真実と生贄

shinjitsu to ikenie

真実と生贄
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×28
  • 萌8
  • 中立2
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
7
得点
68
評価数
22
平均
3.3 / 5
神率
9.1%
著者
バーバラ片桐 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
奈良千春 
媒体
小説
出版社
竹書房
レーベル
ラヴァーズ文庫
シリーズ
真実と生贄
発売日
価格
¥590(税抜)  
ISBN
9784812443910

あらすじ

霞が関・法務省で起こった立てこもり事件-。
警視庁に所属する交渉人の兼坂鴻一は犯人との交渉を試みるが、冷静且つ、暴力的な犯人をなかなか説得できずにいた。
犯人は28歳の死刑囚・悠木仁。無罪を主張して法務大臣の他、数人の幹部を人質にとっている。
「綺麗な刑事さんが、お高くとまって檻の外で喚くのは簡単だ。心理戦で俺をねじ伏せたいのなら、ここに入ってきたらどうだ?。」
まだ若い年下の犯人の挑発に乗って、鴻一は自ら人質になることを選んでしまう。
犯人の領域に閉じ込められた鴻一は、そこで快楽の拷問を加えられ-。
屈辱の中、主導権を握られた鴻一に勝機はあるのか・・・?

表題作真実と生贄

冤罪を訴える立てこもり犯,28歳
警視庁キャリア特殊捜査係交渉人

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数7

続き物

事件! 犯人! 交渉人! という雑な情報で読み始めたら続きものでした。この巻だけだとかなり中途半端にプツンと終わります。キリは全くよくありません。
かなりエロに振り切れた内容。エロに尺を使いすぎて事件が解決しなかったのではと思うほどエロが多いです(笑)

人質立てこもり事件を起こした死刑囚と、交渉人の主人公。主人公は優秀な交渉人という設定ですが、それらしい描写はありません。
ものすごいスピード感で死刑囚と対面して陵辱強姦からの快楽堕ち。堕ちるのもめちゃくちゃ早かった。
ぶっ飛んだストーリーでエロに振り切れているので頭を空っぽにして読みやすかったです。主人公が交渉人ではなく巻き込まれ警察官とかだったらもっと頭空っぽにして楽しめたと思います。
ツッコミどころは常にあるのですが、事件捜査の為に開放された先でディルドを買わされ持ち帰る流れに笑ってしまいました。そんな馬鹿な(笑)
冤罪事件の捜査など登場人物たちは至って真剣で雰囲気だけはシリアスなのでシュールで面白かったです。

しかしこの作品、誤植がとにかく多いです。
色々ありましたが、主人公の台詞で"人質"と"犯人"を間違えているところがあって、流石にスルー出来ませんでした。

0

脱走した死刑囚vs交渉人

個人的には面白かったです!

脱走した死刑囚と交渉人の駆け引き&心理戦で始まるストーリー。
『 B L 』なのにラブが芽生える要素が全くなくてワクワクしました。

そして奈良さんのイラストすげー萌えます。
制服萌えです!!!!
犯人が警備員の格好してるんですが、これがまーカッコよくてカッコよくて。
イラストが眼福でテンション上がりました(人´ω`*)♡


個人的お楽しみポイントだったのは、
陵辱されプライドをズタズタにされる交渉人。
楽しげに遊ぶようにじっくり嬲り倒す犯人。

描写が長い長い。
バーバラさんだし、ラヴァーズさんだし、予定調和といった感じ。
それ目当てで読んでたので大満足ですv

ガンガンに犯されて、意識失って、
ふと目が覚めた時に精液まみれの裸体のまま放置されてるなんて痛々しい。
いや、警察を信用できなくてストレス解消に弄んだだけだから当然か。。。

この状態でどうやって愛が芽生えるの!?状態なんです。

しかし、受けは警察側の人間だけど『交渉人』
犯人側の心理に寄り添って解決の糸口を模索します。

そもそも警察側が言ってることが全て正しいのか。
どこに嘘と真実があるのか。
発端となった事件の洗い出しに着手し…。

交渉人の真実を見ようとする姿勢に犯人の態度も若干軟化。
2回目の陵辱は終わった後に濡れタオルを投げつけられ、3回目は…と変化が。
(陵辱するのは変わらないw)

