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今回は受様の実家の融資に応じる投資会社社長と
経営難の老舗料亭の跡取り息子のお話です。
二人の過去の回想を絡めながらまとまるまでと
攻様視点で裏事情を絡めつつのその後を収録。
受様は実親を事故死後、
遠縁の養父母の元で大切にされてきた為
大学卒業後は望んで実家の料亭
いち屋の経営を学んでいます。
いち屋は再来年で創業百年を迎え
数寄屋造りの建物は
独特の空間を醸し出す老舗料亭。
しかし、
料亭は維持費がかかる上、
ご贔屓客の高齢化や社用接待の減少で
料亭離れが進み、
いち屋の経営は難しくなるばかりです。
養父は新機軸に百貨店出店を計画しますが
銀行から融資が望めず計画は中断、
投資会社に出資を打診している中、
養父がクモ幕下出血で倒れてしまいます。
受様は養父母への恩返しの時と
不安が込上げる身を奮い立たせて
投資会社の社長との面談に向かいます。
その相手の投資会社社長が
大学時代に同じゼミだった一つ下の攻様でした♪
二人は一時期、親しくしていた事も有り
受様は再会を喜びますが、攻様は淡々としたもの。
受様は真摯な態度で接するのですが
攻様は受様の覚悟の程を知りたいと
出資に関してある「条件」を提示します。
その条件とは…受様が攻様に抱かれる事?!
男にしても貧相な自分が性の対象として
見られるなどと想像もしなかった受様は
呆然としてしまいます。
しかし、攻様にしても
こんな事が理不尽な事は百も承知、
攻様は学生時代から
受様ばかりが割を食うよな役を率先する姿に
忸怩たる思いを抱いていたので
彼を試すつもりでの条件提示だったのですが
受様は自分自身よりも
いち屋が大切と攻様の条件を了解、
昔のままの彼に憤り、怒りを感じた攻様は
激情のままに受様の純潔を奪っていまいます!!
初めて会った時から
受様に惹かれてつつも認められなかった攻様と
攻様の内心を知らないが故に
身体だけ求められていると思いんでいる受様。
誤解から始まった二人の関係が
変わる日は来るのか?!
家族の愛には縁遠い攻様は
受様の養父への愛情を恋情ゆえと誤解し
受様の真摯な思いは伝わりません。
二人のすれ違って行く恋の行方に
受様の叔母である女将や
攻様を逆恨みしている兄等が絡みはしますが
攻様の誤解が生むすれ違いが主軸です。
この手のお話って
どこで攻様が気付く(or暴露する)のかが
一番の読みどころですよね♪
受様への言動がきつくても
端々に嫉妬が見える攻様なので
攻様の誤解が解けさえすれば
ハッピーエンドがお約束と
最後まで安心して読めました。
後日談は
過去の出来事と本編直後の二人と
攻様視点で描いたお話になります。
本編でもチラチラ見えた嫉妬が
こちらではバリバリ状態なのですが
まとまった後なら微笑ましいかも(笑)
今回は本作同様
大切なモノの為に攻様に身売りする受様のお話で
柊平ハルモさん『束縛は恋の条件』はいかが?
