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taoyaka ni koi wa kaoru
大人のラブと言うよりはなんだか子供っぽい感じのお話でした。
前半は不思議な感じのクォーターの受け様で、どこか浮世離れした風
だったのですが、単に恋愛に不慣れで臆病で意地っ張りな
可愛い受け様、でも仕事に没頭してると何も見えなくなる
そして攻め様はリーマンにしては結構態度が横柄な感じなんです。
社を代表して依頼しに行ってる割に受け様に対して上から目線。
敬語は使ってるけど、受け様に対する面倒だと思う気持ちが
かなり前面に出てるんですよね。
でも逆に受け様はそんな攻め様に関心が出てくるんです。
始めは断るつもりだったのに、何故か攻め様を見ていると香水の
イメージが湧いてきて引き受ける事に。
何やら初めから攻め様に好意があるのかも的な設定です。
対して攻め様は面倒だと思いつつ、受け様の何を考えているのか
わからないところや、目を離すと危ないような感じでついつい
気にかけてしまうのです。
そしてそれがいつの間にか気持ちを自覚する前に流れで抱いてしまう。
お互いに気持ちを伝えあわないうちに関係を持ってしまったんですが
攻め様は、それでも何か心に引っかかりがあって受け様に対して
素直になれないぎこちなさをのこして受け様にもそれが伝わって・・・
受け様は間違いなく好きなのですが、攻め様はそれを確信出来ない
でも受け様も同じなんですよね。
なんか二人とも不器用で、そして擦れ違い的に意地っ張りだから
後半まで面倒な感じになってるんですよね。
なかなかラブラブにならない二人にやきもきしちゃうお話でした。