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発売日に買いに行くほど好きな作品です。
この作品は好きな人、嫌いな人、真っ2つに別れると思います。
この本は上下巻同時発売だったのですが、レジに並んでいる時、
思わずニタニタしてしまいました(汗)
まぁ、某アニメ専門店で買ったので、店員さんも気持ちは分かってくれていたと思いますが……。
「白の輪舞曲」には「闇に小夜曲」のカップル、
『イリヤ×アーシェ』も出演されています。
そしてアーシェが結構活躍しちゃうんです。
昨年発刊になった新レーベル・タナトス文庫の第一弾小説『闇に小夜曲』のスピンオフ。
『闇~』で主人公だったイリヤと対で地上の活動をしている輝神のキースと、その話の中では悪神に殺されてしまったレイテナのその運命を綴るお話になっております。
ゴスエロがテーマだけに、再びエロエロに、喘ぎがものすごい登場しております!
ってか、喘ぎはイリヤの恋人アーシェが頑張っている気も・・・(汗、)
19世紀の架空の国で、人間の魂を導く輝神のキースがレイテナの魂を持って転生した男娼となっているレイテナを発見し、訪れるところから始まります。
レイテナは、1千年昔、恋人を失った憎しみから1国を民もろとも皆殺しにした罪から、その贖罪の為に悲惨な運命を背負う輪廻転生を繰り返させられているのです。
キースはレイテナに初めてであった時、やはり不幸な生い立ちから身体を売る仕事をしており、それから目が離せずにその魂をずっと追い続けていたのでした。
今回は、『闇に~』のその後のストーリーから始まるので、イリヤとその眷属になったアーシェも盛んに登場します。
まだキースはレイテナを好きだという自覚はありません。
アーシェはそれは愛ではないかと疑問におもっているのですが。
キースとレイテナの話として進めるには天地上界の天使の存在や、その時代に流行り出したカルト集団の制裁の話などが絡んでいるので、まだそちらの方へ話の比重がかかっております。
レイテナの余りに悲惨な状況、キースが客としてくることでどんなにレイテナの救いになったのか。
素直に口にすることが出来ずにすれ違うことになる二人の運命。
色々な事柄が、同時に進行していて下巻に続きます。
前作に比べ、登場人物もたくさん出てきて、またまたそれぞれが気になるキャラクター♪
イリヤとアーシェのラブラブエチシーンはこの本に必要?
とも思えるのですが、そこは作者さんのサービスでしょう。
大げさなドラマティックも、ファンタジーなゴスエロ部分でそれはとてもこの作品に似合っています。
プリン&梅こんぶさんの絵も前回より素敵になって、読み応えのあるお話に仕上がっています。
下巻、必見!
私は大変好みでしたが、友人はまったく好みではなかった様子・・・。
確かに、設定につっこみたくはなります。
・・・が、面白かったです。
娼館で働く受けのレイテナがけなげでけなげで・・・!
もう、そこまでするかってほど耐えるんですよ。。
そこが、私は好きだったのですが・・・嫌いという人もいるようですね。。
BLはファンタジーだ!
と考えて、読めばはまるひとはすごくはまると思います。