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yume wo miterumitaini
樋口がもうなんか色々酷すぎて……なんでこんな男とハンカチの王子様を勘違いしたのかと未来の襟首引っ掴んで問い質したい。
コンタクトレンズ落としてて顔見えなかったにしても、普段の態度からも違和感半端ないよっ!
まぁ、高校生が就職試験真っ只中の社内にいるとは思わないから、当時高校生だった弓彦を除外してしまうのは仕方ないにしても樋口はない。
弓彦は基本的に未来に激甘王子です!
なんだけどお初で怯えてる未来に背中向けるのは('ω'乂)ダメー。
弓彦の“優しさ”からくるものだってのは分かるけども頂けない。
女性陣が格好良かったです。
ああいう職場だと確かに樋口みたいな無駄にプライド高い(実質と伴っていない)タイプには合わないだろうなーと思う。
個人的に再会SSを攻め視点で読んでみたかった。
再会を楽しみにワクワクして受験終えたのに、顔認識されてなくて誰コイツ&想い人には既に好きな人が?!な状態で凹みつつも未来振り向かせるぞー!ってなる弓彦読みたかった。
それから引っ付いた後の甘々SSも読みたかったなー。
旧版未読なんだけども、時代の流れの関係で微妙に変えているところもあるみたいです。
お店のインターネットサイトに関することとか。
そういうところを読み比べてみるのも楽しいかもしれませんね。
あとイラストレーターさんも変更されているので。
ただ旧版は廃版らしいので入手は困難そうです。
崎谷さんの作品なのに、うっす(薄)。
内容じゃないですよ、ホンの厚さが、ね。
2001年作品を2010年に修正して出したみたいです。
当時は携帯やネットが普及する前だったので、
作中のズレが生じたりして、
修正がきかない部分はバッサリ削除したそうです。
担当さんが「ひさしぶりに薄い背表紙だ」といったとか(笑)。
デザインの才能はフツーだが、
性別を超越するほどの可愛らしさを持つ受様・未来に
セクハラすれすれのちょっかいをかけてくる攻様・弓彦。
容姿のせいで、子供のころからいたずらされかけたりした未来にとって、
弓彦の行動は不愉快極まりないものだったけど‥。
つーか、未来!いくら目が悪くたって、
その人の醸し出す雰囲気ってモンがあんでしょーよ!?
よりによって、よくまぁ、真逆の人に間違えたね。
壮大な勘違いなんだけど、
それはそれで楽しく読めました。
とりえのない受けが王子様にみそめられ、という典型的王道です。受けにずいぶん都合がいいんですけど、王道ですからキニシナイw
何も考えずに楽しみたいときに読む本だと思います。
さらさら読ませてくれるので、ストレス解消にはもってこいでした。
攻めがつけているという香水がキーアイテムになっていて、どんな香りなのか知りたくなって検索。かなり男性的な香りなんですね。しかもエルメスとのこと。おじさま~なイメージがわいてしまいましたが、そのへんが包容力ありそうな感じだったのかな?
受け様は可愛い感じの子で職場のおねーさま達に可愛がられています
ゲイだと社以内に周知されていますが、受け様のよい子ぶりで
嫌われてはいません
真面目で一生懸命な受け様萌えですねw
年下攻めの攻め様ですが、受け様が可愛過ぎて
どっちが年下なんだ??ともうわけわからなくなるぐらいです(;´Д`)
結局は可愛い子にちょっかいを出しちゃう攻め様で
受け様はどうにも最初は好きになれない!?感じですが
勘違いをして 別の人に片思いをしていた受け様ですが
その片思いした人からの酷い言われよう・・・・無残でした
2001年に発刊したものに少してが加えられた文庫版です。
原本と時代の流れ的に変わった部分を必要最低限だけ直したものとあとがきにありました。
話の展開は…
ゲイの自覚のある未来(受)は憧れアパレル会社の就職試験の面接で思うようにいかずトイレで泣いていたところコンタクト紛失。
視界がボヤける中、ハンカチをくれ美声で香水かおる男性が励ましてくれる。泣き止んだ頃にはその人の姿はなかった。
無事会社に合格し一生懸命働きながら、会社であの時の香水の匂いのする男性を見つけ淡い恋心を抱くが、声はかけられず眺めるばかり。
そんな未来にいつもちょっかいをかけてくる社長令息。
からかわれてばかりだが、彼からも思い出の香水の匂いがしてドキドキしてしまう…。
話の展開は王道でした。元のレーベルが結構ハードと言うことで絡みの回数は少ないが濃いめでした。
レビューは萌えと中立で迷いました。王道の展開は嫌いじゃないんです。(むしろ好き)
なんですが、この本とても読みにくかったんです。
読みにくさは見慣れない動詞と漢字や仮名の使い分けが自分に合わなかったからかなと思います。
本文に
「思わずまろびそうになり…」と言う文。
まろぶ…?ころぶの誤字かなとしばらく読み進めるとまた
「まろびそうになって台に手をつき…」
あれ、また『まろぶ』が出てきたと思い読むのを中断して検索。
「まろぶは漢字だと『転ぶ』と表記。まるまるように転がること」だそう。
でも文章的にはころぶで十分成立するし、見慣れない言葉が気になってしまい内容に没頭できず。同じような感じであまり目にしない他に代用可能な動詞があるものがちらほら。
作品が時代物やSFで話の雰囲気をだすためにとか、専門用語などであれば見慣れない言葉でも違和感は感じないんですが、現代ものの軽めなオフィスラブに必要かなぁ?
