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帯『いやもう、絶対お似合いですよー!』
んーーーどうしても発行年で差別しちゃうって所あるんですよね。
やっぱBLバブルの頃はハズレが多いというか、ありきたりの男×男だったらいんでしょ?的作品が多いというかー特に小説はそう感じます。
そんな訳で今作もあんま期待しないで読んだんですがこれがおもろかった!
当たり来た来たーーーって感じです。
先ず正海[受]ですが、彼は見るからにダッサダサな格好をしていて更に将彦[攻]の姉のストーカーです。
気が弱いのでそんな迷惑を掛けるタイプのストーカーではないにしろ、嗜好は思いっきり変態のストーカー。
そんな正海にある意味気紛れで近付いた将彦は、正海の妙なストーカーっぷりを面白がって構ってやります。
お約束ですが、正海の素顔は希にみる美少年!
しかし正海には全く自覚が無く、ダサダサファッションと前髪長い髪型とぐるぐる眼鏡でひたすら姉のストーキングを続けます。
将彦は正海と行動を共にしながら次第に彼に魅かれて行き、姉を餌に正海を釣ってエロまで持ち込むんですが、姉の部屋と偽り姉の下着で興奮させるという最後の最後まで正海の姉ストーカーっぷりは健在。
そんな正海を丸ごと好きな将彦というちょっと意外性のあるラストがよろしかったです。
これからこの2人がどうなるかは分かりませんが、そういう所も含めて楽しめました。
正海が最後まで正しくストーカーなのが良かった!