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オレ様年下攻×トラウマ持ちお人好し受の予測不能の恋!!
sono shinyuu to koibito to
親友ものが読みたくて、あらすじを読まずに購入したのですが、「親友同士の恋愛」ではなく、「友達の親友との恋愛」だったことに読みはじめてから気が付いたのですが、それでも心行くまま小説の世界を楽しむことができました。
このお話は、過去に好きな人や友達からとても傷つけられたトラウマ持ちで、どこか恋愛に諦めを抱いてしまっている朝比奈さん(受)が、情に厚く、人を裏切ったりおとしいれたりしない、「まっすぐ」を具現化させたような男、湯上さん(攻)に恋をするお話です。
個人的にきゅんとしたのは、リサさんに優しくする湯上をみて、切ない気持ちになる朝比奈さんの姿にきゅんきゅんしました。
甘酸っぱいというと中学生の恋のように感じてしまうかもしれませんが、とにかく朝比奈さんの切ない気持ちや湯上に惹かれていく心の動きの描写がとても素敵に描かれていて、思わず悶えてしまいました。
その描写が素敵なのは、もちろん朝比奈さんだけではありません。登場するキャラクター一人一人の描写が生きているようで、300ページにも満たないページ数でしたが、読み終えた後はおなかいっぱい!という感じでした。
イラストの北上れんさんの絵も息をのむほどきれいで、題名に惹かれたのも一つですが、この綺麗な表紙も購入を決めた大部分を占めていると思います。
中の挿絵も思わず見とれてしまうほどきれいでした!
切ない片思いを読みたい人に、ぜひおすすめしたいです。
1冊丸ごと表題作です。
朝日奈(受け)の目線でストーリーは進んでいきます。
朝日奈が通う「バーMISAKI」のバーテンダーのリサを、家族や友人に黙って地元から出て行ったことに腹を立てた湯上(攻め)が、連れ戻そうとやってくることから始まります。
最初はリサ(本名・杉吾)や朝日奈の性癖や考えが分からない湯上に、朝日奈は怒ったり傷ついたりしますが、価値観の違いを理解しあったり、悪い方に自己完結しがちな思考を正したりしていくうちに、徐々に惹かれていくのが分かるのが自然で素敵でした。
朝日奈は高校時代の辛い過去から、その思考はネガティブで卑屈になりがちなのですが、湯上がマイペースで豪胆に払拭しますし、文体がどことなくコミカルであるので、切なさや辛さばかりではなく読みやすいです。
朝日奈とリサが仲良くしていると、「百合ってて不毛」とゲイカップルに言われるのは面白かったです。リサが朝日奈を襲うという予想外の展開にもビックリでした。
ただ、本の帯に「恋人と親友、どちらかしか選べないなら」とあり、朝日奈も「友情を取るか恋を取るかで悩んだ」とは言っていましたが、ノンケで最初拒絶反応が酷い(と思っていた)湯上に告白しても恋が叶うと考えてはいる様子はなかったので、そこはちょっと違うかもとは思いました。
北上先生の挿絵も内容にぴったりで、格好良かったです。頬杖ついて朝日奈を見つめている湯上の場面、ぜひイラストで欲しかったです!
社会人カップル、攻めが徐々に受けに惹かれている、なのに受けは気がついていないという過程を楽しみたい方にはお勧めだと思います。
面白かったです。
あれもこれもいろいろ言いたいことがあるんですが、
とにかく出てくる言葉は、面白かった!につきます。
ノンケの湯上がどうやって朝比奈に惹かれていくのか…が個人的に
読みごたえの一つだと思います。受け視点で話は進んでいくんですが
読者には湯上が嫉妬しているなーと解ります。
そこでは思わずよっしゃと拳を握るほどきゅんきゅんしました。
それに登場する人がみんな素敵でヤな奴なんていないんですよ。
悪役がいないとストーリーが薄くなるんじゃと感じる方も
いらっしゃると思いますが、心配は無用です。主人公、朝比奈の背負った過去が、湯上たちの厚い友情(と湯上の愛情)に救われていく展開は本当にこっちまで切なくなります。
最後までとても面白くて、頭の中でドラマみたいにストーリーが展開していました。いい意味でみんなの未来が気になります。
続編でませんかね…ボソボソ
蛇足ですが攻めはTHE☆ロクデナシが好きだったんですよ。
しかし!この作品で初めてイイ男に惚れました。
湯上さん本当イイ男、あとリサちゃん漢前すぎっす笑
大好きな作品が電子書籍化されたのが嬉しくて初レビューです。
北上れん先生による超絶美しい挿絵も健在です!
