条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
sukidatomo ienai
さらさらと読めるお話しでした。
高校の時から親友にずっと思いを寄せていた受け。
攻めのアパートが火事になったことによる同居することになり、そこからまぁちっちゃいことがいくつかあり、思い爆発攻めにのっかりHしちゃい、攻めは家を出て行ってしまう。
そこでやっと告白してみたら、あらあら攻めも受けが好きだったのね、というお話し。
ちっちゃいいくつかのことは別にそんなにイライラさせられることもなくひたすら続き、まぁさらさら読めるからいいけどいつまでこれは続くんだろと思ってたら、最後の2割くらいでいきなり色々始まり、でもそんなに盛り上がることもなく激しくなることも甘々になることもなく、あれ?これでお終い??いやぁまぁいいけどさー、もうちょっと長年の思いをぶつけ合おうよー、あっさり5年後いかないでよー、と思ってしまいました。
話的には無理なく進み、ストレスとかも感じなく読めると思うので、ものっすごい濃い内容を読んだ後なんかにオススメかもですw
今回の榊作品はちょっとヒットかな?
石原理さんのイラストがよかったのです♪
お話は、予想はできるものの、中々進展していかない臆病な主人公達のせいで、おい、このままで終わるつもりか?
途中で出てくる女性達にイライライラが募ったり、最後まで焦らされました。
アパートが火事で、大学の研究室にいる御園のマンションに転がり込んできた高校・大学とずっと一緒だった会社員をしている三瀬。
御園はずっと三瀬に高校の頃から片思いをしているから、同居がちょっと苦痛。
三瀬には大学の頃からつきあっている彼女がいて、御園は自分の気持ちはむくわれないと思い込んであきらめている。
そんな彼等が一体どうやってくっつくのか?
目線は御園で進んでいきますが、それは本当に日常の大学内の何でもないやりとりだったり、三瀬との朝ごはん風景だったり、夜の呑みだったり、本当に日々のつらつら、、
そこで高校時代がどうだったかとか、大学時代がどうだったか、といった思い出が挿入されている形で、御園の気持ちがどんなものなのかがわかるといった流れ。
高校の時、先輩とキスしているのを三瀬に見られ、その時「ノンケには興味がない」と発言したことが、ずっと御園の足かせに、三瀬の呪縛になっていたのだということは、あるものの、だからゲイの御園と三瀬が仲良くずっと12年も友人やってられるというのは、そこに絶対何かあると、読者は勘ぐりますよね。
そこで、二人のバランスを崩すのが女性の存在、三瀬の彼女とその彼女の友達なのです。
三瀬の彼女は、女性からしたら明らかにすごく嫌なタイプの女性に見えます。
ええー!?何でこんなのと7年も付き合いが続くんだよ?と驚愕なんですが、ひょとするとそれは自分が女性であるが故の嫌いなタイプの女性というのの典型だからかもしれない。
案外、こういう女子を男子は好きなのだ。
そこでその彼女が実は二股を掛けていて、ということがわかり、そこで友人の女性が出てきて呼び出して糾弾するところは余計なお世話だろ?しかも御園まで巻き込んで、と、イライラMAX。
で、お約束通り、彼女は”三瀬はほんとに好きな人は別にいる、私の事は見てなかった”発言。
ちょっと、この展開が安易だなー。
ということで、彼女に振られて酔っぱらっている三瀬に御園が襲っちゃって乗ってしまうわけです♪
それまでの焦れとイラはこの襲い受けでチャラになりましたww
でもね、御園は好きだとは言わないのですよ。
翌日三瀬が出て行って初めて、彼を追いかける気持ちになって、そこでお互い好きだったってことがわかるんですが。。。
三瀬!!お前は彼女に振られたって、すごい酔っぱらって落ち込んでたんじゃないのか?どの口で今更御園が好きだったと言うのだ?しかも告白もせずに、ぶつかりもせずに、ちょっと臆病すぎやしないか??
襲われた時点で気が付けよ!コノ鈍感男!!・・・と、思わず思うのです。
大学の研究室にいる御園の後輩・東灘という男が何かいいキャラだったんですよね。
彼がグイグイ御園を押して波風を立ててくれた方が面白かったかも?
とも思うのです。
実に遠回りの両思いでした。