あと漢字と仮名の使い分けと句点。
漢字にする部分とカタカナと仮名のバランスがいまひとつでほしい場所に句点がない。
「あれあんたたちまだいたの」(本文ママ)のように、漢字に直せる部分があるのに句読点もない平仮名の羅列の台詞。
「あれ、あんた達まだいたの」って書いてくれればずいぶん読みやすいのに…。しかも言っているのがデキる女性上司。平仮名ばっかりの台詞は頭が悪そうでミスマッチ。
他にも
「ああもううるさいうるさい、三流ゴシップみたいな…」
とか
「企画書読みあげればおっけーってな」
没頭しながらスラスラ読み進めたいのに小石がいっぱい撒かれてるかのごとく、つまずきながら読んでいるようで読み終わってあまり満足感は得られませんでした。
崎谷さんの他の作品も読みますが今まは特に読みにくさを感じたことはなかったんですが…。
これ、旧版も持ってるんですが、結構好きだったんです。約10年前の作品で、最近の崎谷さんからは想像もつかないくらい『普通』で『王道』、逆に貴重なんじゃないかと思うくらいです。でもやっぱり崎谷さんだな~と思うのはH関係でしょうか。これ、もとはHYPERレーベルですし。
崎谷さんは新装版化の時にかなり改稿されるケースが多いので何も考えずに買ったんですが、これはほぼ旧版のままだったんですね。IT関係等、どうしても時代にそぐわない部分を直したくらいだそうです。ホントに、旧版とイメージがたいして変わってなかったですから。
道理で崎谷さんとは思えないくらい薄いよね(内容じゃなく、本の厚みが)。正直ちょっとがっかりでした。書き下ろしもなかったんだよ・・・
しかし、今の崎谷さんに慣れていると、いったいこれは何なの!?と思うくらいすべてがベタです。でも、そういうのも私は悪くないと思いました(たまには)。今の崎谷さん作品に感じるイヤなところが少ないんですね。度を越した『ヘンなキャラクター』も出て来ないし。まあ、悪役は相変わらずとことん悪い(でも今と比べるとセコイというか小さい)ですが。
弓彦(攻)がね~、もうまんま『少女漫画の王子様』キャラクターなんですよ。爽やかなイケメンで、社長の息子で、優しくて包容力があってetc.と。
本来、私は『完璧すぎるキャラクター(特に攻)』は胡散臭くてダメなんですが、弓彦はそれゆえの傲慢さがまったく感じられなかったところで何とかセーフでした。まあそこができ過ぎとも言えますが。
未来(受)は、なんというか好みが分かれそうなキャラクターだと思いました。でも私は結構好きなんです。ホントに、たまにはこういうひたすら可愛い子もいい。
これ年下攻・しかも学生×社会人なんですが、弓彦が同じ会社でバイトしてるせいもあってか、そういう感じがしませんでした。
なんというか、確かに崎谷さんでありながら、わかりやすいキャラクターにライトで読みやすいストーリーの、何とも可愛らしい作品でした。
イラストは、旧版の神葉さんも華やかで可愛くてよかったですが、こちらのせらさんも可愛かったですね。どちらも好きです。
結構前の文庫化を入手したのですが、
もともと2001年出版の本であるからか、
かなりキラキラ系というか、乙女なお話でした。
美紀は、多くが憧れる大手総合アパレルメーカに勤務する
サラリーマンですが、観た目のかわいさと、
まだ仕事のできない「新人ちゃん」的行動からも、
「みきみき」とか、女性の多い部署で女性に愛玩されている
存在です。
美紀は、この会社の面接の際に、駄目もとで受けてたこともあり、
自分がゲイであることを告白して、大失敗したと思い、
トイレで泣いていたときに、慰めてくれた人に想いを寄せるようになります。
でも、コンタクトが外れていて、その人は、誰か分からない!
