あらすじ
出版社に勤める24歳の吉見和宏は、人事異動で「月刊釣りライフ」編集部に配属された。釣りなどやったことのなかった和宏は、紹介された釣具屋の息子・加納洋司に釣りを教えてもらおうとするのだが、加納は何故かいい顔をしない。だが、負けず嫌いで船酔いにもめげずに頑張る和宏に、次第に加納も打ち解けていく。和宏に下心のある同僚や、かつての加納の恋人らとのやりとりを背景に、友情を越えてお互いがかけがえの無い存在と変わっていく様を描く、フィッシング・ラブストーリー。
表題作サーフェスの魚たち
- 攻加納洋司,釣具屋の息子
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- 受吉見和宏,出版社勤務,24歳
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