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amayaka na kyoubou
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
絵が素敵です!何よりです。
文章も素敵です!
内容は難しいんですがすらすら理解できるわかりやすさです。
報道番組の若手ディレクター圭佑が特ダネにつられ攻めであるキリト出会います。
キリトは催淫剤入りのコーヒーで圭佑を眠らし凌辱シーンをビデオ撮影します。
2人の思惑が交差しあいながら大物政治家の汚職事件を暴きます。
キリトの重い過去や背負った思いがストーリーをもっと重くします。
2人の仕事としての関係とその上での体の関係・・・。
圭佑のキリトに対しての思いが一体いつ圭佑に伝わるのか・・・。
「会いたい夜に」は見ているこっちがハラハラします。
エロいです・・。キリトが寝ている間に・・・。圭佑が・・・。
新装版の続編が出たので、前作を引っ張り出して見ました。
マスコミを使って兄の復讐を遂げる弟。
題名にふさわしく、一方はスクープの為、一方は復讐の為と、利害が一致したまさに共謀。
その中で何故か互いに惹かれあうもの、居心地のよさを感じ取り、なエンディングでしたので、まだラストははっきりと互いを「好き」と認識したわけではないものでしたので、続編は妥当でしたね。
スクープの垂れこみの電話に撮影機材を持って指定のホテルに出向くと、薬を飲まされ強姦されたのは、敏腕ディレクターの圭祐。
その強姦シーンを撮影して、脅したのはべったりと血痕のついたシャツを着たキリト。
情報をもらう代わりに身体を奪われる関係が、いつの間にか夜に、一緒に食事をして打ち合わせをして、そして体を重ねる。
それが自然な流れになってしまい、奇妙な連帯感が生まれる。
キリトのやり口は歪んだ手段だと思うが、それにはブラウン管で見ていた圭祐への期待と憧れが、そうさせてしまったのかな?とも思います。
これがまた圭祐が男前だったのですよ。
最初は体の関係も嫌々だったけど、キリトはそう悪い人でもなさそうだし、情報を与えてくれるし、騙されている感じはしなくて、むしろ好感を感じで行く。
エチには薬を使い乱れさせられるが、圭祐にとってそれは、身体を重ねるいいわけになっていて、彼とどうこうするのが嫌でなくなっているんですよw
ツンデレなのか?と思うとそうでもなくて、結構真面目に前向きに捕えている常識人なところ、すごく好感度高い男前受けだったのです。
逆にキリトが微妙なヘタレなのか?と思ったりww
心に色々抱えるものがあるので、それを圭祐を抱くことによって癒されている風で、何となく甘えているんじゃないか?ってv
ちょっとだけ責め喘ぎもあったりww
中々に対等な二人なのでありますよ。
シンプルに考えれば、最初から手の内を明かし暴露して圭祐に協力を仰げばよかったでしょうが、その真実を明かさずに小出しにして、、、もうっ!ってな感じもあるのですが、この小出しがあるからこそ、心の通じ合いが生まれるから、そうでなければ物語にならないですもんね(汗、、)
そう考えると、キリトが圭祐を最初から手に入れたかったと考える方が~?
『会いたい夜』では今まで受け身だった圭祐が、こっそりあんな事を・・・ww
いや~いっそ攻めてもよかったんでは(爆!)
アイスノベルズで出ていたモノに書き下ろし「会いたい夜」を加えた新装版。
敏腕ニュース番組ディレクターの圭祐〔受〕はある匿名のタレコミからその情報を聞く為にホテルへと出かけ、持参してきたカメラの前で薬を使われ犯されちゃいます。
一人で行く辺りに、おいおいもう一人位バイトでもいいから連れていけよって気もしますがまあそれ言い出すと話始まらないので。
ともかくその恥ずかしいデータをちらつかされて、圭祐は不本意ながらもキリト〔攻〕の言う通りに動くのですが、その内にこのネタが本当に大きな汚職事件に結びついている事が分かり、彼らはある意味コンビとなりこの事件の解明に挑みます。
報道の神様と呼ばれる男の存在が生きていて、なかなか事件面でも読み応えがあったです。
あとエロもエロエロでよろしかった。
書きおろし「会いたい夜に」でこれはリバもありかーと思っちゃいました。
政治家の陰謀を暴くという共通の目的のために近づいた二人。サスペンス色が強く、全体のまとまりという意味ではさすがの沙野作品。ただし、攻めのキャラが若干ひっかかった。
最初は強姦で始まる体の関係。しかし、受けはそれを耐え、仕事のために協力関係を結ぶ。この辺がせつないし、気持ちがないまま体を奪ってしまう攻めの心理がよく分からないまま話が進みます。
その後、協力するために一緒に過ごすうちに、お互いそれが心地よいと感じるようになります。何かの目的のために動いているらしい攻めだけど、時折年上の受けに甘えたり。一方、仕事をきっちり追求する大人な男の受け。このお仕事と恋愛の受け攻めが逆パターンっていうのは、ある意味鉄板の萌えポイント(個人的な)。
後半に向けて甘く読みやすくなりましたが、攻めの心理の持って行き方が色々疑問で、手放しで面白かったとは言えないですね。
初読みの時は「沙野さんのエロって濃厚過ぎて重い…」っていうのと
「有能ってハズの圭祐が簡単に騙されるわ、脅されるは有能って感じがしない」「なんか始まりが強姦だったのに慣れ合うの早過ぎ」「いくら閑職にまわされてるとは言え大学中退が議員秘書の身代わりって出来るの?」
とかそんなアラが気になって仕方がなかったのですが、
BL脳が鍛えられたのか再読してみたらその辺は割とつらっとスルーして「男らしいハズの圭祐が女にされちゃう調教物」として読んだら意外に面白かったです。
ので、あらすじにあるような事件ものとして読むよりはそういう楽しみ方をしたほうがいいような気がします。
小路さんの挿絵はカラーより中のモノクロ絵の方がシャープで好みです。