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okizari no tenshi
原作未読
完全にネタバレします
聞く人を選ぶ作品です、
ストーリーを本当にネタバレすると
↓↓↓
ネタバレ注意
前半〜後半近くまで
現実逃避する受けの夢の中の話 です。
現実世界で学校をテロリスト(話すとややこしくなるので簡略化します)によって占拠された際、受けをかばった攻めが傷つけられるのを皮切りに、過去に両親をなくした受けは「自分を置いてみんないなくなってしまう」という恐怖から攻めと離れることに恐怖心を抱きはじめる。(ずっと攻めと一緒にいなければいけない状態に)テロリストは救助隊のおかげで何とかなったけれども、手当が必要な攻め。一時的に離れなきゃいけない、となったんだけれど「自分のそばから攻めが離れる」という恐怖心に打ち勝てず、受けは気を失い、そのまま夢の世界に…。
夢の世界は作品冒頭からの話。主人公、攻め、従兄弟と共に学校生活を送っている。そこに地震が。被害はあまりなかったけれど何故か電話などの電波が通じない。学校から外に行こうとすると死んだかのように人が倒れていく…。時間が経つにつれその倒れていく範囲が狭まっていき、人がどんどん減り集団パニックに…。
でも受けが無意識に作り出した夢の世界なんですよね。無意識だから受けはそれが現実だと思ってる(周りの人は受けが夢の中で作り出した人達)。怖いと言いつつも受けは何故か「大切な人がそばにいてくれればそれでいい」って考えが根底にずっとあり、「攻めが自分のそばにいてくれたらそれだけでいい」とヤンデレ化しだす。
主人公の夢の中だから最悪の状態が続く中でも主人公のいいように話は進む。(主人公の大切な人は死なないし、主人公も死なない)だけれども、心の奥底では「ダメだ」と思ってるのかな?最後の最後に夢の中で従兄弟が「これはお前の作り出した世界だ」って言い始める。でも主人公の都合の悪い話のため従兄弟はその場で主人公の夢の住人から消え去るんですよね。(悲しい)
最終的には夢の中の攻めが諭したような形で主人公を「夢から覚めなきゃ」って形にさせ目覚めるんですけど…。
現実世界の方ではその攻めが主人公が目覚めるのを待っていた。描写はなかったけれど言葉から、現実世界ではテロリストに襲撃されてから1ヶ月経っている。主人公はそのあいだ眠り続けていた(話的には夢の中の世界をみんなが死んだらリセットされまたはじめからのエンドレスで夢を見てた)。
攻めが見てる前で主人公は目覚める、攻めは喜ぶし主人公も「夢から覚めることが出来たんだ」となるんだけどラストの一言。
「悪夢の方が幸せだった、夢を見ている方が楽だった」(覚えてる範囲で書いたのでちょっと違うかも)
このセリフが作品の本当の最後で、ちょっと引っかかったんですよね。
何故悪夢の方が良かったのか。
勝手な仮説から話すと、「夢の中で主人公と攻めは付き合っているのだけれど現実世界では付き合ってないんじゃないか」と…。
話の冒頭で攻めは主人公に告白するんです、「お前が好きだ」と。戸惑いながらもその攻めの気持ちを受け入れ、学園内がパニックになりながらもいちゃこらして盛っちゃう…って話なんです。
けれどこれ…全部描写があるのは「主人公の夢の中の話」なんですよね。攻めとくっついて、攻めといちゃいちゃするってのは。
現実世界でも攻めは主人公を大切に思っているようで目覚めるのを待ってるっていう描写はあるのですが話的には「単に友情から」ってのでも通じる話なんです。
夢の中だから自分の都合のいい話になる
普段の私たちの世界でもよく言われる話ですし、夢の中の従兄弟の最後の言葉もそんな感じでした。
だから…この話は本当に
「主人公の夢の中の「本当はこうだったらいいのに」という願望の話」
だったのではないか…。
そう考えると、作品内で人が死んでいく、消えていくって恐怖よりも、最後の最後のセリフで本当に怖くなりました。
恋愛というものを恐怖と連携して描写しているのが面白い。微妙に怖かったりそういった雰囲気の作品は見かけますが、音声でここまでがっつり「怖さ」を体感するBLCDは珍しいかなと。
この作品の聞きどころとしては、まず脇役だけどキャラが目立つ日高くんでしょう。…鈴木さんファンの贔屓目かもしれませんが^^;恐怖にさらされ、内に秘めていた凶器的な感情が露呈するシーンをとても好演なさっています。ヤンデレとは違うと思いますが、豹変する演技が本当にお上手ですね。
そしてメインのキャストは、武田さんの儚いきれい系の声が作品によくマッチしています。羽多野のさんの低音も、作品の怖さに同調するかと思いきや、揺るがないやさしさを滲ませていて素晴らしい。
ディスクが2枚ある上内容がホラーなので聞きやすい作品とは思いませんが、一風変わったBL表現がなかなかのクオリティで再現されているので私は好きな作品です。
高評価なのは、ホラーが好きなのとそれをBLでやったという試みに対する賛辞です(笑)
一つ不満があるとすれば、恐怖が意外と簡単に解消されるんだなあと、ネタばらしがあっさり最後にあるのでホラーとして少し物足りないなと感じることでしょうか。
やるならもっと徹底的にやればいいのに…と思いつつ、ほかにこういった試みの作品が音声化されることを期待。
キャスト買いだったために内容全然知らなくて。
あらすじ読んだ時にはこんな展開だと思ってなくて。
なんというかホラーでした。
フツーにホラー。
もちろんBL要素はあるんだけども、印象としてはホラーな面の方が強い。
それともホラー苦手だから余計になのかな?
