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danshiryou de romance wo
全寮制男子校・白鳥学院高等部2年に、時期外れに転校したのは稲葉秋人。
プライドの高い秋人は、前の学校でプリンスの座を奪われたことにショックを受け、転校してきたのだった。
そんな転校初日の秋人が、応接室で担任教師を待っていると、窓の外で鐘を叩いている男と目が合った。そのすごくきれいなのに男らしいその男にすっかり目を奪われて「聖堂の黒髪の天使」などと呟いてしまう。
その「聖堂の黒髪の天使」と秋人はルームメイトでクラスメイト、その上、教室での席まで隣りという状況になるが、秋人はちっとも嬉しくない。実はその「聖堂の黒髪の天使」こと・一条冬彦の正体は、「氷の帝王」という呼び名の、イケすかなオカタイ生徒会長様で、おまけに、担任に頼まれでもしているのか、何かと秋人の世話を焼いてくる。
それも何だか、世話を焼かれている……というよりも、口うるさく注意されているだけのような気がして、だんだんと秋人は監視されているような気分になってきてしまっていた。
そんな生活に、秋人のストレスがついに限界を迎え、夜遊びに出かける。
ところが出かけたその先で、秋人が転校することになった原因――春美が待ち受けていた。春美はあろうことか秋人に告白して、秋人を押し倒そうとしてきた。
いきなり大ピンチを迎えた秋人は、美形のボーイに助けられる。
ところがそのボーイの正体は、実はオカタイはずの生徒会長様で……
転校生と生徒会長様のラブラブ物語……という感じでしょうか?
この後、転校してきた春美と冬彦の幼なじみの千夏が手を組んで、再び秋人を襲おうとしたり……というピンチが数多く訪れるのですが、やっぱりそんな大ごとにはならず、冬彦が助けに入って、ハッピーエンド。
南原先生の王道展開だと思います。
まぁ、あえて言うなら、いつもより鬼畜度は控えめな気はしますが、ちゃんとエロエロです。
お好きな方はどーぞ!
表紙に惹かれてブックオフで購入しました。
うーん…正直どうして主人公の秋人が生徒会長の冬彦を好きになったのかが分からなかったです。というか意味の分からないシーンが多かった(>_<)元親友の春美に襲われたときに助けたのが生徒会長で、助けられたときは秋人はそのことに気づかない。←眼鏡をかけていないだけで?
他にも元親友まで転校してきて、彼が冬彦の幼馴染の千夏と手を組んで、秋人を傷物にしようとするシーンもありました。なんか千夏もよく分かんないし、春美もなんでこんなに秋人に執着するのかが分からなかったです。
はっきり言ってしまうと、ありえない展開や登場人物の気持ちがつかみづらかったところが多かった気がします。
ただ、エロシーンは多かったです。全体的に、エロを押し過ぎていた気がします。まあ、エロが好きな人や男子校の話が好きな人はいいと思います。