主な登場人物は、
主人公の朝日奈、彼が通うバーで働く女装の麗人リサ。
リサを連れ戻しにきた高校の同級生、湯上。
そしてリサのDV彼氏シュウ。
性癖バレを恐れてシュウと逃げたリサと
トラウマから自己評価の低い朝日奈に
強引だけど誠実に向き合う湯上。
湯上を好きになれるかどうかで評価が分かれる作品だと思うのですが
私はとても好きです。
そしてこれは是非ネタバレなしで読んでいただきたいのですが
リサとシュウがいいんですよ〜!まんまと騙されました。
再読すると伏線に気付いてさらに楽しめます。
紙書籍が手元にないので正確に確認できないのですが
昨今の事情に伴う改訂が入り
さらに読みやすく受け入れやすくなっていると思います。
(当時は性同一性障害やLBGTなんて言葉や概念はなかったはず)
気に入りました♪挿絵も最高でした!
すっごく二人のやりとりもコメディ!っていう訳ではないのですけれど、面白くてグイグイ読めました。
この二人の雰囲気はすっごい好きです。年下攻めなんですけど、受けはトラウマから人との距離が上手く取れないのです。そんな受けを丸ごと包み込むような優しさというよりも包容力があります。
読んでいてすぐにのめり込めました。なかなかくっつかない二人にジレジレしましたけど、物語もしっかりとしていて、湯上とリサをの関係を羨む朝比奈の心情とかがとても良かったです。
自分の性癖に気付いたのは高校の時だった朝比奈。親友だった友達を好きになってしまった。
たぶん相手も同じ気持ちだったのだろうけれど、自覚がなかったから、雰囲気でキスをしてしまった事から朝比奈の辛い日々が始まりました。この時に受けた傷がまだ癒えない朝比奈は自分の心を守るように、恋に臆病です。
そんな朝比奈も今は26歳の中小企業の広告代理店に努めて居ます。そんな彼が状況してから通っている、バーに半年ぐらい前から働き出した女装をしているリサ。とっても綺麗なんです。でも彼氏がいるリサが時々怪我をしています。そんな彼の行動は許せない!といつも言っている朝比奈なんですけれど、それでもリサは彼から離れられないと・・・。
そんな時突然店にやって来てリサに掴みかかってくる男!女装をしてるリサに向って裏切り行為だとなんだと色々と文句を言ってきます。
彼はリサことサンゴの高校時代の同級生だったのですが、リサは親にも周囲の皆にも内緒で同郷のシュウと共に家出同然で同棲しています。そんなリサの事を皆心配して探し回っていたのです。
ここはゲイバーなのですが、そこでノンケの彼がかなりの暴言を吐いている!元々喧嘩とかは苦手な朝比奈なのですが、リサの事を友達だと思っているので二人の間に入ります。
彼はママに放り出されてしまうのですが、叉来ると・・・。
次の日大好きな片想いといっても見ているだけで幸せ!って思っている上司と一緒に上司の取引先を引き継ぐために営業に向うのですが、そこの担当者がなんと昨日の彼・湯上だったのです。
仕事を取引にされてもリサの連絡先は教えない!と強気というよりも覚悟を決めた朝比奈に湯上はオレはどんなけ極悪人なんだ!って!!
それから店にやって来ては静観している湯上です。そんな湯上に説得を試みる朝比奈・・・。
割りとこの二人の会話は好きです。
だんだんと湯上のいい所が見えてきます。友達思いの湯上・・・。
自分にはこんなに大切に思ってくれる人は誰も居なかった・・・。昔の事を少し思い出してしまったりと、二人の事がとても羨ましいんですよね・・・。あの時の自分を誰も守ってはくれなかった・・・。ただ人を好きになっただけなのに・・・。
っていう朝比奈の心情がとても切なくて辛くて胸がキュッってしました。
段々と二人の仲も友達として近づいて行きます。そして湯上もリサの行動をしばらく静観する事に決めるのですが、そんな時にリサの彼のシュウが店に乗り込んできます!
と最後までくっ付かない二人なんです。このまま友達のままか?ってそんな訳はないのですが、それでもいい!と思う朝比奈の気持ち・・・、でもこのまま一緒にいるのは辛いって感じですね。ウジウジ君ではないのですごく読んでいても切ない感じでした。
最後はリサに意表をつかれてしまって面白い展開になっていきます。
何よりも挿絵のれんさんの絵が二人にピッタリ♪すっごく良かったです!!
