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tsutanai yubikiri
作者さんの初単行本だそうです。
小さい頃に両親は離婚、小さな工場を経営する父親と2人暮らしは、とても幸せだったが、中学生のある日ある事で父親が自殺。
天涯孤独の身となった主人公・遊は、高校からずっと一人暮らしで、もう誰も愛さない、愛されるに値しない自分と思い、父の遺言を守りバイトしながら大学に通う男子。
ある時、酔客にからまれたところを助けてくれた男性・赤木と知り合い互いに惹かれていくが、どうしても遊には告げることのできないトラウマが・・
全部読み終わって、題名ではないが拙い話だなーとおもってしまった(すみません!)
ストーリーは王道だと思う。
過去にとらわれ真っ直ぐ恋することができない主人公。
何があっても、いかなるときも、どんな時を主人公を愛する攻め様。
歳の差というのがあるのかもしれないが、ある程度の社会的地位と恵まれていそうな家の環境があるからかもしれないが、ここまで問題のない攻めの立場やら姿が、かえってそらぞらしく感じてしまったのが原因か?
主人公のトラウマの原因が、また攻め様の会社の問題社員であって、という設定も、物語が上手く進む要因。
赤木の家族も、何故か手放しに2人を応援していて愛している風で、何もかもが追い風となって主人公を後押ししている。
そういう意味で、トラップというか仕掛けが薄く、きれいすぎて”拙い”と思ってしまったのかもしれないです。
きれいな話はいいのだが単純すぎて何かもう一つスパイスが欲しいような・・・
麻生さんのイラストに、とっても惹かれたので、きっとすごくいい話なのかも?(結構トラウマ系かも?と)と、期待してしまったのが間違いだったかもしれない。
悪くはないんですよ、、素直な話で、甘くて、、
でも、自分にはもうひと癖欲しかった、というところです。