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人気ラノベ作家×流され系大学院生のシチュエーションラブ
幼馴染の設定だけにひかれて購入しました
イラストはこうじま奈月さんだったので
馴染みやすかったというのもあります
内容は幼馴染高校の卒業で地元を出たため
それからは交流はしていなかったが・・・
とういう感じです
過労で倒れたことにより
二人は同居生活をすることになります
色々つじつまあわなくないかというような
小さな疑問は沢山ありますし
唐突な感じや無理な感じも受けましたが
全体の作品としては
さらーと流せる感じです
小説家の職業って結構みかけますが
書きやすいのでしょうか
それとも物書きって職業が
色々想像をあおるのでしょうか
どんなに文章がうまくても
言葉を知っていても、主人公の
心は動かせても
実際のリアルな実生活での
好きな気持ちはもっと単純で難しいものだという
恋愛の鉄則的なものが
小説家だと描きやすいのかもしれないなと
思いながら読みました
二人の名前が覚えにくくて
小説家の方とそうじゃない方で
きりわけて読みました
大学院生の一穂は、バイトとレポートに追われ、寝不足による過労で、バイト先で倒れ、救急車で病院に運ばれてしまう。
病院で目覚めた一穂の傍にいたのは、幼馴染でラノベ作家の泰雅。
実は、一穂は同性である泰雅のことがずっと好きで、だからこそ、泰雅と距離を取るために、実家を離れ、東京で一人暮らしをしていたのだった。
ところが、一穂が倒れたことをきっかけに、あれだけ避けていたはずの泰雅の家に、一穂は「アシスタントをすること」を条件に、居候することになってしまう。
小説のアシスタント? と疑問に思う一穂だったが、新作のヒロインのイメージを掴むためだと言う泰雅に「アシスタントだろ。パジャマの上だけ着て俺に跨れ」と命令され、うっかりえっちまでしてしまう。
翌朝、突然のことに逃げ出してしまった一穂だったけれど、自宅に帰った一穂にいつもどおり接してきた泰雅に、一穂はからかわれたのかと考える。
けれど、泰雅が実はスランプ中であるということがわかって、一穂はいやいやながら、泰雅の望む格好をすることを了承する。
という話でした。
読んでる時には何も気にならなかったんですが、読み終わってみると、はっきり書いてなくて気になってしまったところがいくつか。
でも、些細なことだから気にしないことにはしておこうかと。
話としては、自分はずっと泰雅のこと好きだったけれど、泰雅はノーマルだと思い込んでいて、まさか自分のことを好きだなんて思いもよらない一穂が、泰雅と同居することになって、挙句えっちまでしちゃって、「何で?」ってぐるぐるしてしまって、というのが主題。
はっきり言ってしまえば、最初から泰雅がきちんと一穂に自分の気持ちを伝えていれば、一穂がぐるぐるすることもなかったし、こんなに回り道をすることもなかったのだけれど。
それを言ってしまうと物語が進行しないので、脇にどけておきます。
個人的には、泰雅がいつから一穂のことを好きだったのか、とか。
どれだけ一穂のことが好きなのか、とか。
そういう描写がもっとあったらもっとよかったのになー……とは、思いますが、結局最後まで、泰雅が一穂のことをどう思っているのかは口にしなかったので、それが泰雅の性格なのかなー……と思います。
それにしても、この作者さんは何でも割りと自分で決めてしまって、受けにはそれについてきてもらいたい、傲慢? 身勝手? マイペース? な攻めが好きなのかしら??
前もそんなキャラクターだったような気がします。
別にそれが悪いわけではまったくないんですが。
そういう攻めが好きな方にはオススメです。
作家さんとイラスト買いだったんですが、ん〜残念感が残る作品でした。
幼馴染みで、大人気ラノベ作家×小説アシスタント?大学院生の王道な感じのお話です。
最初から両思いなのが読んでいて分かってしまうんですが、説明不足がいくつかあったのが、物足りなさを感じ残念だった理由です。
攻め様が受け様を昔から好きだった事は分かるんですが、好きになった理由や描写がないのと、高校時代、攻め様は同性に告白されて、カモフラージュのため彼女を作った理由が最後まで説明がなかったんですよね。受け様が一人悩んでる姿と、受け様が大好きで、分かりにくいんだけど気にかける攻め様の姿はほのぼのするけど、説明不足のせいか読んでいて多少ダレてきて物足りなさを感じてしまいました。
あとがきで、作家さんもコスプレもどきと書いてあるんですけど、作品のネタ協力のため、攻め様にコスプレもどきをされられる受け様は、読んでいて少し楽しかったかな?とは思いました。