絵師さん買いです。さくさく読めました。
リサちゃんは何故湯上にも内緒で家を出てしまったんだろう。彼ならきっとわかってくれて支えてくれたはずなのに。。。と思わせるほど、湯上はいい攻めさんでした。
リサちゃんの女装のきっかけとかDVとか、シュウとの関係性の説明があまりなかったので、少し説得力が弱いかなと思わないでもないのですが、メインカップルの二人が恋心を抱いていく流れは納得出来ました。
シュウとの出会いから出奔までを、スピンオフで書きおろして欲しかったー。
最後、リサちゃんに持っていかれました(笑)
北上れんさんの絵は本当に素敵でした。
で、リサちゃんは攻めさんですよね?
れん先生おっかけで当本get。
なんとも評価が難しい。
萌えポイントはあるんだけど、こいつ好き!という
入れ込めるものが少なかったからかな。
れん先生の絵はだーい好き。(渡海先生すいません)
ということで萌。
二転三転された気がして、おバカな私は
「え、だから結局どうなりたかったわけ?」という気持ちでいっぱい。
なかなかついていきにくかったカプたちでした。
いやメインカプのお話で サブカプは添え物のはずなんだけど
皆様おっしゃっておられる通り、リサちゃんインパクト大。
(メインカプ 受け 朝日奈 攻め 湯上
サブカプ 受け攻め明記なし・・ シュウ リサ)
湯上が器大きそうな人間に思えて本来好みなはずなんだけど
さっぱりしすぎてたのかな。。。
もうちょっとテレ甘してるシーンがあればよかったのか。。。
わからん。なんか物足りず、湯上に入れ込めなかった。
無念だ。
決して悪くはないんですが、なぜか乗り切れなかったんですよ。一応年下攻(本来苦手)なんですが、それはあまり気になりませんでした。
でもどうも湯上(攻)のキャラクターが好きになれなかったんです。イヤなヤツとは思っていませんが。朝比奈(受)はよかったんですけどね。
ただ、湯上の最初のうちのリサへの非常識(特に場所柄ね)な態度が、純粋な友情からというのがどうも納得し切れなかったのかも。だからと言って、湯上がリサに特別な感情を抱いていると思ったわけではなく(いっそそのほうが説得力はあると思います)、どうにも無理を感じたんですよ。う~ん、なんて言ったらいいんでしょうね。
とにかく、湯上に何かと違和感が付きまとったんですよね。リサに関することだけではなく、朝比奈への感情の変化についても。最初に『こういうキャラクター』っていうのがあって、それを表現するために後付けで行動させたように思えてしまったんですよ。
あとはラスト、リサのくだりはさすがにびっくりしましたね。あくまでもメインではないので、シュウとの関係や女装についてが中途半端でわかりにくかったんですが(今でも脇のわりに出張り過ぎなくらいでしたし、これ以上は無理でしょうが)。どうせなら、別でもっと本格的に書いてもいいんじゃ?と思いました。
タイトル通り、読了後いちばん印象に残ったのはリサでした。これは作品としてちょっとまずいでしょう、メインじゃないんですから。
渡海さんの作品はなぜか薄い本が多いような気がするのですが、こちらも薄めです。
なので、さらさらと読み終えてしまいます。
渡海さんだったら、学生ものの方が好きなので、はじめから微妙な気分で読み始めてしまいました。
こちらの作品は、完全にレーターさん買いでした。
受けの朝日奈は26歳で、広告代理店勤務のゲイ。
学生時代に起こした出来事で、臆病になっています。
攻めの湯上は朝日奈が通うゲイバーへ、出奔した友人を探して訪れたノンケサラリーマン。
行動力もそれに伴う実力もある男。
朝日奈の行きつけのバーで、女装姿で働くリサ。
彼が話の中心です。
家も友人も捨てて今の生活を始めたリサのところへ現れたのが、リサの親友・湯上。
朝日奈はリサとは親しくしていたために、無理やり連れ戻そうとする湯上に反感を覚えながらも、彼の人となりに触れ惹かれてしまうというお話です。
最初の頃、湯上があまりにリサに対して強引で態度も横柄なため、その印象がわたしには強く残ってしまい湯上をまったく好きになれませんでした。
ただの男同士の友人であるのに、ずいぶん遠慮なしに連れ戻そうとするのだなと頭を傾げましたし。
未成年でもないのに、なんだかひじょうに不自然に感じました。
家出同然、駆け落ち同然で出て行ったんだから、そっとしてあげてと思ってしまった(苦笑
プラスして、朝日奈も個人的に魅力を感じなかったため、ハマり切れず…
過去の不運とも言える出来事は、可哀想でしたけどね。
大好きとおっしゃっている方が多いのになんだか肩身が狭いのですが、わたしはあまり心に残らないお話でした。