もちろん交渉人が犯人と体の関係を持つのは御法度。
仕事人としては失格です。
でもここはBLをメインに楽しむ本なのでその点はあまり気になりませんでした。

「真実と生贄」だけではラブが芽生えなかったので
完結編を読むのが楽しみですヾ(*´∀`*)ノ
この本の攻めと受けのらぶぃ関係が全く想像できないわ…w

1

エロいけど

 「人質の受けが攻めのいいように凌辱される」というシチュエーションに期待して、購入しました。
 うーん、エロは充実していて良いのですが、どうにもしっくりこない……なんというか、私はあまり萌えなかったです。犯罪者と人質という特異な関係のせいでしょうか?
 犯罪者と人質に、もともと交友関係や信頼関係があったとか、そういう設定なら萌えたかもしれません。少々愛情が薄いように感じます。

 中立という評価にしたからには、良いと思ったところも書かせてもらいます。
 この作品の良いところは、やはりエロが充実しているところでしょう。マニアックに好き放題されても、抵抗できないというシチュエーションが素敵です!

 最後に、この作品は続き物で、次作で完結します。

1

交渉人の屈辱感とか羞恥心がみそ。

エロス重視作品。
なので、犯罪者×交渉人という設定を利用して、いかに面白いエロスが読めるか、というのが重要です。
ちなみに、この作品は『嘘と弾丸 ~真実と生贄 完結編~』と二冊セットなので、この作品は上巻という立ち位置になります。よって、事件はまだ解決しません。

話の流れは、冤罪で死刑判決を受けた攻めが、法務省で立てこもり事件を起こし、それを解決するために単身で乗り込んだ交渉人を陵辱し、自分の冤罪を晴らさせるために証拠集めをさせていく、というものです。

さて、本題のエロスについて。
プレイ自体はなかなかエロい。
見ず知らずの犯罪者相手に裸を晒し、好き勝手いじられるという羞恥プレイが大前提。
その上で、手錠での拘束、ガラス棒での肛門検査、強姦、フェラ、乳首責め、バイブプレイなど。
プライドが高く、嫌がる受けを無理やり犯すという攻めのどSっぷりがなかなか面白いです。
ただ、交渉人はもともとMの素質があるのかなんなのか、ちょっと快楽に弱い子なので、良い感じに気持よくさせられちゃってて少し物足りなさを感じます。
もう少し抗って欲しいというか…
そもそも、受が、海外でノウハウを学んだエリートの交渉人、という設定なのに、交渉人としては未熟さ満載だったのが残念でした…。
完全に設定負けというか…、その手の小説や映画が好きな方は「こんな交渉人いねえよ!」とツッコんでしまうかも。

全然、交渉するシーンとかないし。
もっと、その設定を利用して、立て篭もり犯の攻と言葉の応酬をするようなシーンがほしかったかな…と。
交渉人として口で言い負かすくらいの反抗はしてほしかった。
東京を壊滅させちゃうくらいの兵器を盾に立てこもられてるので、交渉が難しいのはわかります。わかりますが…それにしても、少々張り合いがなさすぎるなー…というの惜しいところです。

まあでも、あくまで、エロス重視の作品なので、その辺は目を瞑って、細かいことは気にしないで楽しむものなんだ、と割り切ることが大事ですね。

プレイ自体はじゃっかんSMっぽい要素を含みますが目新しいものではないので、
致し方なく犯罪者に無理やり犯される交渉人の屈辱感とか羞恥心を楽しむ作品かと。
そういう濃厚エロスが見たい方にオススメです。