地震が起きて学校内に孤立する生徒たち。
外へ出ようとするとまるで銃にでも撃たれたようにバタリと倒れて事切れてしまって。
徐々に徐々にその生存スペースも減っていって。
1部屋、また1部屋とデッドになる。
果たしてここから生きて出られるのか―――。
みたいな感じで、最後にはちゃんとその種明かしがされてるんだけども。
とりあえずこわかった。
バタリと倒れる音だったり、それを目にした生徒たちの悲鳴だったり。
悲観的になって屋上から飛び降りちゃったりする子たちもいて。
BGMとかもちゃんとホラーな感じだから、きっと原作よりも音になった方がそういうこわさはあったんじゃないかと思う。
そういうホラーではあるけれども、もちろんBL。
BL展開もあります。
圭一と高坂の中は進展するし、それに伴って徹平が自分の心情(真情)にも気付くし。
武内くんの嶋中は過去のトラウマからちょっとおどおどというかびくびくしてるところもあってかわいかった。
それでいてえちシーンはえろかわいくていろっぽい。
羽多野くんの高坂は普段生徒会長として落ち着いた面があるんだけども、時には声を張り上げたりもするし。
えちシーンの切羽詰まったというかがっついてる感じみたいなのもステキだ。
たっつん(鈴木さん)の徹平は3人の中では一番変化が激しかった役。
切羽詰まったらこんなふうに変化しちゃうこともあるのかな?
そして、今回個人的に実は勇者なのではないかと思っているキャラが三木。
フリトでこれ聞いて三木ファンが増えたんじゃないかって話してたけど、私もそう思う。
独特の喋り口調とやり口。
そして、なんといっても去り際がかっこよすぎる。
三木、いいなぁv
フリトは羽多野くんと武内くん。
2人とも出しきったようで疲れた様子。
羽多野くんは「三木」とキャラの名前を呼ぶのに緊張した模様。
たっつんは別録り。
たっつん終わりのフリトがたっつんのフリトをふまえたふうになっていたが、たっつんは一切その件には触れていない(たっつん紹介の羽多野くんの「鈴木たつお」は訂正してたけども)
特典フリトも羽多野くんと武内くん。
いろいろ話してた気がするけど、やっぱり気になる会話は「三木」について。
「三木」って何度も呼び捨てにした、とどこか得意げな羽多野くんに、「そんなこと言ってていいのかな~。知りたい人は羽田野くんの事務所のホームページを…」な武内くん。
で、結局は「詳しくは81プロデュー…」って自ら言っちゃってるし。
…あの先輩のことですね、ふふ。
こんなところで話題に(ホントは違う。キャラの話のはず)されるなんて。
あとは一生懸命夢の話をする渉を「はいはい」って感じのテキトーな相槌で流す武内くん!(笑)
たっつんはここで別録りを暴露。
真面目に語った後に夢の話をしてました。
確かに徹平にはもう少し先までイッてほしかった気もする。
しかも、最後は謎かけ。
謎かけ!?と思ってたら、どうやら2人にフラれてた模様。
武内くんに「たつっち」て言われてた(笑)
謎かけの出来は………。
原作未読です。
BLCDは夜真っ暗のなかお布団のなかでぬくぬくと聴くのが常なのですが、今回はそれが仇になりました。
もともとホラーチックという情報は頭にいれていたのですが、ビビリなせいもあって、過剰なSEにビクビク…。
原作読んでいないのでここで書くのもおかしいですが、さぞ原作は門地先生の挿絵がマッチしていたでしょうね。人間の闇を描かせたらBL界の頂点にたてるお方ですもの。
BLよりもホラー味のほうが強いのでストーリー重視の方は聴き応えあるのではないでしょうか。
半分程度聴いたところで顛末が読めてしまうのが難点ですが、それがあってもグイグイ聴かせるエンターテイメント性に優れた一作です。
BLにしては珍しいくらいサイキックホラー。BLの懐って大きくてスゴイ。
今作の場合はエロ描写は不要だった気がしますが、フリトで鈴木さんも仰ってたように、もう明日死ぬかも的な状況になったら人間、同性でも構わなくなるような気がしますし、かつコトに及んでしまうのも無理ないかもしれません。
汚い言葉を使うと、乱交沙汰になっても本当はおかしくない。逆にそういうことしていないと精神崩壊してしまいそうな危機的状況。そんなBL(苦笑)
羽多野さんと鈴木さんが名演でした。
特に羽多野さん。もう羽多野攻大好き!格好付けてるけど幼い感じが堪りません。
