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gokudou wa suit wo aigansuru
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
極道スーツ、シリーズ第5作
極道スーツも5作目となりました。
前作の「極道はスーツに契る」はかなりのドンパチで、ハードボイルド、バイオレンスな要素が多い作品でした。
対して、本作。
朴の事件も終わり、とりあえずは今まで通りの生活に戻った榎田。
ただ、芦澤と運命を共にするという覚悟がより深まっています。
そんな時、雑誌社より「テーラーえのきだ」と榎田本人に取材をしたい、という依頼があり…
↓↓ネタバレ↓↓
同行してきたカメラマン・立野が小悪党で、取材先に勝手に盗聴器を取り付け、何か強請れるネタがあるか探る、ネタが出たら恐喝する、という事を繰り返しています。
榎田の場合は、極道と愛人関係だという事。それをネタに榎田を強請る立野。
しかし、榎田は真っ向から拒否します。カネは絶対払わない。芦澤には頼らない。
取引を拒否された立野は「テーラーえのきだ」を襲い！
もちろん、榎田の危機には芦澤が乗り出します。舎弟を使って立野を拘束する芦澤。
しかし、芦澤の提案は、芦澤と榎田のセックスを立野に撮らせること。
カタギの榎田には到底承諾できない！しかし、シャッター音の響く中で芦澤に抱かれる事に昂ぶっていく榎田！
人前でHする榎田は可哀想ですが、ここはこの作品の大クライマックスです。
立野が男に惹かれる男であることを見破った芦澤は、芦澤x榎田のセックスを撮りながら芦澤を濡れた目で見る立野に戯れを仕掛け…
中原先生の力の入ったエロシーンに引き込まれます！
「The watch dog 番犬」
木崎x諏訪のエピソード。
木崎は、諏訪が芦澤に未練があると思い込み。諏訪は、木崎が榎田に気があると思い込み。
すれ違ったままの2人は、どんなきっかけがあってお互いの想いを知り、感じ合うのでしょうか。
前作の朴事件でヘロインを打たれてしまった諏訪の快楽への渇望と満たされない思い、不器用すぎて諏訪への態度が間違ってばかりの木崎。
この2人は不幸な未来しか浮かびません。極道スーツの本編と並行して、この2人の物語も要チェックです。
猛り立ったり、もどかしかったり
極道物の古典とも言えるシリーズの初期作品。
多分、第１作はドラマＣＤを先に聞いて、その頃まとめ買いして積んだままになっていた原作シリーズ本を発掘。
ＢＬに登場する極道たるもの、こうでなくっちゃいけない！って程のスーパー絶倫な攻めっぷり。
傲慢な振る舞いも、自分の愛する者は徹底的守り抜く、愛ゆえの独占欲。
対する受けの方も、極道の愛人たるもの、やっぱりこうじゃなくっちゃ！って思える、平凡を貫き通せる肝の座った男前。
男だからこその恥じらいも、そこを超えてからの快楽への素直な堕ちっぷりもいい。
後半はサイドカプのジレジれすれ違い愛ストーリー。
このサイドカプのその後が気になるけど、このシリーズのこの後の本、うちの中にあるかな？
木崎×諏訪多め
帯『芦澤さんは、虎より危険です』
今回はメインカップルと共に、木崎×諏訪の脇カップルが作品ページの約半分あるのですよー。
メインはもうかなりラブラブで出来上がっているカップルなので、むしろまだじれったい展開中の木崎×諏訪の方が気になりますなー！！
今回の芦澤の尿道責めは綿棒と初心に戻ったのか？意外とソフトな気がしてくるから慣れって怖いーー！！
榎田が取材を受けたカメラマンから、芦澤との事を顧客にバラすと脅迫を受け、一人で対処しようとするんですが結局は芦澤に助けてもらう形になります。
