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俺の伴侶はおまえしかいない!
kono ai ni aborero
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
シリーズ2作目。
結局、冬紀が三虎の気持ちを受け入れる形で付き合い始めた二人。まあ、大体ラブラブなんですが、どちらも決して穏やかとは言い難い二人なので、意地を張って喧嘩をしたりはよくある……という状況のようです。
そんな中、あまり連絡をよこさない三虎を心配して冬紀が訪ねていけば、三虎がけがをしていたり。
覚悟を決めて組弁護士になったつもりの冬紀だったので、三虎に頼りにされてないような気がしてしょうがない。
そのことから、行き違ってしまい、そこに冬紀の大学の同級生が参戦してきて……
という話でした。
終わってみれば、いろいろなスパイスはいっぱい入っているのですが、基本的に冬紀は覚悟を決めたらぶれないタイプのようで、三虎からフラフラすることもなく、貞操の危機に遭っても毅然と対応していたので、「ピンチ」感は少なかったなあ……と思います。
いつものふわふわとしたただ守られるだけの受けとはちょっと違う、ヤクザものをご希望の方にはオススメします。
『この愛にひざまずけ』の続刊ですね。
もはや小峰組員からの冬紀の呼び名は「姐さん」で確定のようです(笑)
要平が楽しくちょっかい掛けてきていますが…密に気があるんじゃないのか(●´ω`●)?
それはともかく梧桐さん…なんて個性的な方なんだ(笑)
物腰はスマート?なんだけど…思考と行動がとんでもないですね。
下手に力を与えると厄介な人だわ。
リーマンしてたから893の感覚分かんないっていうけど…敵対関係者を口説くのは普通しないと思うよw
冬紀が「コレだからいい。コレじゃないと嫌だ(コレ=三虎)」っていう場面が好き。
櫻井は…ちょっとどうかと思う。
未遂で済んだから良かったけど…不用意に手を組むな。
検事さんなんだから頭いいだろうに…もし冬紀が簡単に言うこと聞かないでカッとなった相手から傷つけられたりする危険性を考慮しようよ。
って何か微妙な気持ちになった。
助けが入らなかったら身体的には怪我なくても心に深い傷が出来たと思うとちょっと…(´・ω・`)
相変わらず三虎は尻に敷かれていました(笑)
今回は日本有数の広域暴力団の若き組長と
父の跡を継いだ攻様の組弁護士の幼馴染カプの続編。
受様視点で敵対組織絡みでのイザコザの顛末と、
攻様視点で同居にまつわる後日談を収録。
父親の入院がきっかけで
広域暴力団小峰会の組長を務める攻様の
組弁護士となった受様。
うっかり攻様を恋人にして以来
恋人としての時間にはケダモノな攻様に
激しく抱かれ続ける受様ですが
お互いに忙しくて
実際に顔を合わせるのは一週から二週に一度、
会えても慌ただしい逢瀬に終わっていて
蜜月というにはほど遠い日々を送っています。
ソレが不満と言う訳では有りませんが
マメによこした電話さえも途絶え気味で
受様のフラストレーションは臨界点寸前です。
しかもここ数カ月、
事件沙汰になる揉め事が急増していて
ヤクザ稼業を努力で理解している受様には
理屈抜きで弁護したくないと言う相手もいて
我慢も限界と言うところでした。
実はその原因は
小峰会と敵対する龍星会との抗争が
激化していた事に端を発していて
攻様は龍星会の鉄砲玉に
切りつけられていたのですが、
受様は顧問弁護士であり恋人のはずなのに
全く知らされませんでした。
受様を守りたいからと言う攻様ですが
重要な問題から遠ざけられた受様は
更なる不満を募らせることになります。
そんな時、
受様が組弁護士になる事を嫌っていた事を知る
大学時代の友人に現状を心配された受様は
攻様と自分の関係に疑問を抱いてしまいます。
攻様に冷却期間を置こうかと提案するのですが
激高した攻様にムリヤリ抱かれて
ついに二人は冷戦状態に突入してしまいます!!
こんな二人の関係修復はいつになるのか?
そして敵対する龍星会との抗争の決着は?!
