恋愛モジュール

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恋愛モジュール
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×25
  • 萌11
  • 中立5
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
8
得点
73
評価数
28
平均
2.9 / 5
神率
10.7%
著者
栗城偲 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
RURU 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
価格
¥560(税抜)  
ISBN
9784403522727

あらすじ

非社交的でPCオタクな島垣がリーダーになったプロジェクト・チームに新しく入ったSEは王子様みたいなイケメンで・・・プログラム修正不能の恋!?
(出版社より)

表題作恋愛モジュール

新規採用のSE
30歳,ソフトウェア会社のプログラマー

その他の収録作品

  • 恋愛ノード
  • あとがき

レビュー投稿数8

仕事の修羅場くらいしか印象に残るシーンがない……

萌えにするか、中立にするか迷いました。
可もなく不可もない作品でも、何か一つでも楽しめるところとか、この作品ならではの魅力が感じられる場合には萌にするのですが、そういったものも特にないので中立です。

攻めも受けも社会人なんだけど、どっちもどことなく幼い感じがしてノリきれず。
特に受けは挿絵でも、とても30歳には見えないんですね。

そして30にもなって、仕方なくプロジェクトリーダーになってしまったとはいえ、メンバーの初顔合わせでなるべく相手と目を合わせないようにしてる姿に、なんかため息が……。
受けは小さい頃から人見知りが激しくて、コミュ力が不足してるのは自覚してるんだけど改善する気はない。
仕事なのに人見知り全開にしてる30男ってなんなの??と思ってしまった私は、厳しすぎるんでしょうか…….

受けは、受け兄とその親友から幼い頃から何かと可愛がられて、放っておけない可愛いタイプ扱いされてるんだけど、そのまま大きくなってしまったって感じなんですね。
だけどさ、そういうのが許されるのは20代前半までだと思うの……。

そして当初は攻めと分かり合える気がしないとまで思っていたのに、予定調和的に好きになってしまうし……。

恋愛面で印象に残るシーンがないんですね。
お仕事面ではブラック全開の修羅場シーンはあったけど。



1

職業モノBLは難しい

自分がIT業界にいるので用語や状況は理解しながら読みましたが、そもそもデスマーチってこういうものではないし、説明されているバグやミスも初歩的すぎて実運用されているシステムの話とは思えないレベルのものばかりなのが最後まで気になりました。
たまに見かける「なんちゃってIT業界」にはなっていないので作者さんは色々と調べた上で書かれてたのだと分かりますが、その情報を盛り込むことに重点が置かれている印象で、もっと恋愛部分に文字数を割いて欲しかったなーと思います。
自分の知らない業界を描いているとしても、ここまでの情報は要らないよ…となったでしょう。職業モノBLは匙加減が難しいんだと再認識しました。
あと挿絵が可愛すぎて2人とも高校生ぐらいに見えます。

1

さらさらと読みやすい

小さなIT会社のお話です。
他の作家さんのものに比べればお仕事BLというほどではないのですが、舞台はほぼ社内なのでその色は濃いと感じられる方もいらっしゃるかなあ。


受けはプログラミングが好きなため今の職についた、島垣。
歳の離れた兄に世話を焼かれて育ったせいで、人間関係を築くことが大の苦手です。

攻めの藤森は中途採用で島垣の下につくこととなった、SE。
性格は島垣とはまったく真逆で、人懐こく王子様のような容姿を持ち世話焼き。


真面目で一人で黙々と仕事をしたい島垣と、大雑把でマイペースな仕事をする藤森。
性質の相容れないふたりのラブストーリーです。
くっつくまでと、つきあい始めてからとに話は分かれています。

最初、かなり藤森に苦手意識を持っていた島垣が、あまりにあっさりと恋に落ちるのが若干不自然。
藤森も世話焼きとはいえ……
そして、えっちの最中も『ガキさん』てのはちょっと色気がない(笑
もっと他の名字の方が良かったのでは?と思ってしまいました。

業界用語は多いですが、ある程度説明もあるので大丈夫でした。
ただ、『対面』のことを『トイメン』とわさわざルビがふられているのがちょっと違和感。
『タイメン』でも良い気がしました。
これも業界用語というものなのでしょうか?
ただたんに『正面に座っている』という意味での対面という言葉ならば状況の説明ですし、凝る必要なかったのでは。
可愛いお話なのに、かえってそこが嫌味に感じられました。

栗城さんの作品はホワホワしているものが多いので好きですし、個人的に王子様ちっくな攻めは大好きなので読みましたが、どうかな、藤森は外見こそキラキラ王子ですが中身や話し方はイマドキです。
あまり王子様攻めと思わないで読まれた方が良いかも。
わたしのように王子様攻めを期待して読むと、出だしから肩透かしですよ(苦笑

1

別の舞台で!