《個人的 好感度》
★★・・・ :ストーリー
★★★★★ :エロス
★★★・・ :キャラ
★★★★・ :設定/シチュ
★★★・・ :構成

5

真実と生贄

結構エロかった。

警官と犯人という関係で、愛はなかったけど、道具をつかったり、自分で脱がせたりしてたし。

この続きで二人の関係がどう変わっていくのか楽しみ。本当に悠木は無実なのか、無実だとしたら、誰が黒幕なのか、続きが楽しみ。

0

快楽と屈辱と

いろいろツッコミどころはあるんですが、深く考えずに読めばけっこう楽しい作品かな~なんて思いながら読んでました。
何よりエロいのがいいよね( *´▽`)ハァハぁ
交渉人の仕事ないようとか、裏筋どーのとか、難しいことを考えてはいけません。とりあえず文章も読みやすいし、ちょっとネジのたりない私にはちょうどいい作品でした。

舞台は、鬼気迫る事件のど真ん中。
冤罪を主張し、人質をとって立てこもる犯人。
その犯人を説き伏せるべく人質1人と交換に犯人のもとに乗り込んだ交渉人。そこでは裸に向かれカンカン踊り。そしてしまいには無残にも犯されてしまう。
むごく犯されているはずなのに、その身体はどうしようもなく快楽を訴え、
屈辱を覚えるほどに、快楽にも溺れていく自分が・・そして~なお話。
まだ恋にはいたっていないというのが最終的結論なわけで
結局ひっぱっちゃうんだな~という雑感はある。
だけども、いったいこれでどこに恋に落ちる要素があるのか・・と考えたときに「ん~・・・」と思ってしまう部分が多い。
もう1冊で完結とのことなのですが、どーなってくるのかがちょっと楽しみです。
あとがきいわく、「次回はラブラブな」とありますが
どーやったらラブラブになるのかがいまだ皆無(笑

それにしても、自分が犯されるための玩具を買いにいかされ、さっそく~な使われ方がウマでした。
個人的には、人質たちの前で犯されるの図もすごく面白そうだとは思ったんだけどな。ある意味残念ww
はてさて、とりあえず次回に期待をこめて。

奈良さんとバーバラさんの組み合わせも毎度のことになってきましたが
やっぱり奈良さんのイラストウマwでした。うん。エロい

2

交渉人、ストックホルム症候群に堕ちる?

交渉人といえば、有名なあのシリーズだったり、あのシリーズのあの人だったりしますが、この主人公・兼坂は日本の警察のまだ歴史浅い交渉人。
法務大臣など政府役人を人質にとり、官庁に立てこもった犯人・死刑囚の悠木と、懲役二年の詐欺犯・佐川の二人組を説得するために駆り出されるのです。
この一冊では終わりでなく、続く・・・になってました。
何だか怪しげな人々がちらほら。
冤罪事件を絡め、裁判員制度も組み込まれ、またテロ的な内容でもあり、現在の世相を反映した内容かもしれません。

もちろんバーバラさんなので、交渉人が説得に入るといきなり犯されますw
でもって、何だか快感を覚えてしまって。
その犯した相手・悠木が自分の冤罪を晴らして欲しいという願いから、調べるうちに合点のいかない点が多々発生して・・・
どうして説得が難航するかというと、核廃棄物で作られたダーティ・ボムが仕掛けられているからということで、慎重を期すのです。
だから、兼坂は悠木の言うとおりにしなくてはならなくて。

悠木がいきなり強姦するのもお約束とはいえ、その執着は一体?
かといって、相棒の佐川という男も頭は切れそうなんですが、傍観していて、どうして悠木とこんな事件を起こしたのかわからない。
兼坂の上司の槇という課長も怪しげだし。
そんな部分、部分をまだ見せているだけ。
一体どんな風に展開が進んでいくんでしょうね?
そう言った意味で、勝負は後編かな?って感じです。
まだ様子見。。。
兼坂、交渉人というよりは雑用係みたいで、とにかく犯人の要望を聞くという段階なのかもしれないんですが、一人でほとんどやっているっていうのが、この話の時間感覚を狂わせます。
優秀なのかな?ちょっと交渉人とは違うような気もするんですが・・・

しかし現実問題として、最近アメリカで冤罪で死刑になったという事例が多数のぼる(事後発覚)、というニュースも出ておりましたし、裁判員制度も身近な問題だけに、少し社会問題としても興味のあるテーマではありますよ。

1

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