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…一生きみを愛して幸せにする
pure emotion
会社が倒産して無職の受け様が亡くなった母の日記に
海外に行ってみたいとの思いを知って母が行きたかった
場所を1か月の予定で旅行をする事に。
そしてヨーロッパ旅行中に病気の子供を介抱したことで
その子供に懐かれ、兄である攻め様に誘われて攻め様の屋敷に
しばらく滞在する事になった受け様。
歳の離れた兄弟は母親が違うという事で似ていないが
それだけではなくて兄の弟に対する態度に違和感を持つ受け様。
そして自分を見る攻め様の視線にも何処か嫌がっているような
感じがしている受け様。
受け様は弟のマルコの為に攻め様にマルコの思いを告げますが
攻め様は苛立ちも露わに忙しいと・・・
やはりどうやら受け様は嫌われているらしいと感じる。
そしてマルコの病院の付き添いでマルコの母の主治医だった
老医師に攻め様の母親がマルコの母親の為に心労で亡くなったと
そして受け様がマルコの母親に似ていると言われ・・・
攻め様が自分を見る目やマルコに対するどこかよそよそしい
雰囲気の原因を知ってしまった受け様。
その事で受け様は自分がいる事で攻め様を傷つけていると解かり
屋敷から出ようとしますが、攻め様に引き留められる。
そこで全ては事実だが、受け様からマルコの思いなどを
お節介に言ってきた受け様を、面影は似ているが違う人だと
はっきり言われ、今までの態度も改めると、そして過去の
わだかまりも受け様と接するうちに薄れてきたと打ち明けられる。
それからは互いの気持ちが少しだけ近づいて、でもそれだけでない
思いまで育ってしまっていて・・・
攻め様の父親が不倫をしていて実母がその事で悩み苦しんでいた
のを見ていた攻め様、そして後妻にきたマルコの母親が不倫相手とは
知らないで義母として仲良くして来たつもりが義母が亡くなる時
罪の意識からか攻め様に過去の過ちを告白して許しを請う。
それが攻め様の弟に対する微妙な感情や面影が似ている
受け様に対する前半の態度に出ているのですが
なんともピュアな攻め様ですね、マザコンでしょうか?
背景的な重みがちょっと弱いように感じました。