未来のかたち

yume no katachi

未来のかたち
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
5
評価数
1
平均
5 / 5
神率
100%
著者
白銀みるく 

作家さんの新作発表
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イラスト
金ひかる 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
価格
¥480(税抜)  
ISBN
9784044366049

あらすじ

長いあいだ援助してくれていた父親の秘密を知ったとき、僕の心はふたたび殻に覆われてしまった―絵を描くことも画材を手にとることもできなくなった拓哉。
おりしも鵠南学園は学園祭の真っ最中だったが、感じることを失った拓哉にとっては、ただ苦しい時間だった。
そんな拓哉に、東野の友人の小場が一枚の絵を見せたところ…。
美術教師の東野とその生徒・拓哉のトゥルー・ラブストーリー第4弾。
ふたりの未来は、どんなことに。

表題作未来のかたち

東野浩輝・高校美術教師
相原拓哉・高校生・美術部

その他の収録作品

  • 告白
  • 卒業制作
  • あとがき

レビュー投稿数1

大好きなシリーズ完結

シリーズ完結4巻目。
拓哉と滝沢がどちらも同じ父親だった事が前巻で判明し、そのショックで拓哉は東野が現れる前は彼にとって唯一の拠り所だった絵を描くという事に対して画材さえ見られない程に拒否反応を起こします。
その彼をまた絵の世界へと引き戻したのは東野が美大時代に描いた絵。
偉大な画家を父親に持つ拓哉と滝沢はどちらも彼の存在に苦しめられる訳ですが、拓哉には東野が、滝沢には岩沢という良き理解者であり恋人がいてその力も借りながら2人共その壁を乗り越えます。
多少甘くご都合主義的な展開もあるんだけど、それが気にならない位の力というか魅力がこの作品に流れていて凄く好きなシリーズの一つです。
白銀みるくさんの商業誌は6冊、その内4冊がこのシリーズ。
金ひかるさんの描くラストページの東野と拓哉の笑顔の挿絵が印象的に作品を締めくくります。
この世界観、やっぱ好きだなあ。
シリーズ最終巻としてまとめの意味でも神で。

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