その脅迫カメラマンを、芦澤の撃退方法がちょっと意外でした。
でも今回の読みどころは後半の木崎×諏訪の話でしょうなー。
この2人はどうなるのかー！！こっちの方が気になってきましたですよ。
本当に３本だった…(￣ｗ￣)ムフフ
相変わらずラブラブな２人でしたわ～っ。
そして今回は３本、本当に３本入ってたんだ～
何がって？
この２人には既に必需品の、綿棒ですよメ・ン・ボ・ウ！！(≧∇・)
さて今回のお話は榎田脅迫される？！
雑誌取材で同席してたカメラマンに芦澤との仲を気づかれ脅迫。
芦澤に迷惑かけたくない榎田は一人で片をつけようと…
で、一人で片がつくわけもなく当然芦澤登場！！
あれよあれよと、逆にカメラマンの方を脅迫？！
まあ、自業自得だからね(￣∀￣)
さてさて、ここからですの
主役２人は相変わらずだったんですが、
脇役２人（木崎・諏訪）も相変わらずイライラするーっ！！
お互いの気持ちが目に見えて解るから
ムカツク程イライラするよ～っ。(/￣□)/
もう、なに木崎を結婚させようとしてるのよ諏訪！！
このお馬鹿；￣□￣）・・・
木崎も木崎で、諏訪のためだからってさぁ、
諏訪のためなら、覚悟きめんしゃい！！
もちろん諏訪を自分のモノにする覚悟よ！！！(;｀Д´)ノ
綿棒よりサイボーグ
待ってました！の極道スーツ♪
今回の表紙はアールヌーボーと和が合体したような、少し華やかな感じですね。
今回本編組は、前回がかなりハードだったので、多少トラブルあるものの甘甘な番外編のようなお話。
却ってサイボーグ木崎×淫乱弁護士諏訪のサイドのほうが、1/3以上を占める割合で深刻になっております。
芹澤×榎田カプは、前回の命を脅かすような試練を経て、榎田の肝がすわってできたようで、すっかり欲情を素直に芹沢に求めております。
本当に、鏡を見ながらプレイがスキよね♪
そして尿道職人（？）芹澤・・・作者様が前作あとがきで”地中海で乾燥パスタ尿道プレイ”などと言っていたので期待してたのですが・・・残念ながら綿棒３本でした。
しかし！綿棒３本って、すごい痛そうなんですが！！
榎田、尿道がゆるんじゃうよ～とちょっと心配もしています（笑）
芹澤は、いつも忙しくしていてきっとその仕事は危険なものもあるだろうに、榎田をがっちりガードしているからとりあえず安心なのか。
そのガードに木崎の代役として２号本庄なる男が。
主人達のエチを見ても動じないそのクールさ、まさにサイボーグ２号だわ、と次からの活躍を思わず期待してしまうのでした。
今回のトラブルはちょっとセコイ男のユスリみたいなものでしたが、それへの報復が行為の撮影って、、芹澤の鬼畜具合は趣味も兼ねているのかと、そのサービスに思わず顔がほころびました。
そして、木崎と諏訪のもう一編の話は切ないよー、悲しいよー。
すっかり諏訪に感情移入してしまい、あまりに不器用な二人に思わず涙までしてしまいました！？
諏訪は、木崎が榎田が好きで報われくてかわいそうだと思い込んでいる。
木崎は、諏訪は芹澤が忘れられなくて荒れているのだと、何とか立ち直って欲しいと思っている。
このすれ違いが、どうして芹澤の命令だけで諏訪の奥深くに踏み込むような事を木崎がするのか、図り間違えている諏訪のとる行動が悲しくて。
木崎が、あの鉄面皮を剥いで血の流れた本当の心を明かせば済むことなのに！
もう本編カプはおいといていいので（バカップルですから）このツンツンカプを何とかしてあげて欲しいです。
カイさま、はじめまして
極道スーツ、やはり脇キャラが一番気になりますよね！
本当にあの木崎と諏訪だけで１冊書いて欲しいと思うくらい気になってたんですよ。
今回は少し進展はあったのか？
諏訪に幸せになって欲しいと思います。
でもって、本編のバカップルみたいになって欲しいですね。
