる、と隙が無い――
という話でした。
簡単に言うと、幼馴染みだった二人が、再開して恋愛関係になる話、だったんですが……
この作者さんは、無駄な文章なく、やわらかく、二人の関係を表現するのが本当にうまくなったなあ……という印象です。
なんだろう、最初のころに書かれたものを読んだ時には、もうちょっと騒がしい文章を書くイメージがあったんですけど、最近はそんなことなく、好きでジタバタしてしまう登場人物の気持ちをきれいに表現されていて、本当にいいなあ……と思います。
こちらもそんな本です。
二人の関係がメインで、あまり外部の要素はありませんが、一途なボディガード×華やかな人気俳優のカップルがお好きな方にはオススメします。