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【※BL注意】
三枝イズミは高校一年生だけど、コンピュータ界では知らないものがいない犯罪者ハッカー(クラッカー)だった。
そんなイズミがとあるきっかけで知り合ったのは、インターネットカフェのオーナー・立花有次。
立花は、イズミに対して「愛してる」だの、「好きだ」だの、口にしてくるけれど、イズミはそれを「イジワルの一つ」としてしか受け取っておらず、あんな遊び人は信用できない! と本気に受け取れない。
そんな時、「ガーディアン」というハッカーがイズミこと「エミユ」を狙ってるという噂が回り始める。
そして、イズミは知らず知らずのうちに、「ガーディアン」の罠にはまってしまい……
というまあ、ありがちな設定の話でした。
個人的に言わせてもらえば、出てくる人間、出てくる人間、全部美形ぞろいではっきり言って、少々食傷気味です。
まあ、それがBLの醍醐味っちゃ醍醐味だと思うんですが、あんまり褒めすぎると、その形容詞に価値がなくなっちゃうし、全員が美形だと、その美形のイメージってあんまりわかなくなるもんなんだな……と。
これの前に「デジタルな誘惑」という話があって、そこで登場したカップルもこちらに出てきているんですが、その二人と、立花までは何とか想像できるんですが、イズミが全部、おいしいイメージを取られちゃってるので、イマイチ私の中で、キャラのイメージが確率できませんでした。
子供と言えば子供だけれど、そうでないアンバランスなところがあるような形容詞もチラホラ出ていて、もういっそどっちかに統一して!! と叫びたくなるような……。
もうちょっと普通の人が出てくる普通の小説でもよかったですね。
美形はインフレを起こしてますが、話は王道……という感じなので、BLにハーレクイン的な要素を求めている人にはオススメできると思います。