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midara na kami wa tsumi ni oboreru
離島の邪神信仰と巫女モノですww
しかし、そこには神様的な特殊能力やらよくある触手やらは出て来ずに、怖いのは人の心だよ、とあくまでも人間をクローズアップした物語展開は大変に面白くよい出来だと思います。
ただ、、、
この作家さん初読みなんですが、この方の特徴なんでしょうか?
やけに回りくどいというか、漢字の多いもったいぶった大げさな表現が多く、それがおどろおどろしさを演出しようとする意図なのかもしれませんが、興ざめ要因。
あまりにもそんな表現が多くて、よくある男性向け三流小説の表現かと思っちゃいましたww逐一大げさ?
ちょい、ネタバレになるんですが、攻めの高校生男子、二重人格になるんですが正の感情を担当するノーマル男子のラストエロシーンで、エロオヤジさながらの言葉がくりだされ、一体お前はどこのオッサンか!?とビックリするはめに。。
演出はわかりますが、やりすぎだろ!?と苦笑するのでありましたw
前出でネタバレしましたが、二重人格のお話です。
それは、島の因習による本家争いの憎しみによる復讐という過去がある為なのです。
島の巳子である凪が与えられた苦しみの復讐を、その与えた男の息子の咲真を虐待することで行う。
しかし、その罪に気がついた時、咲真は過去の記憶を失くしており、凪は穏やかな優しい日々でやり直していたはずなのですが、咲真を男性として意識した為にそれをさけようと、別の男に身を差し出した時に咲真の負の人格、咲魔が現れて、凪の罪をせめるのでした。
神への信仰のあまり、自分達を裏と蔑んだ呼び方をするくせに、表と呼ぶ島外から来た人々を差別する、島民の罪。
裏の人々をまた蔑む表の人々。
凪も幼い咲真を虐待した罪を持ち。
また咲真も罪を持ち、憎しみや嫉妬という負の感情を咲魔におしつけ、その負の感情が爆発することで咲魔が現れると言う。
それぞれが罪を持ち、それを認め赦すことで相入れようとしなければいけないということが、咲真の二重人格を通して描かれていました。
凪はお得ですよv
咲真と咲魔の両方を手に入れたのですからww
エロはガッツリです。
割と最初から最後までエチシーンがふんだんでした。(花丸ブラックですからw)
希望があってのラストなんですけど、どうしてもモヤモヤっとしてしまいました。
(ラストのことを書いてしまっては面白くないので、ぼやかしておきますが)
話自体はエロを除いては、まあまあいい線はいってるのかな?と思っても、
値段がたはないかもしれないなと思います。(個人的に思ったことです)
話のメインワードは罪を犯した人を赦すか赦さないかというような「罪」が中心になっています。
個人的には小さい頃の咲真を虐待したという罪を背負った凪に対し、咲魔が逆虐待(暴力)をするところが好きですw
なんだか読んでたらすっきりしました(ってなんってことを言ってるんだ)
人の愛情を知っていて、憎悪を知らない天使のような咲真と、
人の愛情を知らず、憎悪しか知らない悪魔のような咲魔との対比もよかったです。
ただエロが量は多くていいんだけど、書いてあることがマニアックすぎて、
読んでてきつくなりました。
途中でどこがどうなっているのかさえ分からなくなります(--;)
難しすぎる~!
挿絵は素敵です!話の内容とぴったり合っているので、気に入りました!
咲魔の腕の筋肉に目を奪われました(笑)