水青
崎谷はるひさんの『鈍色の空、ひかりさす青』の番外編。那智×基シリーズ。本編は痛くてどシリアスなんですが、番外編はラブラブな事が多いです。そうじゃないとこの話救われないからなぁ…。
【茜さす、帰路照らされど】
初Hから那智と何にも無くて、モヤモヤしすぎて淫夢まで見てしまう基。那智が二人出てきて3Pしてる描写は凄かった…。起きたら夢精してて泣いてる基が可哀想だったな…。那智さん大好きなのに、何にもしてくれないって辛いよね。一人Hでお尻まで弄っちゃって、それでも那智じゃないとイケないと泣く基。
那智は那智で、父親からの性的虐待を受けていた基を気づかって手を出すことを控えていました。知り合いの医者・村瀬からも助言されたようです。しかし那智も煮詰まっててどうしようもない状態。
そこで那智のアシスタント兼基の友人・マサルが、基に酒を飲ませて本音を聞き出します。那智といやらしいことをする夢ばっかり見て怖いと泣いちゃう基がカワイイ。酔ってるので服も脱いじゃってなんて色っぽい。マサルも焦ってます。んで、そのまま那智のベッドで寝ちゃいました。
その後、仕事に行っていたはずの那智が帰宅。未成年に酒を飲ませたことがバレるとマズイと焦るマサルですが、結局バレて殴られました。あんな色っぽい基の姿を見やがってという怒りの鉄拳でしたが…。
この後ようやく那智が酔っぱらった基に手を出してくれました。しかし基は酔ってるので夢だと思っているようです。夢なら何してもいいだろうと、普段からは考えられないくらい淫湯な気配を漂わせる基。那智も臆するくらいです。
夢じゃなかったと気づいた後、めちゃくちゃ取り乱す基に「夢の中で俺じゃない誰かと間違えたのか」と嫉妬する那智。那智が嫉妬とかするとは思わなかった…。でもまぁこの後は濃ゆすぎるくらいのドロドロHが待ってました…。
【You are so beautiful】
那智視点です。どれだけ基のことを深く想っているか、くどいほど熱く告白してます。読んでてこっちが恥ずかしい…。
ベッドシーンでは、那智が凄くがっついてるのがよかったです。基を焦らしてお尻でイカせちゃってるし…。本編から考えるとこんなラブラブ甘々な話を読めるとは思わなかったな…。
どちらの話も基本になってるのは、基がニンフォマニアだってことです(爆)。過去の経験から言って、基は無意識に男を引き寄せてしまう所があり、なんと言うか…ぶっちゃけ淫乱です。でも基は自分では気づいてない。周りの男達が勝手に惑わされるだけ。
そんな男達の中でも、那智は自分を律することができる強い男です。基の清潔さと淫湯さに惹かれながらも、決してドロドロに溺れてそこから脱け出せなくなるということはない人。
こういう男じゃないと、基のようなニンフォマニアを丸抱えで愛することはできないようです…。
この那智×基シリーズは来月文庫化。同人誌の時よりも基の印象が変わるかもということでしたが、凄く楽しみです!