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kimi nanka hoshikunai
前作『また君を好きになる』でいい味出していた脇キャラクター・千倉(受)がメインのスピンオフです。結構好きですね。
個人的には、前作で千倉(受)は攻のイメージはなかったので、そこがいちばん安心しました。『攻受が思ってたのと違う』以上のダメージはすぐには思いつかないくらいのダメ要素なので。←読む前にわかってたら確実にそれだけで避けることも。
前作の攻・嘉威が千倉を指した『草食なんてもんじゃない。むしろ草だろ』という台詞があるんですが、うん、確かに草食まで行ってないね。草だね。
千倉が、前作のイメージとは違って『ギャップの人』でした。淡々として落ち着いた大人に見えていたのに、実は弱点てんこ盛りのユニークなキャラクターだったというのがなんとも意外でした。
真柴(攻)は年下ワンコ。もう絵に描いたようなワンコでした。耳としっぽのイラストが可愛かった~。
キャラクターはどちらも特に好みのタイプでもないんですが、別にイヤなところもないのでそういう意味では安心して読めました。
いやしかし地味なストーリーでしたね。確かに、千倉がああいうキャラクターですから派手にはなりようもないんですが。
とにかく千倉が起伏のないキャラクターなので脇で動かすしかないのはわかるんですが、千倉の家族と真柴の兄が両方中途半端に感じました。どちらかに絞ってもっと掘り下げた方がよかったんじゃないかなあ。
それにしても、真柴の兄がどうしようもない。ほんの子どもの頃の『意地悪』はまだしも、あの怪我は謝罪もせずに逃げて、いまさら『謝りたい』で済むものじゃないし、済ませてはいけない類のものだろうと思います。
でもやっぱり、そのわりに登場も退場もあっさりで、そこがどうも納得行きませんでした。
あとは、前作のCP(嘉威×真幸)がすっかりベタ甘バカップルになって結構顔出してました。こういうのはスピンオフのよさだとは思いますね。←もともとスピンオフ自体があまり好きじゃないんですが。
ただ、トータルではわりと好きなんです。さらに続編『君だけに僕は乱される』が出てます。
前作(関連作)で主役の親友役の千倉さんが受け様のお話。
感情の揺れ幅が極端に少なくて、一見すると他人に無関心な
冷たい隙のないタイプの人にみられる受け様です。
そんな受け様は、苦手なものが多かったり弱点ありまくりで
それを、人には気づかれないように過ごしてるんだけど
会社の新人後輩の攻め様に、ひょんな事からボロバレしていく。
攻め様もクールな人印象があっただけに、一緒にいるうちに
ギャップ萌えしまくってどんどん受け様に惹かれていく。
好意を伝えてからも特に目立った感情の揺れが受け様無いのよね。
それが、なんとも言えず良かったです。
後半は攻め様の年下ならではのオロオロ感があり楽しめました。
「また君を好きになる」のスピンオフです。←で出てきたカップルもラブラブで出てくるので読んでいるといいかもしれません。
千倉さんはギャップのものすごくある人でした(笑)
会社ではきっちりとしていて弱点がないように見えるんですが、これが方向音痴、閉所恐怖症、高所恐怖症、辛い物が苦手で猫舌、そして猫が苦手と弱点がたくさんある可愛い人でした。
そんな千倉のギャップに真柴はどんどん惹かれていきます。一途なワンコでこちらも可愛かったです。
続編もあるので読みたいと思います☆
スピンオフの元となっている「また君を好きになる」を読んでいない状態です。友人CPがやけに登場しているので、さては…と思ったらやはり元作品があった、というくらいなので、読んでいなくても支障はありません。でも先に読んでいた方が、もやもやせずにスッキリしそうですね。
題名が「君なんか欲しくない」なので、千倉がツンデレなのかと思いきや、そうでもなく。誰かにそう言われて拒絶された過去があるのかと予想を立てても、違う。結局、題名とのつながりは見つけられませんでした。前作と掛けただけだったのでしょうか。ちょっと残念。
あと、少し引っかかったのは、三毛猫は雄が珍しいって一般常識ですか?千倉が「三毛猫」と言っただけで、「雌でしょ」と真柴が決め付ける場面がありましたが、あれって説明なしで分かるものなのかなぁってちょっと思ったものでした。
作品自体は明るく軽くさくさくと読めます。二人が惹かれあう過程もそう違和感ないです。シリアスっぽい展開もなりそうでしたが、あっさりと解決しましたし、楽しい作品です。
歳下ワンコ攻めの、わりとわかりやすい作品だと思いました。
千倉は外見はかわいらしく見えますが、落ち着いた仕事のできる男性で、攻めの真柴はもとスポーツ選手で、真柴の会社に入社した要領のいい新入社員。
お話はこれといって大きな障害や二人を邪魔する問題があるわけではなく、小さな事件や日々の生活の中で距離をつめていくというもの。
真柴の方が告白し、千倉が前向きに検討する・・・という感じで、いわゆるほだされ系の作品でした。
歳下攻めカップルのセオリーを踏んでいて、とても丁寧だったと思います。
劇的で情熱的な恋、という感じではなく、互いを少しずつ知っていって、千倉は真柴が自分を守ろうとしてくれるところにドキッとなったり、逆に落ち込んだ時はなぐさめたい、可愛いと思ったり…。
そういうのがとても自然に感じられる作品でした。