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konobimen kahogo ni tsuki
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
シリーズ前作「この美メン、ヘタレにつき」の那智×慶士がとんでもなくコメディ大全開だったので、今回はどういう風味のカップリングでこられるのかとなー色々予想していたのですが、ほぉう~こういう感じか~!と「ヘタレ」が爆笑系なら、「過保護」は甘くて、優しーーーいお話です。
内容は、光嶋と苑実は苑実が生まれたころからの幼馴染で、光嶋が3歳年上の近くに住むお兄さんです。とにかくこの光嶋、彼が相当優しく落ち着きのある人、苑実はとんでもなく天然…すごい芸術家的天然な人?で、意思もしっかりしているし、「ヘタレ」でも全くないのですが、その意思の方向性が独特…でかわいい子です。
苑実は松庵流という華道の家元の後継者ということもあり、その方面の英才教育みたいなことを幼いころから強いられて、煮詰まってきた時期にも幼いころから冷静沈着な光嶋がいつも苑実の精神面を支えてくれていて、苑実はそんな光嶋を純粋に慕っていました。
一方、光嶋は思春期以降、恋愛対象として苑実が好きな自分に気付きます。しかし、苑実のあくまでも友人として自分を慕ってくれている思いを裏切れないと、苑実への感情はひた隠し。
高校卒業後、苑実はフランスへ花の勉強をするため留学(その時、光嶋は医大生)し二人は離ればなれに、7年の時を経て、苑実が帰国、光嶋の勤務する病院へ苑実が会いに行くところから物語が始まります。
相変わらず、愛くるしく光嶋を慕う苑実、光嶋はすでに自分の想いは封印できていると高をくくっていたようですが…
そうじゃなかったんですね~。
苑実は薬アレルギーのある子で、検査入院します。(入院中も苑実は検査担当医・岩崎から狙われてます)
その時の苑実の言動が、天然?というか、退院時にも「いや、薬をそんな飲み方したら危ないから…マジで」というような人なので、光嶋は「ダメだこりゃ…」ということで、帰国後、住むところが決まっていない苑実を光嶋が自宅に居候させます。
仮の同居生活…ここで、いやというほど苑実への愛を自覚する光嶋ですが、まだまだ耐えます…色々(苦笑)
そんな時、苑実の師匠のルネがフランスからやってきて、またまた光嶋の男心・恋心は揺さぶられ…
時同じくして、岩崎と光嶋の関係を恋人同士だと色々勘違いした苑実も光嶋に幼馴染としての親しみではない「想い」を自覚!
…そして紆余曲折ありますが、ついに光嶋告白
いっぱい我慢したけど、よかったね光嶋君v
というラブラブエンディング♪
エンディング…意外に苑実ちゃんは色気爆発の子でした(苦笑)
ゲージュツ家は三大欲求に忠実らしい…
苑実と那智は同級生ということで、那智、苑実、光嶋の3人は互いに幼馴染ということもあり、苑実を例の「美・MENSパーティ」に連れ出したりと絡んできます。
肝心の?正美ちゃんも相変わらずのキャラクターで適度に絡んでます(笑)
彼女は相変わらずいい味出してます。
面白かったです♪
牧山節が炸裂してましたね・・濃~い攻めを期待してたのですが、そちらは叶いませんでしたね~♪
でも欲望に忠実な天然ちゃん炸裂の受け様で。大変満足しました。
かなりのコメディなのでとっても楽しめました。苑実の事が好きで、自らの暴挙で苑実を傷つけない様に、距離を置いた光嶋ですが、あまりの無頓着ぶりに心配になってしまって同居が始まります・・
そして光嶋の忍耐との戦いも始まる訳ですね・・
どちらかというと受けちゃんの視点が多いのでこの忍耐中の光嶋の脳内はあまり垂れ流しになってませんね~♪
どうせなら光嶋の脳内を期待してたんですが・・・
海外から苑実の師匠のルネが来日してきてから、さらに光嶋の忍耐が続きますね・・
苑実もだんだんと自分の光嶋に対する気持ちが変だという事に気付いてきます。そして・・
カップルになった後のHですが・・・やはり牧山さん!!濃~いです。回数は1回と少なめなんですが、濃いかったです。
苑実にとっては初めての行為と言う事でイメトレしてるんですが・・そのイメトレの内容がまた面白かったですね~♪
可愛らしいイメトレ内容で・・実際とは大違いな訳ですが・・最後には自分から欲しがるという・・とっても可愛らしい苑実ちゃんでした・・
作品的にはコメディでもうどうこどう見てもラブラブ感漂ってる二人なので、読んでいてもとっても楽しく読めました。
前作のスピンオフと言った形になる作品ですね・・前回の主役の高木那智が、今回の苑実と光嶋との友達と言った感じでございます。もちろん「美・MENパーティー」には出席してますね~♪
前作の「この美メン、ヘタレにつき」が面白かったので、とても期待いたしました!
あの路線でズッコケラブコメに行くのかな~と思ったら・・・ちょっと違った。
キャラクターが違うから、話のトーンも違って当たり前なんですが。。
いかんせん、過去とか気持ちの解説やモノローグが多く、会話が少ない。
多分、解説・モノローグを短縮したら、この本の厚みは半分くらいになるかもしれない、というくらいの構成。
なんで、読んでて疲れちゃって、面白さも半減。
お話は、7年ぶりに再会した幼なじみの医者の嵩成と、華道家元の息子でフローリストとして名をなした苑美が主人公。
嵩成は、苑美に欲情したのを打ち消そうと、つれない態度をしたまま苑美の留学によって7年も間が空き。
苑美は、幼いころから一緒にいて、自分を理解できるのは嵩成しかいないと思っていて。
もうすでに両想い確定なんですが、いかんせん、苑美が天然というか、言葉を額面通りにしか受け取らない、秋波を送られても全く気がつかないニブチンちゃん(天然という表現もあるが)
小さくてかわいくてキレイな苑美を、周りの男達が放っておかないから嵩成は心配で心配で、という、多分それを面白く表現したかったと思うのですが。
アテ馬にされるフランスから来た苑美の師匠の言葉に、本当は誘われているのに、全然気がつかなくてお礼まで言いに行く苑美が愉快っちゃあ、愉快なんですが、もう設定時点で全ての話の流れが前半で読めてしまって・・・
だって、嵩成も慎重の人で全く手を出さないし。
せっかく、自分のマンションに苑美を連れ込んだのに何もないし、思わず肩すかし、、慎重すぎて。
苑美の天然ぶりにやっと慣れてきたころ、終盤が訪れてやっと面白くなったかなと思える、何ともエンジンのかかりが悪かった話でした。
前作のドジっ子慶士みたく、もっと抜けてるとよかったな。
そして、その慶士と恋人の那智も登場しましたが、慶士のヘタレぶりは全くなく、何だか美麗な置物みたいにしか出てこなくてつまんなかった。
筋に関係なくても、せめて転ばせるとかひっくり返すとかさせてもよかったのに・・・
読者目線で野々宮ユリカ先生はちょこちょこ登場いたしました。
何かな~華がなかったよな、、