傲慢な王子といらいら姫君

goumann na ouji to irairahimegimi

傲慢な王子といらいら姫君
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌4
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
15
評価数
7
平均
2.6 / 5
神率
0%
著者
森本あき 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
小椋ムク 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
プリズム文庫
発売日
価格
¥571(税抜)  
ISBN
9784775516829

あらすじ

親友の風雅を誘って、北欧の小さな島に卒業旅行にやってきた月朝。着いた早々、超親切な美形兄弟・マティアスとステファンと知り合い、その屋敷におじゃますることになる。マティアスは気の強い月朝を気に入ったようで、ステファンのお目当てはおっとりした風雅らしい。ところが、マティアスの罠にかかりまんまと軟禁されてしまった月朝は、「親友をステファンの毒牙から守りたいなら…」と、ずるい取引を持ちかけられて―。 (出版社より)

表題作傲慢な王子といらいら姫君

祖父の避暑地に兄弟で軟禁されている青年
親友と一緒に攻様に拉致られてしまう大学生

その他の収録作品

  • 冷酷な王子とほんわか姫

レビュー投稿数5

まさかの続き物

 雑誌でチラッと写っていただけの景色を見に来た月朝。
 そこは、、北欧の小さな島で、親友の風雅を誘って卒業旅行にやってきたのだ。
 風雅は、性善説を信じているような素直でまっすぐな青年で、何でも疑ってかかる月朝とは正反対。誰の言われたことでも素直に信じ込んでしまう。ところが、それでいて自分を決して曲げることがないから、口の悪い月朝でも遠慮なく何でも口にすることができた。
 けれど、島に着いて早々、入国管理官だという双子の美形兄弟の弟・ステファンの車になんとも疑いもせず、乗ろうとするなんていただけない。
 必死で月朝は止めるけれども、結局、月朝も一緒に同情することになる。
 けれど、案の定、連れて行かれた先は、二人が宿泊する予定であったホテルではなく、双子のお城のような自宅。
 気の強い月朝を気に入ったマティアスは月朝に、月朝を好きにさせる代わりに、ステファンに風雅に手を出さないように伝える、という約束をしようと言ってくる。
 軟禁状態の月朝は、しぶしぶそれを飲むしかなくて……

 という話でした。
 島についたら、いきなりキラキラした美形兄弟に連れ去られて、軟禁状態にされて……という。しかも、相方のはずの風雅は全然、それをわかっていなくて、危機感がゼロ。
 月朝にとっては頭の痛い話なんですが……。
 これ、実は思い切り途中で終わってて、「ああああああ」ってなりました。
 とりあえず、風雅を守るために、自分の身体を差し出した月朝だけれど、その後再会した風雅とステファンはなにやらいい感じで、それに危機感を募らせた月朝は、それを邪魔するために、今度はマティアスに自分から取り引きを持ちかける、というすっごくいいところで、終わっていて、じたばたとしました。
 その代わり、「冷酷な王子とほんわか姫君」という風雅視点の話が入ってるんですが……。
 ど、どこがほんわかなんですか……?
 という感じの風雅の性格がなんとなくすけて見えて、こっちは冷や汗ダラダラ。
 多分きっと、風雅は月朝が思ってるよりもずっといろんなことがわかっていて、自分の魅力も十分知っているんではなかろうか……? というところがチラホラ。なんとなく、作者さんは「ほんわか」のつもりで書いてるのに、微妙に失敗しているだけのような気もしなくもないですが、これなら逆に腹黒なんじゃ……と言いたくなるレベル。
 よっぽど、月朝の方が素直でかわいいような気がします。
 完全に、ステファンを手玉に取る、小悪魔でしたよ……?

 まぁ、そんな感じで、二組のカップルが織り成すきらきらな王子様との春のバカンスなので、続きを用意してから一気に読むことをオススメします。

1

ステファン×風雅 は萌萌萌くらいで!!!