香水の香で、探すのですが・・・
というもので、とてもドラマチック&乙女チックなものでした。
美紀のような、キラキラ乙女系の受が、あまり好きではないので、
評価としては難しいのですが、崎谷さんも昔は
こういったものも書いていらっしゃったんだな~と
感慨深く読ませていただきました。
未来美紀は大手総合アパレルメーカー勤務。
専門学校在学中に、入社面接を受けたのだが、倍率も高く自分よりも高学歴で才能もある男がたくさんいる中で、どうして自分が受かったのかよくわからない。
おまけに、未来はその時に、テンパった挙句、自分がゲイであることを公言してしまったのである。
そんな未来を受け入れてくれた職場で、職種上ほとんどが女性である先輩方からもかわいがられている。
そんな未来には片思いの相手がいる。
それは、テンパりまくった入社面接でショックだった未来が、トイレで泣いているところを慰めに来てくれた男性。
涙と共にコンタクトを落としてしまった未来は、男の顔を覚えておらず、つけていた香水の匂いで判断するしかなく、未来はそれを営業部に所属する男性社員だと思い、ずっと遠くから想っていた。
ところが、社長令息でもある嘉島弓彦が、未来にやたらとちょっかいをかけてくる。
二十歳の大学生で、二つ年下の弓彦は、キスやらハグだの、やたらに未来にかまってくる。恋愛ごとに慣れていない未来は、そのたびにドキドキしてしまうけれど、同時に、戸惑ってしまう。
ある日、未来は弓彦に本気でくどかれ……
という話でした。
結論を言うと、実は、未来があの時の人だと思い込んでいた営業の人は、違っていて、未来が想っていたその人は弓彦で。
ハッピーエンド。
実は、この人の書く他の本にいたく感動していたので、この本も楽しみにしながら読んでいたんですが、割とどこにでもありがちなネタで、普通で、ちょっと残念でした。
時々はっとする言葉があったりもするんですが、そういうのもなくて、個人的には期待が高かっただけに残念に思いますが、相変わらず、優しいやわらかい話ではあるので、普通に楽しめると思います。
泣いていた時に優しくしてくれた顔も定かでない王子様に恋して、しばらく回り道したけど、最後は本当の王子様に出会うお話。
ザックリと流れをまとめると、すご~~くテンプレな少女マンガだけど、
そこは、それ
崎谷作品なので、
王子様は絶倫だし、
何より、王子様に出会った処女姫が、無垢なだけに、天然なエロさ爆裂!!
みたいな
この手の、未通ちゃんが、愛故に、初めてにも関わらず、どんどんガンガン、エロエロに乱れまくっていく式のエチシーンって、とっても崎谷さんらしいなって思う。
未来くんは前向きで真面目だし、弓彦は優しくてカッコイイし、エチシーンはエロくてたっぷりだし、長さも適当で、サックリ気軽に楽しめる作品でした。
それにしてもこの作品、ドラマCDで、それも、「8年前の三木さんと櫻井さん」で聞いてみたいなあ。
アパレルメーカーで働く美紀(よしのり)は、面接の時に自分を助けてくれた名前も知らない人に恋をした。
無事入社を果たしてその人、樋口に憧れを抱きながらも必死で働く美紀を、まわりの先輩たちもかわいがってくれている。
そんな美紀が唯一苦手なのが、社長令息で二つ年下の弓彦で……
一昔前の王道少女漫画みたいなお話だった。
困った時に自分を助けてくれた顔も名前も知らない人に恋をして、必死にその人に近づこうとするんだけど、その間に別の人に告白されて……
あまりの王道っぷりに、きっとこれが男女だったらイラっとするんだろうなあ、なんて思ってしまったのは秘密。
年上のおねーさまたちにかわいがられる主人公がとても成人男性には見えないかわい子ちゃんっぷりでしたが、まあBLではよくあることなのかもしれません。
グッチをはじめ嫌なヤツはとことん嫌なヤツなのがなんとも崎谷さんらしいと思いました。