この話、キャラクターの職業について掘り下げてるけど、他のどんな職業でもできるよね。
職業、職場について書きまくってて、ふたりの間柄は淡白でよくあるかんじにまとまって、
書きたいのは恋愛ではなく職業についてなんじゃないのか?BLってなに?
主人公ヒロインはおやじ扱いなんだろうけど、年齢以外はおやじでなし。
おやじ受けの小説は年齢書いて終わりじやないと思いたい。
ストーリーもあっさりしてキャラクターも別に。
印象に残ったのはデスマーチな職場だけ。

3

なんか足りない。

決して面白くなかったわけでもないんですが………なんか、ちょっと…みたいな(何ソレ)
なんかいろいろ足りない感じがしたんですよね。

まずはその大部分を占めるのであろうが専門用語に対する解説。
作中で仕事してるBLって数あれど、専門職的職業でここまで説明されないまま細かく仕事について書かれてるものって珍しいんじゃないだろうかと思えるくらいわからないものが多い。
わからないまま、わからないものが積み重なっていくので仕事部分に関してはかなりわからない。
そして、その手のギョーカイ的ギャグのようなセリフもそういうわけでわからない。
もう少し説明があってもよかったのになーとか。
もしくはもう少し仕事面をライトにしてくれれば…。

恋愛自体はなんかかわいいというか微笑ましいというか。
大の大人の恋愛じゃないよね、というのが感想かな。
絵のイメージとかもあって全体的に幼い感じ。
ま、受の方は童貞だったわけで経験値不足も多いにその要因とはなってると思うんだけども。
なんか互いに足りない感じがしたんですよね。
うー、残念。

2

『IT業界ラブ』だそうですが・・・

『萌』ですが、『中立』に近いかな。『お仕事BL』としては、私がダメだと思う典型のような作品でした。

もともと『お仕事ガッツリ』が好みではないんですよ。私は『BL』が読みたいのであって、ダラダラとした仕事描写が目当てじゃありませんから。
確かに、『これでもか!』と仕事描写が詰め込まれていても、面白いと思える(気に入る)作品もあります(そこが力量なのかもしれませんが)。
でもこの作品には、ラブを押しのけてまで仕事描写を詰め込む必然性が感じられませんでした。

何より、仕事描写を細か過ぎるくらいに組み込んでいるわりには、畑違いの人間に対する説明が絶対的に足りないですね。とにかく不親切です。それならもう通り一遍で流した方がいっそマシだったんじゃないかと思いました(どうせわからないなら、少ない方がまだいい)。

これ、なぜ島垣(受)を30にしたのか、そこからしてどうも微妙でした。年齢そのものがどうこうではなく、どう見ても(作中描写もイラストも)島垣が30には見えなかったので、それならわざわざ30にする必要ないんじゃないの?と思ったんですよ。

それに、藤森(攻)と島垣が『大人(成人で社会人)の男同志』という感じがしなかったですね。なんというか幼稚さが目について、まるで学生の恋愛のようで、それとくどくどしいお仕事描写がアンバランスで、余計に作品として噛み合わないと感じたのかもしれません。

ただ、他の(私が合わないと思った)栗城さんの作品に比べれば、仕事関係が多過ぎて余計だと思いましたが、ストーリーや雰囲気はこちらの方がまだしもよかったです。
あくまでも比較すれば、であって、この作品がすごく好きなわけではありません。

1

モジュール

なんといいますか、時折エロシーンで攻が使う言葉が卑猥すぎてちょっとトキメイタwwwちょっ

お話としては、恋愛経験のない年上の童貞くんが
新しくやってきた年下の王子様に恋に落ちる。
そんな、王道っちゃ王道。わりと初心者に優しいテイストなお話。
栗城先生の作品のイメージってこんな感じだよな(私の中での)と思いながら読ませていただいた作品でした。

世話焼きで、甘やかし放題の攻と~なバランスもすごくよかった。
可愛い可愛いがいっぱい詰まった(つω`*)んふv

個人的に、受を甘やかし放題の攻とか好きです。
世話焼きまくりが可愛いとおもう。

0

私は好きです★ネタばれ★


挿絵はさすが美麗絵師のRURUさん★
めちゃめちゃかわいいですww

文章もそこまで、ひどくなかったし、比較的読みやすいと思います。
ただ、ちょっと難点と言えば
①キャラが不安定
②受けが30歳の童貞。←妖精にはなってませんww
③なんか、よくわからない用語が多い。

ことですかねぇ。
でも、基本かわいい話でしたよww
なんか、会話自体がもうノロケみたいな。

Hはそんなきつくないので私はよかったと思います。

きっと、好き嫌いは別れると思います。

0

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