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kirei na kodou
神奈木智さんの初期作品ということで、読んでみました。
攻めがヤクザといっても、ヤクザメインな物語ではなく、立場も年齢も違う二人の恋愛がメインです。
受けが受け受けしくなく、度胸もあって顔もよく身長はそれなりで、最初は攻めかと思っていたぐらいしっかりしています。
つまりは、それだけ攻めがヘタレていると言う事です。
攻めが女と関係を持つ描写があるので、苦手な方はご注意。
下っ端ヤクザ・笹原郁也 ヘタレ攻め×お坊ちゃまな久遠寺暁(高校生)マイペース強気受け
カツアゲされてボロボロな状況でも、大事な写真なのでヤクザであろうと食ってかかる。
相手にしてくれないので跡をつけていって、あっけらかんと部屋の中に入ったりと、度胸がある受けです。
お金持ちで顔も綺麗で完璧なんですが、執着出来るものがないので虚無的な性格です。
郁也と会って心が動いて、初めての恋をする。
ヤクザの俺と一緒にいると不幸になるかもしれないが、おまえだけを不幸にはしないからと。
かなり不吉な告白からして、郁也をヘタレだと確信しました。
そして、更にヘタレエピソードは、色々と追加されます。
一緒に極道したい人
郁也に憧れていた夏彦が二人が同居しているアパートへやってきて、尻のしかっれぷりに仰天する話です。
キレると誰にも止められないという郁也を、暁だけが止められるという猛獣と猛獣使いな仲でもあることまで判明します。
意外な性格の組み合わせの二人で、初期作から抜きん出ていた事がわかったのは収穫です。
後半のエピソードは所帯くさくなりすぎなかと思って、個人的に蛇足感がありました。
エロ:★2 むらむらして受けを襲うというシチュは珍しかったです。
総合:★3 受け受けしくない受けが好みという方には、お勧めです。