老舗料亭『いち屋』の跡取り息子である真純は、時代の流れには逆らえず、経営が厳しくなった料亭の再建計画への融資を頼むため、投資家に指定されたホテルへと向かっていた。
本来であれば、社長を務める真純の父が行くはずだったが、脳出血を起こし倒れてしまったのだ。
気弱な真純には気の重い仕事であったが、父がこういう状態では仕方がなく、また料亭の再建に目処をつけて父を安心させてあげたい思いから、何としても話をまとめたいと思っていた。
そんな真純の前に現れたのは、偶然にも大学の後輩である朝孝であった。
驚きつつも、同じゼミで一時期親しくしていた朝孝との再会を喜ぶ真純であったが、朝孝はどうやらそうではなかったようで……
朝孝は真純に対して、「融資をする代わりに自分のものになれ」と要求してきた。
突然の朝孝の台詞に、真意がわからず、真純は戸惑うけれど……という話でした。
まぁ、よくあるBLの。
攻めが本当は好きだったのに素直にそれを伝えられなかった相手である受けと自分が立場が上の状態で再会する→ついうっかり冗談のつもりで「抱かせろ」と言ってしまう→受けは真面目なので、それを冗談だと受け取れず本気にしてしまい攻めに弱みを握られているので「うん」という→攻めは受けがそういうことをするのに慣れているのだと勘違いして勝手に嫉妬して無理やりやってしまう
というパターンのお話でした。
もちろん、最後は誤解が解けてハッピーエンドです。
こういう小説にありがちな本当は受けも攻めに行為を抱いていたという前提ももちろんばっちり押さえてあります。
なので、この流れが好きな方にはオススメです。
主人公ふたりの感情がいまいち見えてこず、感情移入して読める部分がなくて少し物足りなかった。
でも全く面白くないというわけでもなかったのです。
病気で倒れた父親の代わりにこのままでは傾いてしまう店をなんとか建て直そうと、周りの人に支えられ健気に頑張る受け武市真純。
融資をお願いしに行った面談相手はなんと大学の後輩中園朝孝で、久々の再会に驚いたものの話をすれば『いち屋』をあっさり融資してくれるという。
しかし攻めは大学の時に真純と話の話によく登場する「父親」の存在に嫉妬していた。
父親から真純を奪いたい、暗い感情の為に条件として真純の体を要求する。
真純は義理の息子の自分を大事に育ててくれた両親が守ってきた料亭を無くすことはできない、という一心からどんなことでもする、と条件を飲み・・・
どちらかと言うと好みな話だし健気受けだし、俺様で強引攻めだし。
やっぱり和服は良いなー
体格差は萌えるな(挿絵の力が大きいですが)
受けが弱そうに見えて本当に弱いんだけど、ちょっと頑張ってる所はいいな、
全て丸ごとキスもエチも受けは攻めが初めてさんのウブな所はポイント高いなー
・・・など萌える要素はあったのだけど、全体的に全てがぼんやりしていて受け側も攻め側も・・・なんだろう?感情の高ぶりが中途半端でガツンととくるシーンも無くどんどん話は進んでいって終わってしまった。
本編終了後の短編で、朝孝側からの視点での真純への感情や大学生時代どう思っていたか?
どんな感情で融資と引き換えで体を要求したか、などが書かれていて本編の補足のようになっている部分があります。
その部分を読むと本編で足りないな、と思った部分が補えるのと、ふたりが甘く過ごす部分も織り込まれているのでこの短編があるとないとでは、本編の印象がだいぶんかわったかもな、と思いました。
しかしながら読後は藍生さんの作品はいつもほど良く面白いなと読んでいるのだけど、この作品は微妙だなぁという気持ちになってしまったお話でした。
凄いタイトルですよね(笑)
内容としては攻めの思い込みというか誤解が原因の擦れ違いもの。
うん、そりゃー真純としてはそんな誤解受けているなんて思わないでしょうね(´・ω・`)
読んでる側としては序盤で気付きますがw
誤解だと判明した時の朝孝の動揺っぷりは笑えます。
最低すぎる朝孝の異母兄が事件後、朝孝の秘書の田崎にどんな扱いをされているのか非常に気になるところです。
SSは攻め視点で本編の補完要素やくっついてからの甘々描写ですね。
2人の学生時代のことや気付くまでにやってしまったアレやコレやに後悔してたり~が見られます。
真純は良い子ちゃんですヾ(≧∇≦)
おっとり優しい雰囲気だけど頑張り屋さんなのですー。
藍生さん=双子シリーズ=好き→買い!とか思って購入した本ですが…んー何というか双子シリーズの方が好きだなー。
いやまだ双子シリーズ1作目しか読んでないけど!
2・3作目積んでいるけど←
むぅ…続刊に取りかかる前に1作目読み返してGOしようかな…。