雀影
dead lock bangaihen
DEADLOCKは番外編が本当に多くて、Charaの小冊子とか、全員サービスで次々短編が出る。
この本では、ロブ&ヨシュア編は、二人はつきあい始めて1ヶ月、ヨシュアがある女優のボディガードを引き受けたことをきっかけに・・・。
生真面目で、恋愛の駆け引きなどと無縁だったヨシュアが、ロブが辛抱強く、そして時には感情をあらわに接することで、だんだんといろいろな感情を得て、愛が深まっていく。
そんな幸せなお話。
ディック&ユウト編は、ユウトが難しい選択を迫られる話。
こちらは、既にしっかりとした愛で結ばれている二人が、お互いに相手を心配しつつ、それでも相手のこと思って、それぞれに決断する。
この続きの話も、別の小冊子に載りました。
こういう小冊子に載った番外編は、基本的には入手できた人だけのお楽しみで、ちゃんと本になって、誰でも買えるようになったりはしませんが、これだけたくさんの番外編が書かれるとなると、ぜひ、いずれ1冊にまとめて本にして欲しい。
その時は、同人誌のネト・ロブ編も一緒にはいると、いいなぁ。
『DEADLOCK』&『SIMPLEX』番外編。
シルバーの表紙のカッコいい装丁の一冊。
ただし、挿絵はなし。
表題作はスピンオフ「SINPLEX」のロブとヨシュアの話。
二人が恋人になって一ヶ月程経った頃、
今まで努力してそんな様を見せないようにしていた、寝起きの悪いヨシュアの姿が可愛い。
あれこれ世話をやきたがるヨシュアもまた可愛い。
ロブはヨシュアにメロメロなんだけれど、そして実はヨシュアだってそうなんだけれど、
性格も感じ方も違う二人の間には、それなりに食い違いも起こる。
このシリーズ、本編は硬派な設定でハリウッド映画のような甘くもダイナミックな設定だったが、
番外になると事件性がなくなる分、アメリカのドラマのような人間模様。
もう1篇は、本編の「DEADLOCKシリーズ」の主人公、ディック×ユウトの話。
表題作より時間は少し遡る。
ロブの家のいつもの仲間の集まりの時に、ユウトが珍しく苛立っていた理由の話。
お互いに大事で危険なことはさせたくない思いと、相手の生き方を尊重したい思いを
どうやって折合いをつけていくか…
シリーズの番外編を読むと、ロスに行くと彼らがちゃんといそうな感じがする、
これもまた、大きな事件の後の、ちょっと波立ったりしながらでも幸せに暮らす彼らの様子を
ちょっと覗いてきました…な一冊です。
匿名さん
今更なコメント失礼いたします。
ぜひ一冊にまとめて欲しい…
私もそう思います!!DEADLOCKシリーズは大好きなので集められるものは何とか手に入れたのですが、全ては無理でしたので(>_<)
ぜひいつか1冊にして出版して欲しいですね。無駄だとは思いつつキャラさんにお願いメールを何度も送ってます^^;