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俺は叔父貴を愛してる
memory
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
『Dr』シリーズ12作目です。
シリーズの中心的な舞台となっている『ホモ病院』に移って来た産科医・一条(攻)と、彼の亡き兄の息子・隆也(受)。
叔父と甥です。そうなんですが・・・
とりあえず、ひとことで言うなら『なんだそりゃ!?』でしょうか。いろんな意味で。
途中で、真面目に読んでた自分がアホらしいというより可哀想になりました。
レビューも、何から書けばいいのか・・・ なんかもうどうでもいいやって投げやりになりそうです。
あらすじに『記憶を失った』ってあるんです。明記してあるんだけど・・・
これ以上は書きませんが、このシリーズのあらすじはもうちょっとなんとかならんのか!?
え~、すべてをいい意味での『意外性』と受け止められるか否かでストーリーに乗れるかどうかが分かれるんじゃないでしょうか。
とりあえず、私は無理だったとだけ言っておきます。
このあらすじから私が受けたイメージは『禁忌に囚われたドシリアス』でしたが・・・どちらかと言えばコメディ寄りじゃないかなぁ。なんとも半端です。
個人的に、叔父×甥に限らず父子でも兄弟でも『近親の禁忌の関係』は苦手なんですよ。義理はまだしもガチは。
とりあえず、シリーズの一環じゃなかったらそれだけでまず読んでないでしょうね。
さらに、ラブ以外の『お仕事』その他もつまらないというより鬱陶しくてただ邪魔でした。
それに、BLに女性キャラクターが出て来ること自体は一向に構わないんですが、こういう絡め方はやめて欲しいなぁ。
一条の患者である女性と子ども・妊娠と出産を軸にしたアレコレを『BLで』延々と読まされる必然性をまったく感じないんだけど・・・
でも、それ以上に B L で『医師とは・医療とは~』と語られるのがなんとも鬱陶しくて堪りませんでした(今作だけじゃないけどさ)。
このシリーズ、仕事色・医療色が強いものはとりわけ受け付けません。
こちらは、結果的には読んでよかったとは間違っても思えませんでした。
シリーズ中でもそれぞれの作品でハッキリ好みが分かれるので、読んでみないとわからないのが厄介です。シリーズとしては結構好きなんですけどね。
義兄弟や従兄弟、義父ものを探していた時に知りました。
この白衣シリーズでは初めて読んだ本です。
シリーズ1冊目から読まなくても大丈夫でした。
受けの甥と攻めの叔父が実は○○な関係だったっていうオチは
思わず「えっ?!」ってなりました。
実の叔父と甥っていう関係だったから攻めである叔父さんは
甥の想いを受け入れないようにしていたと思っていたのに…、
何で、何のために甥が辛い想いをしているのか、
甥が耐えてきた日々が無意味なものになってしまったようで、
最後の最後でしこりが出来てしまいました。
禁忌だからこそ、この物語は面白いのだと思うし、
禁忌の要素がなくなったら、楽しみが激減してしまうので、
わざわざ人間関係を複雑にしないで、ここは
このままシンプルに実の叔父と甥の関係のままの
設定にしてほしかったです。
または、本当の関係の設定で書くなら、甥も叔父との
本当の関係を認知した上で話が進んでいくように
書いてほしかったです。
私としては、この真実は知りたくなかったです。
医療に対する攻めの考え方や姿勢、
葬儀会社での受けの仕事に対する考え方や姿勢に
とても好感が持てました。
今回はあまり迷わず「萌」評価です。
最後の最後で「実は…」な関係でなければ迷うことなく
「萌×2」にしていましたが、最後の最後で人物設定が
覆されたため、この評価にしました。
イラストもストーリーも良かっただけに、非常に残念です。