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この寂しい気持ちを恋と呼ぶのだろうか
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
幼なじみでずっと過ごしてきた二人が、
「この気持ちは何?」
「こんな気持ちの名前は知らない」
って所からウロウロするような、ジリジリしたお話。
このパターンのお話が、結局一番好きかも知れない。
「幼馴染み」
「親友」
「兄弟のようなもの」
……「恋人」
名前など、なんでもいい。
「ずっと一緒にいたい」
プロローグの、このフレーズにやられちゃう。
「ずっと一緒にいたい」
それだけにたどり着くために、暁成は真帆に18年近く待たされて、でも、ちゃんと、真帆を大事にしたい、幸せにしたいって気持ちを持ち続けていたおかげで、幼かった真帆の情緒がようやく暁成に追いついて、二人は結ばれる。
真帆の家族のエピソードとか、ちょっと扱いが軽かったり、全体にサラッとしちゃってる感じはあるけど、
「ずっと一緒にいたい」
心の中にあった、その気持ちがなんなのかに気付くところから始まる、そんな高校生の甘酸っぱいお話には、どうしても抗いがたい魅力があるのよね。
サクサク読める!と言った感じでしょうか?
お話もベテランさんなので、安定しているので読みやすいですが、設定的にあまり好みじゃない、お話でした。
と、言うよりも、普通です。
幼馴染同士のお話なのですが、高校で別々の学校に行って、チョットづつ距離も気持ちも離れて行く、といった感じなんですが。
お互い別の高校に行って、暁成に偶然会うんですが、何か自分の知らない暁成を知ってしまった?みたいな、寂しさを真帆は感じるんでしょうね~。
ある日暁成の友達に暁成は年上の女性といっぱい付き合っていると聞いて、帰り道に聞き出すのですが、
答えはセフレだと言うんです。そして、真帆に告白するのですが、暁成は最初から諦めてますから、
告白してキスしてその場を去っていってしまいます。「絶交」という言葉を言ってしまった、真帆は一人取り残されます。
こんな感じのお話ですね~。真帆はまだまだ子供だから自分の気持ちも分からない、でも暁成が傍にいないと寂しい、
と感じてしまう。
今の私の情緒的に引っ掛からなかった感じだと、思うんですよね~。たぶん前読んだ本とかで、感想とか変ってくるとは思うのですが、今の心情ではキュンキュンなれなかったです。
物語的にはキュンキュンの青臭さを狙っていると思いますので、お好みの方はいかがでしょうか?
やっぱり段々と、歳をとって来たのだろうか?普通のきゅんきゅうじゃぁ、動じなくなってしまった、自分が悲しいですね。