社長×巫子の年の差ラブ

巫子と紳士と恋の縁

miko to shinshito koi no en

巫子と紳士と恋の縁
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
2
評価数
2
平均
2 / 5
神率
0%
著者
桂生青依 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
藤井咲耶 
媒体
小説
出版社
アスキー・メディアワークス(角川グループパブリッシング)
レーベル
B-PRINCE文庫
発売日
価格
¥640(税抜)  
ISBN
9784048684736

あらすじ

男の“巫子”がいるちょっとかわった藤乃森神社。遥はその巫子として、宮司の父と小さな神社を守っていたが、ある日祈祷中の失敗を最上という男に助けられる。端整な貌と寡黙な佇まい、若くして成功した実業家という彼に、田舎暮らしの遥はドキドキで…。 助けてもらったお礼をしたいと申し出る遥。けれど、最上から「神仏などくだらない」と冷たく拒絶されてしまって!? 社長×巫子の年の差ラブ。 甘い書き下ろし付。
(出版社より)

表題作巫子と紳士と恋の縁

最上高之,28歳,ソフト関連会社社長 
清宮遥,19歳,実家神社の禰宜兼巫女 

その他の収録作品

  • 手を繋いで恋を結んで

レビュー投稿数2

自分の嗜好を悟りました…。

仕事人間・最上高之と巫女少年・清宮遥の恋物語。

それまで誰にも弱みを見せず生きてきた最上の疲れを初対面で見抜いてしまった遥。
困っているところを助けられたこともあって、なんとか最上の力になりたいと思うようになるのだが…。

反発から興味へ。
気がついた頃には恋に堕ちてるのがセオリー。
それまでの自分からは考えられないような行動をしてみたり、してみたくなったり。
遥のまっすぐさが実ったともいえるのかしら。


「手を繋いで恋を結んで」
早くも遥の父親にバレてしまう2人。
父親にお見合いを勧められ、後継ぎを望まれる遥だが…。

もうバレちゃうか!と思ったのが第一印象でした。
そして、そこでの遥も最上もがっつり堂々と「好きなんですけど、何か?」みたいな感じで。
当然、父親は受け入れられない。
邪魔してくるんだが、そんな父親につい暴言を吐きそうになった遥を遮る最上はちょっとかっこよかったです。

そしてそして。
最後には認めてもらってハッピーエンドとなるわけですが。
その後のえちがステキでした。
付き合ってからそんなに経ってないと思うんだけども。
なので、そんなに回数重ねてるわけではないと思うんだけども。
乳首だけでイっちゃうってどういうこと!?
そりゃ、最上も揶揄するよね(笑)
いや、でも、ステキだったんですけども。
というか、自分、乳首スキーなんだって悟りました…(苦笑)

0

純粋で真面目で、王道の乙女展開

男巫女、というとイタコ体質のエロエロもの?というのをよく見ますが、まったくもってこれは純粋で可憐で、”王道”な作り。
お手本のようなロマンス展開と、お行儀のよい進行で、初心者の方にぴったり、みたいな乙女な一作でした。

神社の跡取り息子の遥は、禰宜と巫女を兼任して家の仕事を手伝っています。
遥はあるビルの入居会社社長を集めた祈祷の時、敷物に足をとられて転んでしまいます。
それに縁起が悪いとイチャモンをつけまくる社長に徹底的に責められている時、間に入ってくれたのがIT関連会社社長の最上でした。
後日イチャモンを付けた社長に謝罪に行くと再び再会した最上。
最上にも迷惑をかけてしまったと必死になる遥から花を贈られて、最上は遥が気になるようになります。

といった、トラブルからの出逢いの始まりで最上が遥を気にし出してプッシュすることから展開していくのです。
遥は19歳で初恋もまだ、仲のよい空也という売り出し中の俳優の友人がいて、彼がお兄さんのように何かと遥の面倒を見たり、相談にのったりするのがポイント。
空也に対する気持ちと、最上に対する気持ちの違いで、恋に気が付くといった遥の初心さが純粋で純真です。
最上も遥の真面目で誠実な部分、人に気遣える部分に惹かれたようで、きっと新鮮だったんでしょうね。

『手を繋いで恋を結んで』が恋人となったその後のお話。
お互いが忙しくて中々会えない二人、そんな遥にお見合い話が来て、最上とのことがバレてお父さんに大反対されて・・・!
”渡鬼”風に進めば面白かったですが、そこも王道的に空也などの周囲の尽力で解決していくというまっとうな筋立て。
久々のエチだと思うんですが、本編で一回、その後何度なさったかわかりませんが、いきなり乳首だけでイってみろ!って、イっちゃうあたり、ものすごい展開だとびっくりしたです!
由緒ある神社に跡取りは残せない結果となりました(汗、、)

ということで、主人公の誠実さが大変に目立ち、萌えという部分ではあまりにまっとうすぎて物足りない感も・・
しかし、乙女な展開、王道が好きな方には好みのものではないかしら?
何だかBLコバルト文庫な感じがしました(?)

1

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

小説



人気シリーズ

  • 買う