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sonote de sakasete
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
とても可愛いらしいお話でした。
尚紀はもう…小動物のようです。
逃げ足速いし、オドオドビクビクしているし( ´艸`)
でも花を活けている時の描写良かったー真剣なんです。
東堂の海軍服をベースにしたホテルマン衣装は垂涎ものでした(*´Д`*)
ホテルマンなのでさり気なく細やかな気配り出来るので年下攻めって感じは余りしないです。
でも勘違い暴走とかしちゃいますw
涙目になられて大焦り(笑)
ビクビクしながら脱兎の如く逃げられまくりますけどね。
個人的に一番好きな場面はエレベーターに閉じこめられてパニクる尚紀を東堂が宥めるシーン。
書き下ろしSS「いつか咲くはず」→「この手で咲かせたい(攻め視点)」
東堂のコネで大きな仕事を任せて貰えたと勘違いして逃げまくる尚紀の話ー。
最後にはお互いに歩み寄って、今後ゆっくりと距離を縮めていくんだろうな…って感じでした(●´∀`●)
自分に自信がなくて遠慮がちで、ちょっとネガティブで恥ずかしがり屋で、
もう23歳にもなるのに、その自信のなさは一体どこから来るんだー!?と、ちょっとイライラを誘うかもしれない受けの性格なんですが、何故かその行動とリアクションにツボを押されて、キュンキュンしてしまった!
そのアタフタが手に取るようにわかり、イヤンもうっ!ってニヤニヤして読んでしまいました。
というのも、彼こと羽山が満員電車で憧れの背中を見つけてそれにもたれかかってトキメキを感じたことから、自分の性癖を自覚してしまったこと。
担当のホテルで、そのユニフォームがまぶしく似合う素敵な姿に目が行ってしまった東堂の背中にまた再び電車の中で彼と知らずに吸い寄せられるようにもたれかかってしまったこと。
東堂と乗り合わせた従業員エレベーターが停止してしまい、2人が閉じ込められて、閉所恐怖症の羽山がパニックになり、東堂に抱きしめられて落ち着くこと。
姿から一目惚れという流れなんですが、ある種意図的痴漢行為のようなもたれかかりを、何も言わずにただただ「ごめんなさい、ごめんなさい、」とパニクって謝る羽山の姿に、おかしさも含めて、オロオロするたびにキュンキュンさせられちゃったのです。
そして、この二人がいつまでたってもお互いに丁寧語で、恋人になってさえ、その口調は変わらず仕事を引きずって、他人行儀で接することにも若干のイラを感じながらも”初のぉ~♪”なんて思ってしまって、どうも羽山がツボにはまったようなんですよね(自分的に)
東堂については、羽山が何も言わずに一人でパニックになってオロオロして逃げ回っているので、その真意を知りたいと強引に出てしまうのですが、クライマックスまではよかったんですよ。。
羽山についてはエチがあってもよかったけど、東堂の流れからしたらエチは不自然な感じが?
2人でワンセットなのに、この違和感はなんだろう?
きっと羽山については東堂が大好きvが良く見えるのに、東堂につていは見えないという部分からかもしれません。
『この手で咲かせたい』において、東堂目線の話になって、羽山にどういう風に惹かれていったかという部分が見えますが、それでもちょっと愛が足りないかな?とは思います。
ひょっとしたら、この二人はまだまだ他人行儀で壁が取っ払われてないのだと思いました。
だからまだこれからの2人なんですね。
今は若干東堂が余裕ですが、羽山が成長して東堂があたふたする様が見てみたいと思います。
なんか可愛いお話でした。
しっかり自分の仕事をしている大人のお話なのになんでだろ?
読み返しても別にかわゆい設定でもないんですが、なんとなく印象が「可愛いお話」だったんですよね。
お花屋さんという仕事と木下さんの挿絵の印象かもしれません。
恋にお仕事に一生懸命だし、登場する脇の人たちがすっごい良い奴らばっかりだったんで、楽しみました。
あちこち若干無理はある気がするんですが……。
受けが自分がゲイだと気付くきっかけが「ラッシュの中で踏ん張りきれなくて寄りかかった背中にときめいた」だったんですが、そんなことで自覚するくらいならとっくの昔にゲイだと思うんですよね。
踏ん張りきれなくて寄りかかるなんて、私は毎日朝晩経験しています。
攻めが受けを認識するきっかけも。
「寄りかかられてるな~と思ったらドキドキした」だそうですが、それなら私、毎日至る所で、1日のべ10人くらいと恋に落ちてなきゃいけません。
都内という設定でしたが、作者さんは都内のラッシュをご存じないのかな?と思いました。
もう今更ときめかないくらい、都内のラッシュはヒドイですよ。
そこからも、乱暴!特に攻め!