『この愛にひざまずけ』の続編で
絶版ノベルズ収録作に加筆修正して
続編をつけた一冊になります。
今回は攻様が
激化していた敵対組織との抗争から
受様を遠ざけようとした結果
二人の間に出来た溝を
敵対組織の次期組長に狙われるという
展開なのですが、
極道の組長らしく傲慢で俺様な攻様なのに
受様が大切なあまり受様にはなるべく
事後処理だけを任せる道を選択した結果、
清濁併せのむつもりで攻様の手をとった受様を
悶々とさせてしまったって感じですね。
はっきり言って
攻様が受様にちゃんと話をしていたら
二人の仲がこじれる事も
受様が襲われる事も無かったような???
今回もヤクザな攻様にも負けない
受様の男前な潔さが最高です♪
いろいろと悩んでも最後には
きっぱり攻様を選ぶ受様の潔さが
多くの男達に惚れられる原因なので
攻様がする心配も意味が無いとばかりは
言えないのかもですね(笑)
書き下ろしの続編は
攻様視点での同居問題に絡んだ後日談です。
短いのでただヤッテルだけ…です。
本作は初版限定で小冊子付♪
受様狙いの幼馴染への牽制のため
攻様の独占欲丸出しの濃厚Hとなっています。
本作は単巻でも読めるかなとは思いますが
前刊『この愛にひざまずけ』を合わせ読みすると
より濃厚な絡みがお楽しみ頂けますよ。
暴力団古峰会組長の古峰三虎(攻)×元企業弁護士で今は組弁護士の諏訪冬紀(受)
「この愛にひざまずけ」の続編です。
ライバルの龍星会との組織間の抗争が勃発しそうな不穏な空気のおかげで、三虎も冬紀もお互いさらに忙しく、会えない日々が続き、イライラ度は増加。気持ちは限界状態に。
そんなとき、三虎が龍星会の鉄砲玉に切り付けられ負傷する。心配する冬紀に三虎は何も話さず、セックスでごまかされるばかり。
そんな中、大学時代の同僚で東京地検の検事でもある櫻井が、冬紀に「なぜ組弁護士になったのか」と詰め寄られる。
力不足で三虎を守りたいけど守れない、また、櫻井にもはっきり言えない自分の気持ちをもてあました冬紀は三虎に「少し、冷却期間をおいたほうがいいのかも」と三虎に伝えたところ、無理やり犯され、気持ちのすれ違いを実感した冬紀は、櫻井たち友人と温泉旅行に行くことに。しかしそこには、龍星会の組長梧桐がいて・・・。
今回の冬紀は、櫻井と梧桐などが出てきてモテモテです。おまけに2人からプロポーズされるし。やはり、男気あふれる美人さんはどこにいってもモテモテなのでしょうか。
しかし、櫻井の思い込みの激しさには、同情しつつ笑えました。梧桐にいたっては、これからも要平(三虎と冬紀の幼なじみ)と同じく、2人をかき回してほしいところです。
結局冬紀は、櫻井の手引きにより梧桐に犯されそうになるところを三虎に助けられ、事なきを得ますが、冬紀は三虎に激しい「お仕置き」をうけることに。
お仕置きでのやり取りで冬紀が「俺を壊す気か」というのに対し「壊れる?いいねぇ、壊れろよ。頭がおかしくなるくらい、可愛がってやる」のセリフに、三虎の冬紀に対する激しい独占欲と執着を感じ、くらっときました。(まあそれ以外の部分でもダダ漏れなのですが)
また、梧桐が三虎のことを「悪趣味だ」というのに対し「まったくですね」「でも。コレだからいいんですよ。コレじゃないと、嫌です」と。さらに三虎への想いを「不治の病」と言い切る冬紀のかっこよさとともに、三虎を「バカ虎」呼ばわりする冬紀に、三虎は一生尻に敷かれるなぁと思ったのは私だけでしょうか。
一応シリアスな設定のようですが、私的には前作よりも糖度がさらに上がった、バカっぷるぶり全開の作品でした。
おまけの小冊子では、2人のことが要平視点で描かれているのですが、相変わらずのイチャつきぶりで、心がなごみます(笑)