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otona no kaidan
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
真面目な刑事が、世間知らずの素直な中学生に好意を寄せられて満更でもないむしろ好きになっちゃたの展開が早く、攻めの武内にはあまり感情移入ができず読者置いてけぼり。
しかし、受けの泉水は中盤あたりから万華鏡のようにいろんな魅力が見え隠れして(母、祖父も)読んでいて楽しかったです。
泉水からプロポーズするなんて面食らった(笑)この子の将来が楽しみです。武内を秘書にして活躍している姿が見たい。
警察官と未成年としての葛藤はそこまで書かれていません。武内の同僚と泉水の母も二人を応援しているぐらいです。
実は血の繋がりが?など面白そうな設定があるのですが、ストーリーはインパクトに欠けていてちょっと物足りないです。
こういうショタちっくな受けはあまり好きじゃないはずんですが、この小説の受けは好きでした。
一途に刑事さんのことを思う中学生が受けです。めっちゃかわいい。
刑事は刑事で、その一途さに少しずつ惹かれていく、という。
刑事がストイックで、『相手はまだ子供だから』欲望を我慢してるのもググッときました。
結ばれたのは、受けが中学を卒業してから。
やっぱそうじゃなきゃねー。
中学生相手にムラムラするのはokだけど、そのまま押し倒しちゃうのは私的にはNGです。(といっても作品によりますが)
ただ、後半が苦手な展開(苦手な手法でのカミングアウト&ご都合主義的に周囲が理解すること)だったのが残念だったな。