森本あき先生×小椋ムク先生なんて……
可愛いに決まってるじゃないですか〃><〃

本編は、マティアス×月朝(ツカサ)ですが、マティアスの弟ステファン×月朝の親友風雅のお話「冷酷な王子とほんわか姫」の方が私は好きでした!!

ステファン×風雅で一冊読みたいです><

本編の月朝の意地っ張りなところも可愛いのですが、風雅のほんわか天然だけれど、実はしっかり者というキャラが見事に私のツボでした。

「他人は他人、自分は自分」と普段はクールな考え方をする風雅がステファンに恋してふわふわしているのは悶えるほど可愛かった!!
しかも、好きだけど、キスはダメな理由が「恋を楽しみたい」からだなんて……
そのあともキスだけとか可愛いこと言うし。ステファンじゃなくてもメロメロです!!
風雅は小悪魔ちゃんでした(〃△〃)


これが30ページ弱だけとは……本当に残念です。

もちろんメインカプも面白いですよ!!
森本先生の意地っ張り受けにハズレはないですb


来月、続編というか、完結編(?)が出るそうなので楽しみです。
ステファン×風雅の出番増えるかな……。

0

憧れの地で出会ったのは

今回は祖父の避暑地に兄弟で軟禁されている青年と
親友と一緒に攻様に拉致られてしまう大学生のお話です。

受様視点で親友の貞操をかけた攻様との攻防と
親友視点でその頃の弟カプの様子を収録。

受様は
普通の男子よりは可愛い顔ですが
人並み以上に口が悪く
自分でも性格の悪さを自覚している大学生です。

それでも学生のうちは
その時々で友人を作れば良かったのですが

卒業して社会に出れば
自分の態度が通用するはずも無く
自分を押し殺して生活しなければなりません。

そこで受様は社会人になる前に
今までで一番心惹かれた場所に立って
新生活の活力にしようと親友を誘って
北欧の小島に卒業旅行に出かけます。

受様が目指す場所は
真っすぐに伸びた道路の先に
真っ青な海と水平線が広がるスポット。

しかし小島自体が
日本ではほとんど知られていなくて
日本から欧州の主要都市を経て
4回も飛行機を乗り継いだは良いものの

英語検索でなんとかヒットして予約した
ペンションまでの地図すらなくて
激貧ながらも十数カ国の
海外旅行を経験している受様でも
不安がいっぱいです。

でもこの旅行に一緒に誘った親友は
美人で超天然でのんびりしていて
人が良い上に海外旅行初体験!!

なのに英語はペラペラな親友は
海外でも日本並みの警戒心のなさで
案内について行ってしまうのです(笑)

受様の不安は
嫌がおうにもますばかりですが
なんと
受様の入国審査を担当した男性が
宿まで送ってくれると言いだします。

この男性こそ受様のお相手になります♪

攻様は息をのむほどの超美形。
親切心から言ってくれているのかもですが

受様達の受入れで
今日の仕事が終わるからって
審査官がそこまでするのって有り?!

しかし受様の警戒もむなしく
攻様の弟に審査を受けた親友は
既に彼とかなり親しくなっていて
結局は送ってもらう事になるのですが

受様達が送り届けられたのは
攻様達の暮らす居城で

実は攻様兄弟は三年近く島に軟禁状態で
観光客をさらってきては自分達の暇つぶしに
付き合わせていたのです!!

そして今回攻様は
弟が親友を狙っている阻止したいなら
自分の言う事を聞けと言い出します!

親友のためと攻様の条件をのんで
攻様に抱かれる受様ですが

受様の思いも知らず
親友は弟と仲よさげなのです(笑)

こんなで三週間も耐えられるの?!

