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本棚を整理中に、10数年前に買ったこの本が出てきたので、改めて読み返してみました。
なんというか、わりと昔にはやった小説(刊行が1999年なので十分に一昔前ではあるのですが)を思い起こさせるような、テンションの高い文章でした。
あらすじは、アメリカ国籍の少年(攻め・麗司の父親)と日本国籍の少年(受け・春日の父親)が、恋に落ち、体の関係を持とうとするが、どうしても一線を超えられなかった。そこで、二人はそれぞれ別の女性と結婚して隣同士に屋敷を構え、息子たちには内緒で二人を許嫁とした。麗司はそれを知らないまま春日に恋をし、なんとか春日を落そうと四苦八苦する、という内容です。エロは標準的です。特に萌えなかったので中立で。
どこにも面白い部分がなくて、読むのが苦痛でした。
双方の父親のもくろみで、生まれたときから婚約してる幼馴染みの二人が結ばれる話なんですが、心理描写にいちいち納得がいかない。
脇役が数人登場するんですが、登場させる意味がまったく分からない。
コミカルタッチなんですが、まったく笑えない、ていうか寒い。
読むのやめようかなァと何度も何度も思いながら、義務感のみで読了しました。やたら時間がかかりました。