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俺の愛はお前を壊す
以前こちらのコミュニティで話題に出ていた為、あらすじを読み、即購入しました♪
長瀬(攻)と深見(受)は、小中高、大学も同じ、そして部署は違いますが、
勤め先までも同じという長い付き合いです。
会社は、レコード会社のプローモーション部(と他の部)いわゆる芸能系で、
個人的に仕事内容の説明が長くて、分かり辛いのかな~と思いましたが、
全くそんな事はなく、とても読みやすい文章で、サクサク~とお話の世界に入っていけました。
仕事、学力、運動面、全てにおいて、秀でている長瀬(攻)ですが、
両親から愛情をもらえなかった為、人付き合いが苦手です。(というか、あんまりする気がない)
深見(受)は、温かい家庭で育ち、とても優しい青年で、
長瀬に温かく接し、色々な面で支えている深見に、とても好感が持てました。
小さい頃、長瀬に唯一見返りも求めず、何度も優しく声をかけてくれた深見に救われ、
長瀬にとって深見は、冗談を言ったり笑ったり、出来るたった一人の大切な人です。
そんな所に、上司の奥村が出てきて、長瀬は今まで隠していた恋心(と呼ぶには重い・・:笑)を
深見(受)にぶつけてしまい、二人の関係は・・・・!?
とハラハラの展開にページをめくる手が早まりました(笑)
最後に奥村に対して真っ直ぐに、自分の意見を言う深見は、とても男前で、格好良かったです。
奥村は嫌な人なんでしょうけど、
「誰でも最後は一人で死ぬんだよ。寂しいなんて感情はもっとも煩わしい!」
と言う台詞を読んで、その言葉を自分にそう言い聞かせる事で、
自分を保っているのではないかなぁ・・・と思い嫌いにはなれませんでした。
一番印象に残っているのが、長瀬が、深見の幸せを思って女性と結婚し優しい家庭を築きたいと
思うんだったら、俺は一歩さがってそれを見守るつもりでいた。
というシーンが有るのですが、読んでいてじんわり泣きたくなりました。
(相手が男なら絶対許せない!!となるのですがね・・笑)
最後の締めくくり方も、とっても綺麗で私も久しぶりに映画が見たくなりました。
また後日談も有り、とても読み応えがありました。
ストーリー的には王道の展開なので、
ある意味安心して読めるのですが、
なにしろ敬吾の愛が重い。
一歩間違えば、きっとホラーになりそうな愛情深さ。
優一はそれに気づかなかったから、長年友人でいられたのかなと。
そこに登場する奥村さん。
私はこの人、そんなに嫌いじゃなかったな。
奥村さん視点で番外編とか読んでみてみたいくらいは気になります。
それと、優一が意外に男前でかっこ良かった!
奥村さんと対峙するところとか、敬吾よりもずっと男前!
それでいて、短編で見せたような可愛さもあって、
そんな優一を手に入れた敬吾は、ホント幸せ者!
犯罪者にならなくてよかったね!
せっかくの芸能関係だっので、
お仕事絡みの展開とかあると、もっと面白かったかも⁈
とにかく明るくて、可愛くて、男前な優一に「萌×2」
秀香穂里先生による執着攻めもの。
本編と、短編の「純恋」が収録されています。
主人公CPは15年来の幼馴染。
攻めは頭良し、顔良し、家裕福、のハイスペックな敬吾。
しかし敬吾は親からネグレクト的にほったらかされ、人並みの愛情を知らない子供だった。
そこを救ったのが、近所に住んでいた、ごく普通の家庭でしかし愛情いっぱいに暮らしていた優一。
優一は誰とも親しくしようとしない敬吾にしつこく声をかけ、家に招いて家族として付き合う日々。
そんな優一に孤独な心を救われた敬吾が、優一を唯一のひと、と思い定めるのは必然。
小中高は同じ学校、大学も敬吾はもっと上位の大学に行く能力があったはずなのに優一と同じ大学に進み、なんと就職も優一と同じレコード会社に決める。
しかし、25才の今まで恋心を抱いている素振りは何も見せなかったわけです。当然優一も夢にも思わず。優一の上司として一人の男性が現れるまでは…
この上司・奥村はキレ者で、優一はじめ社内の皆がその手腕に憧れ心酔するような存在。
そして奥村は敬吾が優一に歪んだ執着を抱いている事を見抜いて、優一に揺さぶりをかけ…
嫉妬に狂った敬吾が優一を手酷く犯す…!
