友人、下僕、恋人、ペット……選択肢それだけ!?お前が決めろ

ガードライン

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ガードライン
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
1
得点
0
評価数
1
平均
1 / 5
神率
0%
著者
水城薫 

作家さんの新作発表
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イラスト
穂波ゆきね 
媒体
小説
出版社
笠倉出版社
レーベル
クロスノベルス
発売日
価格
¥890(税抜)  
ISBN
9784773085419

あらすじ

――どうしてこんなことになったんだ!?大学生の匠(たくみ)は、会ってまもない男に組み敷かれ、喘がされながら考えていた。事の起こりは、友人のボディガードとして男を紹介されたこと。その男・泰駕(たいが)は、着崩したスーツに咥え煙草、馬鹿にしたような表情で匠に話しかけてきた。不遜な態度に初めは反発していた匠だったが、友人と親しげに話す姿に嫉妬する自分に気づく。それは……どちらに対してのもの? 自分の気持ちをはかりかねていた時、何故か泰駕に強引に抱かれてしまい!?
(出版社より)

表題作ガードライン

元警視庁キャリアのボディガード
18歳,一人暮らしの大学生

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数1

大人が子供に教えられる話

表紙絵のちょっとまだらの無精ひげに惹かれた一冊でしたが、読むのにすごーく時間かかってしまいました(涙、、)
全然萌えが、ワクドキが襲ってこないんです。
読み進める度に何で何だよー!?
と、自分の好みというか思う方向へ行ってくれない展開に若干苛立ち、
主人公達の性格に苛立ち、
何でくっつくのか訳わかんね!って何度リタイアしそうになったことか・・・
そんな苦労した作品でしたが、やはり評価は・・・ゴメンナサイ・・・

冒頭が、主人公の大学生・匠が年上の男に襲われちゃう場面から始まるのです。
なので、どうしてこういう展開になるのか、かなり期待させるんですよ。
襲うくらいだから、どんだけ不遜で俺様でイケイケなんだろう?と攻めを想像しましたら・・何とヘタレーーー!!
そのギャップに萌えられればきっと面白かったと思うんですが、
そのヘタレている理由と、彼等の関係性の付け方に実にぎこちないものを感じ、それがどうして欲情までいっちゃうのか、ボカして明確にしてないので、あくまで自分で推測するしかなく、
この大人がヘタレついでに、「好き」という言葉を自分で言えなくて一回り以上の子供に言わせようとする態度に、ヘタレだからいいんだけど、ツンデレとはちょっと違うでしょう?ヘタレとも違うでしょう?ずるさとも違うでしょう?な違和感を感じて不満足にいってしまったかもしれないのですよね。

匠が大学に入って仲好くなった春仁は、いいところのお坊ちゃんでどうも命を狙われているらしくて、それでボディガードがついている。
そのボディガードが泰駕という男性なんですが、だらしなさそうな外見なのに決めるところは決めて、という不思議な存在感に匠は惹かれていくのです。
箱入りの春仁のその事情を知っても、自分が犠牲になっても春仁との友人を辞めずに仲好くしている姿に、泰駕は昔の仲好くしていた友人との関係を掘り起こされて、色々考えるところがあり、匠が気になる。
春仁と仲好くする泰駕に嫉妬を覚える匠と。
春仁と仲好くする匠に嫉妬を覚える泰駕と。

ここで想像なんですが、仲好くしていた今は疎遠になってしまった友人というのに、ひょっとして泰駕は友情以上の気持ちを抱いていた?
そうでないと匠に欲情する理由がわかりません!
匠を泰駕にけしかける瀬戸という男、察しが良すぎて、匠という少年をよくも知りもしないのに、何もかもしっているようにけし掛けるから、それでそうじゃないかな~と想像しちゃうんですよね。
この男がちょっと都合良すぎ!

互いが惹かれる理由は詳しくなんていらないとは思いますが、どうしてそれが欲情に結び付くのか全く持ってわからなかったのでそこが色気のかけらもない部分だったのかもしれません。
別に色気はいらないけれど、単なる自分のこじつけか?(汗、、)
・・・ということで、自分的に残念な一冊になってしまいました。
余談ですが、春仁に幸あれww

4

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