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koisuru kangaroo
玉木ゆらさんのほのぼのとした作風が自分はなかなか好きなんですな。
前作で恋人同士になった敦也〔攻〕と七生〔受〕は今回は大学の研修でオーストラリアに行く事に。
そして前作でダチョウに求愛された七生は今回はしっかりカンガルーに求愛されてます!
グローバルに動物に愛される男だな!
もう恋人同士になったので更に雰囲気はほのぼの、スティ先の娘も波乱を巻き起こす程でもないしね。
平凡なほのぼのとでもいうんでしょうか、この作風は好き。
ただまあ前作のダチョウには負けたかなー>カンガルー
巻末の七海さんのオマケ漫画が可愛かったのでちとオマケ気味の萌評価とします。
前作、ダチョウに求愛される農大生の苦悩もといww恋の成就までのお話が大変に愉快でお気に入りだったのですが、続編が出ました。
しかも今度はカンガルー!!
主人公・七生はどんだけ動物に愛されるんだろうww
そして、カンガルーだけに全編オーストラリアロケ敢行!wwではなくて、オーストラリアへ研修旅行へ出かけるお話で成り立っています。
今回のお話も年齢相応のとても身近でリアルな大学生活が満載で、この年代にふさわしい気持ちの揺らぎや、思考やモブの在り様にとても親近感を持ちます。
懐かしの大学生時代?
お話としては、さほど大きな事件があるわけでもなくすれ違いを通して相手がまた見えてくるといった展開で劇的とか感動的というものはありません。
でも、ほのぼのしていて、ぶっとびすぎていないところが誠実でいいのです。
萌えどころは・・・・やっぱりカンガルー?www
ゲイではないけれど好きになって自分から告白して、イケメンでモテメンの白川と恋人になった七生。
夏季休暇を利用して所属する動物資源科学科の2、3年と他の科の学生達とオーストラリアへ研修旅行に行くことになります。
コマメなメールやフォローで愛されているって自覚のある七生だけど、四六時中、他の学生達と行動を共にする中で二人の甘い時間を持てるはずもなく、人気者の白川の周りにはいつも女子が取り囲んでいたりして七生は不安を覚えるのです。
実際のところ、七生の一人思い込みなのですが、二人きりで話せない事の不安や、人が知らない二人の関係だけに、外から入ってくる噂に不安になるのは、以前人見知りであり、積極的でない割りと地味な性格の七生だからこそ起きるものですね。
白川は自信があるからマイペースでいて、七生の不安を否定するんだけど七海が突っぱねちゃう。
前作で七生の背を押した存在で、とても気になる人物の黒瀬もいい絡みをするんですが、やっぱり何と言っても白川の一番のライバルはカンガルー!!
農場研修の場面で登場するのですが、何かこのカンガルーいい奴なんですv
場面が絵で浮かんできて、すごく面白かったデス!
冒頭に、前作ライバルのダチョウも登場してつぶらな瞳で見つめていますw
一番の七生を不安にさせたのは、フェイスブックへの白川の書き込みの一言。
あれは七生でなくても勘違いするでしょう。
いい解釈をすれば、白川が七生へのスケベ願望ってことだとは思うんですが、、やっぱりそうは解釈しずらい。
そして、その言い訳が全く男らしくないぞ!!
今回ずっと一緒に行動していたことで、同級生の紺野(女子)が七生を好きだってことがわかったんですが、ニブチンの七生だっただけに自然に振られたことになるのかしら?
そして、相も変わらず黒瀬が気になる!!
彼のプライベートが知りたいな~~~
七生は地味で目立たない存在だけど、じっくり付き合ったものだけがわかるいいところを沢山もった、良い男子ですよね。
ちょっと奥手すぎるけど、それでもごくごく普通の男子なんじゃないかな?
今度はどんな動物に求愛されるんだろう?
続編があるかどうかは不明ですが、この作品のカプは今のところ安泰。
就職の頃、また七生がぐらつきそうな感じがします(←勝手に予想ww)
前作程のインパクトと面白さはないけれど、それでも充分に楽しませてもらいました。
やっぱりラストの七海さんのマンガが面白いです。