優一はグルグルと悩む訳ですが、結局は敬吾を受け入れる流れ。
一方奥村は策に溺れるというか、仕事上で敬吾を陥れるのです。
…そのあとは、自分を犯した敬吾、それでも自分も敬吾の事を深く知りたい、という優一の描写が続き、敬吾の熱すぎる執着を受け止め、自ら敬吾を求める優一の姿が描かれます。
「純恋」
敬吾の狂おしい一方通行の恋情の日々を経て、セクハラ上司奥村の揺さぶりで思いがけず幼馴染から恋人に関係性が変化した敬吾と優一。
2人一緒に赴いた札幌での出張の夜。
今夜は自分が敬吾を焦らしたい、と思う優一のエロさが炸裂。
すでにCPとなっている2人の、甘々な夜の描写。
敬吾は優一の両親に2人の関係をカムアウトしたいと言う。
優一は、驚くだろうけど、受け入れてくれる、絶対に応援してくれる、と太鼓判。
男同士の恋の成就と、これからの幸せを感じさせるラストでした。
表紙がもうね、めちゃくちゃ好みで、、、、
あとがきによると、花はテッセン、だそうです。クレマチス。
花言葉が「縛り付ける」ということらしく。とてもストーリーに合っていて、攻めの敬吾がとても素敵に書かれています!
お話の方は、長年の親友関係が、受けの優一にちょっかいを出す上司が出てきてしまい、抑えきれずに敬吾は優一を強姦まがいに抱いてしまうという。
これ、親友という名の恋愛関係だから許されるやつですよね。右手にメス、左手に花束もそうでしたね。
男女間で親友は成り立つのか?の問いがありますけど、あれって異性だから恋愛へのハードルが低いだけでで、同性同士でもやはり親友から恋愛関係になることはあるんだろうな。
だこら異性関係でも親友はあると思う。
話がそれましたが、あっさり敬吾のとを好きだと自覚しちゃうところはBLならではでしょうけど、なにより奥村にはっきりと拒絶し、喧嘩を売った優一が男らしくて痺れました。
これぞBLの醍醐味。
その後は、二人のラブラブ話で、ニンマリ。
続編が電子で出ているので読まねば…優一の両親へのカミングアウトも書かれているのかな〜
今回は企画部でも生抜きの戦略チームの若手社員と
企画部一般タレント担当の若手社員のお話です。
受様に目を付けた上司の策略に揉まれながら
幼馴染から恋人にステップアッブするまで。
受様と攻様は幼馴染です。
2人は小三で出会って以来
中高大を経て就職先まで
常に一緒に過ごしてきました。
攻様の両親は貿易業を営み
一人息子にあまり構う事無く育てた為
新が強く存在感はありますが
寡黙で無愛想です。
対して受様は
ごく一般的な普通の家ですが
穏やかな気質の両親の元、
人見知りも無く誰にも接する
親しみやすい人柄です。
容姿も性格も正反対な2人は
社内では「癒しの受様と脅しの攻様」と
からかわれてるほどです。
優しく穏やかな受様は攻様との関係が
このままずっと続くと思っていたのですが
一人の男の存在が
2人の友情に大きな亀裂を打ちこみます。
その男とは
異例のスピート出世を果たしたやり手で
受様の直属の上司となった人物でした。
彼は爽やかな笑顔で離しやすい人柄で
歓迎会でも多くの人に声をかけられる程ですが
攻様に対しては妙に含みのある態度をとります。
そして受様にも
攻様が受様に対して抱いているのは
友情じゃないと口にして
彼より自分を選べと迫ります!!
全てを上司の冗談と思おうとした受様ですが
受様からその話を聞いた攻様は激昂、
受様の態度を詰った挙句に
独占欲から受様を強姦してしまいます。
受様を失った攻様は
仕事でも致命的なミスをしてしまい?!
果たして攻様の進退は?
そして2人の関係の行く末とは?!
タイトルと表紙絵だけで
もうすぐに2人の関係が判ってしまう
王道な幼馴染同士の恋物語で
受様に惚れてる攻様がキレた挙句に
受様を襲っちゃうお話です(笑)
親からの愛情を感じずに育ち
他人に対する情を知らずにいた攻様は
孤独で有る事の淋しさをを知らずにいますが
誰にでも親身で優しい受様が
2人でいる事の温かさを教えた為に
攻様は受様に出会って以来
大きく気持ちを傾けていきます。
受様を狙う上司の登場で
受様を押し倒してしまう攻様ですが
ココからどうやって挽回するのか
受様がどうやって攻様を受入れるのかが
この展開のお話で大きな鍵ですよね♪
本作は
上司の狙いが受様本人と言うよりも
攻様の失脚にあったり
受様が攻様に頼る性格では無く
攻様の矜持を支えられる気概がある男前さで
件の上司に対しても一歩も引かずで
2人がまとまって
仕事でポカった攻様が立ち直る最後まで
ドキドキポイント満載で
とっても楽しく読めました♪
本作はフェア店限定ですが
番外編を収録した特典ペーパー付き。
本編終了後の後日談ですが
攻様の嫉妬が溢れるお話です(笑)
今回は本作同様、同級生の恋を描いた一作
妃川螢さん『狂愛 -不器用な恋のゆき先-』を
ご紹介作としますね。