目的のためなら犯罪にも手を染めて
超ゴーイングマイウェイな攻様と
口が悪くて気が強くて猜疑心も強くて
意地っ張りな受様のラブコメです♪

攻様達兄弟は
裏世界との繋がる祖父の元
様々な英才教育を受けて育ちますが

祖父を出しぬきたい為だけに
犯罪行為を犯して大金を盗み出したが故に
祖父所有の小島に軟禁されていました。

ハッキングが得意な攻様のせいで
ネット環境の遮断された小島では
兄弟の退屈を紛らわせるものはなく

島の観光客で遊ぶくらいしか
楽しみはありません(苦笑)

客観的に見ると
美貌の攻様達兄弟の城で
宿&食事代もロハなバカンスは
そう悪くはないのですが

事実親友の暮らしは
↑な通りなのですよね(笑)

無邪気な親友が
好き嫌いで相手を陥れるという
攻様弟に狙われていると知った受様は
彼を守らずにはいられなくなり

受様は
嫌がる相手を落すのが好きな
攻様のわざとらしい提案に
のってしまうのですよね。

本作は2ケ月連続発刊の前巻なので
受様がまだ対抗意識を持っている所で
次巻に続いています♪

今回収録の短編は
受様が勝手に迫られていると思っている
親友と攻様弟の様子になりますが

受様の目だけが曇っている事が
バレバレな2人の様子に
受様がいつ気付くのか(笑)

まぁ、
4人の恋の展開は見えてますが
続きを楽しみに待ちたいと思います。

今回は森本作品から
拉致&監禁されて迫られる受様のお話で
『王子様にとらわれて』をご紹介作とします。

0

まだ続きます…。

森本先生の作品は好きなのに、この作品はダメでした…。
_| ̄|○
表題の主人公の月朝(受け)が嫌いで作品に入り込めなかった。
この受け、意地っ張りというよりも、わがままで口も悪いし性格が悪い!
序盤で「俺よりブスのくせに、なんでそんなに自信があんの?」と言った主人公の言葉、最低です!
ヽ(`Д´)ノ
社会人になったら上司に言いたい放題言う事は出来ないから、その時になったら自分を押し殺すと言う受け。
社会をなめるな!と腹が立った。
ヽ(`Д´)ノ
最初の数ページで怒りまくりの作品でした。
だから本当だったら「しゅみじゃない」の評価でしたが、もうひと組みのカプによって「中立」にさせて頂きました。

月朝が大学の卒業旅行に親友である超天然の風雅(受け)と一緒に小さな島へ行き、そこで二人の兄弟に知り合い、滞在期間中、城で過ごすことになります。
この兄弟、色々悪さ(犯罪含む)をしてしまった為に祖父からこの島に軟禁されてしまったのですが、退屈しのぎで、旅行者が来ては気に入った人を城へ連れてきています。
だけど無口で冷酷な弟が風雅を気に入ってしまい、それを阻止してもらう事を条件に兄の方に抱かれる事にした月朝でした。

性善説の教えの通り、人を疑う事を知らない風雅だとあるが、そうでもない気がした。
確かに天然で人を疑ったりしない風雅だが、彼は育った環境が純粋培養だとは言えないものだったし、彼なりに色々考えてたんだと『冷酷な王子とほんわか姫』で分かった。

この本で完結だと思って読んでいたので、続きがあると知り愕然。
_| ̄|○
弟のステファン×風雅の話は気になるのだが、兄のマティアス×月朝はもう読みたくない。
ヽ(`Д´)ノ
それぞれ一冊ずつの本にして頂けたら嬉しかった…。
o(TヘTo)

0

再確認

うーーー

この手の、

ワガママ王子に拉致監禁☆

系のは、、、

やっぱり、


苦手。

超絶美形で、超お金持ち、なんでも出来る王子様が、自分の気に入った子を拉致って、好きだからって、つい、いじめちゃう。
そして、
攫われてきた一般庶民の受けが、流されまいとツンツンしながらも、結局は流されて、
肉欲に溺れちゃって、、、

多分、ワガママ王子がダメなのかなぁ。
月朝の的はずれな自己陶酔も可哀想すぎるし、
そもそも、傲慢なワガママ王子よりもっと嫌いなのが、風雅みたいな天然だったりして、、、

小椋ムクさんのかわいい挿絵以外は好きになれる要素がなかった。

0

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