電車で抱きつくとか、いきなりキスするとか、駐車場で押し倒すとか!
「自分から擦り寄って来たくせに!」と言いますが、それはそれとして、君は気持ちを言ったの?と言いたい。
触られたから触り返す、では、ちょっと愛を感じない……。
と思うのにっ!
なんだろ?可愛いんですよね~。
おかしいなぁ。私普段、こういう展開好きじゃない気がするんですが?
なんか、大人っぽくしている一見完璧な攻めが、実は物凄くガキっぽいところとか。
手に入るはずのものが入らなくて癇癪起こしてる、みたいな印象で、可愛いと思えちゃったんだから、しょうがない(笑)
受けは、とにかく何かにつけて可愛い人だったし。
なんでそんなにいろいろ自信がないんだろ?
素敵だと思うのになぁ。仕事に対する姿勢とか、人との付き合い方とか、凄く魅力的なのに。
電車での痴漢行為以降めっちゃビビッて「ごめんなさい、すみません」と繰り返し、ヤバイと思ったら一目散に逃げ出す。
こっちも不思議。私はこういう「問題放置で逃げる」キャラは好きじゃないはずなんだけど、なんか可愛く見えちゃったんだもの。
ホント、この人何回逃げただろ。それも「ぴゅんっ」って音が聞こえてきそうな勢いで(笑)
まさに「脱兎のごとく」とはこのこと!って感じで、ぴょんぴょん逃げちゃうウサギ(の後姿/笑)みたいな印象でした。
この2人はこの先も、つまんないことですれ違ったりすれ違ったりすれ違ったりするんだろうなぁ…って気がしますが。
攻めはなんだかんだ言ってもガキだしね。
ぱ~っと自信を持てて、仕事により一層磨きをかければ、もしかすると完璧っぽい攻めよりも受けの魅力のほうが花開いて、攻めが追っかける関係になりそうな気がします。
このカプは、5年後とかを見てみたい気がします。
帯に「一番シンプルな言葉で言わせていただくと、あなたが好きなんです」とあり
あぁ、きっとこの話かわいいだろうな・・・と予想したとおりとってもかわいい話でした。
尚紀の自信のなさも、すぐに逃げてしまうとこも、いつもはスマートな東堂が余裕なくワゴンで詰め寄ってしまうとこも、帯にもなっている東堂の告白(決め決めなんだけど)もかわいい。
尚紀の臆病な性格だと同性には苛つかれてしまいがちなのに勤める花屋の先輩たちが
(花が好きな位だから皆基本的に優しいのかな)楽しそうな人たちで尚紀がかわいがられているとこも良かったな。
ホテルマン(東堂)と花屋さん(尚紀)のお話です。
お話の導入部で、背中にあこがれるという設定はなんだか新鮮だったし、気持ちもよく分かるのでいいなと思ったのですが、そのあとはホテルに花を生けに行く花屋さんとホテルマンという、ほぼ王道な展開だったし、ちょっと強引にお話がすすむ場所もあったので、評価が低くなりました。
とにかくシャイで後ろ向きな尚紀と、カチンコチンな真面目青年に見える東堂なので、あまりに言葉が足りないもどかしさでいっぱいでした。
尚紀の背景はただの花屋さんのままこのお話だけで終わってしまうのはもったいないと思えるくらいドラマが有りそうだし、東堂は別にホテルの跡取りっていう設定じゃなくても良かった気がするし、もうちょっとイレギュラーな展開が欲しかったな。
ただし3話目の、東堂目線で描かれている「この手で咲かせたい」に関しては、結構好きな展開です。
うじうじしていない分読みやすいのかしら?
(尚紀って相当うじうじしてますよね。)