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これは夢だ。恥ずかしがらずに乱れて誘え
甲山さんのファンタジー、はずせばとんでもトンチキ(?)になる可能性もあり、ハラハラした購入でしたが琥狗さんのモフモフ絵が実に良くて、「狼男」にはバッチリでした。
またお話も、いい具合に出来ていて人狼王の座をめぐるお話としては、面白く読めました♪(ヨカッタ~v)
主人公の謎の生い立ちと、精通を迎える頃から始まった謎の淫夢が、その後の展開に上手く絡んで、エロ具合も”コブ”登場で、犬科らしい設定に満足感ありw
満月の頃になると発情してエロエロになってしまうというのも、狼男設定ならではのお約束。
まるごと変身ではなくて、あくまでベースは人間で、ふさふさ尻尾じゃなくて、ちょろっと、、というのが可愛らしいデスw
智海を巡る争いが、人狼の「武闘派」と「穏健派」の対立によるものであること。
武闘派は、野生の本能のまま割と野生的な力に秀でた血筋。
穏健派は、その野生の能力は少し劣るが、特殊能力が身体的より知的に秀でているという血筋。
それら全ての人狼を滑る人狼王は、丁度それがバランス良く出るものではなくてはいけないということ。
人狼は、それぞれ精通を見た頃に覚醒の儀式があり、その能力がわかるのですが、智海は密かに育てられた為にまだ覚醒しておらず自分の事も、何もわからない。
恋人のアレクの存在というと、智海の淫夢に出るヘルムートという男が、その謎を説く鍵なんですが・・・ここはネタバレになると面白くないので、くわしくは本編を♪
智海は、王の血筋なんだけどまだ覚醒していないからどうなってしまうかわからない危うさがあるという部分。
ヘルムートとの接触の部分で、ええーっ!?ひょっとしてこれは儀式の人によって、それは決定されてしまうんでは?
ってことは、早いモノ勝ちじゃん~!って、ご都合な部分もあるんですが、
そこは高貴な血筋ということで、なるなる、、な展開。
覚醒した智海の性格が変貌するのに、
これぞファンタジーを感じて、実に面白かったです(爆!)
こういうファンタジーのご都合は大好きだww
やっぱり萌えどころは心に反して反応してしまう体と、コブでしょう。
かわいらしいコブってどんなでしょうね~
チワワだって一見するとかわいいコブですが、体との比率を考えるとデカいんですよ(汗、、)
いや、頭で想像してる段階で、十分萌えてるってこと!?
ファンタジーでケモミミモフモフ好きな方、オススメしますv
あらすじ的には、好きだけど…読んでいくと、場面が色々と飛んで読みにくい。
内容は、親を亡くした主人公の智海(受)は、中学の時から淫夢に悩まされ、夢の中で知らない男に抱かれることを嫌悪していたが、社会人になった時から夢を見なくなり安堵したけれど…欲求不満になり満月の夜になると男漁りをし始めて…それを救ってくれたのがアレク(攻)だった。
アレクはお金持ちで、智海をバーの店長に雇ってくれて、恋人となって同棲をし、智海はアレクと居ると落ち着き、幸せに暮らしていた。
けれど、夢の中で智海を抱いていた男が智海の前にあらわれて、人狼の争いに巻き込まれていくという話。
智海やアレクも謎の男も人狼で、智海をめぐり、人狼の派閥争いが起こっていたのでした(>_<)。
う~ん。アレクは、自分なりに智海を守っていたけれど、詰めが甘い。
そのせいで、智海はあんな目に会うし、あんな事されるし、もっと危機感をもてよ~と何度か思ってしまった(>_<)。
でも、最後は智海を愛しているのがよくわかったし、智海もそれで幸せになれたので良かった(^-^)。
もう少し読み易かったら★3つだったかな。
本筋から話が変わると、その変わった話がちょっと長くてくどいので、本筋に戻るときにどの場面だったっけと考えてしまう(>_<)。
気持ちよく走っているのに、途中でいろんな人に道を尋ねられてペースを乱される感じです。
盛り上げた場面から話を変えるのはやめて欲しい。一気にテンションが下がります(>_<)。