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若さと美しさを兼ね備えていて世界中で華々しく活躍しているシューレ・ヴァンパイアの二冊目。
こちらは瞬時に周りを惹きつける魅力を持つやんちゃな生徒のジューリオと、在籍している教師の中でも一番の若手でそこはかとなくか弱さが漂う美人教師の龍泉という生徒×教師カップル。
不幸にも無秩序な放浪ヴァンパイアに襲われた時にクロイツ先生に助けてもらい、守りの厚い学園に匿われている龍泉。
そんな彼の延命の為に、正式な伴侶としてジューリオが候補に挙がった辺りに世間一般の"お見合い"を連想していたら、ホントにそんな感じの展開だった…。
こうしてヴァンパイアと普通の人間とでカップルが誕生していくのはいいが…、
ジューリオも光流もそれぞれのおじい様(当然、名だたる名家の当主)の快諾を受けてシューレ・シュバルツベルク・トランシルバニアに編入してきた訳だけど、大事な直系の孫がヴァンパイアになって後継ぎ問題はどーなるんだろ?
ジューリオは兄弟はいるけれど、光流は確か一人息子のはず。
…と、野暮な疑問も湧いてくるが、そこは気にしちゃいけないんだ、多分…
(^_^;)。
前半は『艶肌は~』の話を今回のカップル目線でなぞっているので目新しさに欠けるが、後半はジューリオ達が、過去に光流が在籍していた日本の学園で短期の体験留学を経験するという話で、文化祭に飛び入り参加するという内容になっている。
ハネムーンの為の懲罰室や美形の生徒にアイドルのようにときめく男子校のノリ、学園祭にはまず出てくる吸血鬼の紛争とか、『BLのお約束かっ!!
』って展開も健在だったりするのだ。