茶鬼
watashi no tenshi
『僕の悪魔』の本編その後、クラウディオ視点のお話になります。
やっぱり、好きだ~!!この作品。
何だろうな~甘いんだけど甘さばっかりじゃない。
アホの子受けっぽいんだけど、そうでもない。
すごくわかりやすい単純さがあるんだけど、引きこまれる組み合わせ。
この同人作品はクラウディオ視点になったことで、本編と、そしてその続編『憂える天使』への中間の話として、ファンには是非知りたいお話?
そして、一作目で自分が感じたクラウディオにとっての理玖の存在の位置づけというのが明らかになります。
理玖の件からガゼッラファミリーを襲い、レンツォの兄を殺したドン・モレスキに復讐を果たすクラウディオ
彼のマフィアとしての暗い顔が見えます。
そんな彼の癒しは、家族の待つ家なのですが今では何より理玖なのです。
血の匂いを洗い流し、眠る理玖を自分のベッドへ拉致するクラウディオ。
この理玖の天使のような寝顔、そしてきっとクラウディオの本当の顔を知りながらも、彼の権力や金の存在にも目をくれずに自分だけを見て求めてくれる理玖は、クラウディオの天使なのです。
眠る理玖にいたずらをしかけ、あまくただれた雰囲気で展開されるエロスは本編にもまして甘ったるい程の空気を醸し出していますw
一方、本編の中でフィオレンティーナと結婚したロベルトが新婚旅行で日本を訪れます。
クラウディオの依頼で、理玖の母親を訪ねるのですが・・・
理玖はイタリアのほうが幸せなのです。
フィオレンティーナが日本から贈ったという服をこの冊子終盤で理玖が着るのですが・・・
絵がみたかったぞぃ~~~!!
ショタ風味が更に倍増されそうなwwww
本編に書き下ろしではいっていてもいいな、と思える内容なんですが、やはり同人だけにエロ描写が濃くて、、、満足な一冊ですv