最後の最後のセリフで、「あれこれバットエンド?」と思ったのは私だけでしょうか。
これで夜光先生のお話に触れるのは3作目なんですが、先生はサイキックものがお好きなんですね。
ただ毎回散らばった伏線を全部回収してくれないので、そこがモヤモヤします。勿論今作も。
妙にオチがすんなり当てはまらないような気がするのですが、中盤で聴かせてくれたのでまーいっか!(苦笑)
寝付けない夜におすすめ。さらに眠れなくなることうけあい。
原作未読です。
届いてすぐに聴いて、
「ある意味微妙やな~」と思いながら聴いたのに
もう既に五、六周はまわしてます。
「漂流教室」的な展開と噂に聴いていたわりには
意外に(思ったよりは)怖くなく、でも
ホラーチックな展開めあてに聴くとあてがはずれる感じ。
でも怖いの苦手な人は避けたほうがいい気もするし
パニック展開に耐性のある人は最後のおさめ方で
「ええええええ~~~~~!?」になる可能性大…。
自分は何回聴いても最後のオチでがっくりきます。
や、そこはほんとに人を選びそうに思えて仕方ないっす。
自分は羽多野さん買いだったので
そういう意味でははかっこよい頼れる羽多野さんが聴けて
フリートークとのギャップも楽しめて!(笑)そこそこ満足。
武内さんもかわいかったです。
武内さん、とにかく羽多野さん相手のときが大好きです。
(というか、わたしはどうも攻め役の羽多野くんを熱愛してるようです)
一回三木さん(先輩の眞一郎さんのほう)相手に攻めをやって欲しいと熱望。
鈴木さんも癖の強い役で存在感ばっちり。
鈴木さんはこういう変化のある役がほんとはまりますね。
ボードゲーム愛好会の三木役の人も良かったです。
先の展開のわかっている二周目以降も楽しく聴けたのは
この二人のキャラのたち方がよかったおかげかも。
主役二人はどちらかというとエロ方面に励んでいた印象(え?)
「そこで!?」って場面でも確かにやたら盛ってました。
子孫保存の法則ってやつでしょうかね。(や、子供はできないけども!)
自分あんまりエロシーンに萌えない(とばしたくなる)方ですが
羽多野さん攻めだけは楽しく聴けてしまうから不思議。
このCDもなんだか非常に楽しかったですエロ方面。
羽多野さんは本当にうまいな!(そこかよ褒めるとこ)
誰とやってても呼吸がうまくかみあってるように聞こえます。
(勿論エロ以外もお上手なんだとわかってるんですが!)
漂流教室展開に萌えがあってキャストが好きなら充分買いです。
ちょっと心配な方は原作チェックしてみた方がいいかもしれません。
フリト、三木トークもちょこっと聴けて楽しかったです。
「三木」って言ってたのに結局「三木さん」に言いなおす後輩くんに萌え。
尚のこと羽多野×三木(逆でもいいけど)が聴きたくなりました。
原作既読、学園パニック状態や状況をどうやってドラマ化するのかが気になったのと好きキャスト揃いだったので購入決定。
ある日突然、学校に異変が起きて校舎内で次々に人が死んで行くというSF学園モノ。
先ずは校門、そして校庭と学校の色んな場所に死が襲って来ます、デッドと呼ばれる死の領域は一時間で一部屋ずつ広がり生徒達を追いつめて行く、そんな一風変ったBLストーリーです。
メインキャストは皆合ってました、特に一番イメージがぴたっとハマってたのは徹平役の鈴木達央さん。
当て馬的キャラですが存在感ばっちりでした。
エロシーンは多くも無く少なくも無く標準量ってとこかな、武内さんの喘ぎ声は可愛くてエローい!
まあこの緊急時に呑気に恋愛してる場合じゃないだろ、何やってんだとちょっと思わなくもないですがこの辺は原作からしてそうなのでしゃあないですな。
原作でも独自の味を出してたボードゲーム愛好会の三木がCDでもまたいい味出してます、最後の方とか格好イイよ!三木!
羽多野さんの優し気な包容力のある声は大好きー。
若手キャストなので比較的高校生役が無理無く自然っぽいとこが地味に良かった気がします。
パニック物なのでもっとぎゃーすかうるさいかと危惧してたんですが叫び声はこう遠くから聞こえる感じでキンキン来たりはしてなかったですよ。
フリトは本編内と特典フリト、どちらも羽多野さん、武内さん、鈴木達央さんの3人。
鈴木達央さんは別録り。
原作未読の方が楽しめるので(最後、ええーーってなるかもだけど)聞いた後に原作読んだ方が良いパターンだと思います。