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gangu no koi
所々ツッコミつつ、ラストの攻めの変わりようにポカンとしつつ。
それでも所々で泣きながら読んでました。
受けが攻めから拒絶されても"諦めない!頑張る!"
って一途といえば聞こえはいいけど、無理やり過ぎてちょっと萎えました。
苦手だとキッパリ拒絶してるのに追いかけ回される方の身を考えるとなぁ。
攻めも前半と後半でガラリと変わりすぎて…。
なぜ変わったのかという部分が分かりずらかったので、ううーん。
受けのまっすぐな愛情にほだされたのはわかるんだけど、
カカオ95%ビターチョコが一瞬で30%のミルクチョコの甘さに変わった感じ?
じわじわ変わるんじゃなくて、ガラっと変わるから読んでる方の気持ちが追いつかない…。
でもですね!お話の展開には付いていけなかったけど、
受けの好きで好きで好きでどうしようもない片思いや失恋の痛みに涙し。
攻めの人を信用出来ないトラウマで受けに対して臆病になってるトコに涙し。
モノローグの面ではグズグズ鼻すすりながらキュンキュン(∩´///`∩)
後半で攻め目線に切り替わったあとは、攻めの不器用さや甘さにニヤニヤ(∩´///`∩)
と、萌えを堪能できました。
そして。奈良さんの描く「神経質なお顔の黒髪・メガネ・スーツ」の男性は
胸をトキメかせてくれるなぁ…とイラストだけでも萌えました。
特に全裸でベッドの上に座り、受けに口でさせてるのを煙草ふかしながら見下ろす攻めの冷たい視線でドキドキさせてくれるイラストが一番好き。すンごくカッコ良かったですヾ(*´∀`*)ノ
ゲイバーで襲われかけた主人公が、助けて貰った相手に恋をする、というストーリー。二人の歳の差はかなりあって、主人公の圭吾は20歳と嘘をつきながらまだ高校生。
普段は歳の差もの大好きなのですが、これは出だしはとても好みの展開だったものの歳の差というところにはあまり萌えを感じなかったかな、と思います。
コンセプトは「大人と子供の恋」なのに、意外と攻めの草加も子供っぽい性格だと思ってしまったので、それが原因かも。
草加は子供は相手にしない、というクールな大人です。
クールはクールなんだけど、あんまり大人の余裕は感じないというか…
短気で口が悪く、ガラも悪いように感じました。それが攻めキャラとして好みでないかというとそうでもないんですが、大人というには子供っぽい。
人に裏切られることに臆病だし、キレやすい…ある意味圭吾よりもっともっと不安定で純粋な子供のようかも。
圭吾は圭吾で、草加に相手にされたいがために草加の持ち物を盗む、という好意はあんまり感心できない。でも子供らしい一生懸命さというか、相手の都合を考えずになりふり構わず押せ押せで、その様子に最後は根負けしてしまう、というのは大人と子供の恋のセオリーかも知れません。
歳の差もの好きで、受け→→→攻めのような一方的な一途な展開がお好きな方にはオススメだと思います。
「玩具の恋」というのは、草加が圭吾のことを都合のよいオモチャ程度にしか思っていない、という酷い意味があるのですが、内容はそこまで草加を辛辣には感じず、鬼畜攻めといってもひど過ぎず、ちょうどよいくらいだと思います。 しかし、逆にこういうタイトルなのだから、草加の鬼畜っぷりを徹底したほうがお話としてはインパクトがあったかもしれません。
エリート社会人とエセ学生のお話です。
子供に興味がないという攻の気をひきたいが為に、年齢詐称しちゃった高校生の受が、ひたすら一途に攻にアプローチするんですが、うぅん……普通です。
これといった山場もなく、身体だけの関係が淡々と書かれるのですが、受けの一人称の語りで進行していくので、なぜ攻が受のことを好きになってくれたのかが全然理解できませんでした。
そして受も一途でもの凄く健気なのですが、どうして攻をそんなに好きになっちゃったのかが、やっぱり弱くていまいち乗れなかったです。
物語の進行に対して置いてけぼり感があったんですが、カメのエピソードについてはニヤニヤしながら楽しく読めました。
文章もそこそこ読みやすかったので、可もなく不可もなく、という感じです。
ふと思うんですけど、これBlackの必要ないんじゃ……。
内容は、タイトルまんまです。
草加の暇つぶしのケイゴが、そんな冷たい草加に恋してるという…
もう少し、タイトルひねりが欲しかった……
受けのケイゴは、高校生。
知人に連れられ始めて出かけたゲイバーで襲われかけたところを、草加に助けられ一目惚れ。
攻めの草加はゲイで、バーの常連。
子供は相手にしない主義ということで、最初、ケイゴのことはまるで無視です。
「一回だけでいいから」なーんてケイゴは言いますが、「んなわけないじゃん」とツッコミ入れつつ読了。
ケイゴは背伸し大人ぶってやっと草加に抱いてもらうのですが、なんでそこまで遜る?と謎でした。
スーパー攻とまではいきませんが、草加は容姿も良く大人でお金アリ。
しかもツンデレ攻め。
お好きな方も多いとは思いますが、わたしは苦手なタイプだからでしょうか。
ケイゴの気持ちにまったく寄り添えませんでした。
初めて記念ならぬ、もう一度会いたいとばかりに草加のライターをケイゴは持ち帰ってしまいますが、それもまたどうなのかなあと。
とても人気作品のようなのですが、わたしには合いませんでした。
高校3年生のケイゴは、ネットで知り合ったガクと一緒に、ゲイが集まることで有名なバー、Ragtimeに行くのです。ケイゴはそこで、意に沿わない男から迫られ、そのバーの常連である草加に助けられるのです。
草加は年下は相手にしない主義だし、ケイゴのこともそれほど思ってはいないのです。
ところが、ケイゴは草加のことが気になって仕方がないのか、どうにかして草加に近づこうとするのです。
草加欲しさに「遊びの恋でもいいから」と言い切るケイゴ、そんなケイゴを疎ましいとしか思えない草加を見ていると、草加の方がはるかに勝っているし、どうしてこの二人が恋人になるのか疑問でした。
時々草加が呼び出して、そしてケイゴが会いに行く日々を重ねる中で、ケイゴの学校での成績はどんどん下がっていくのです。もう恋愛どころではないのではとずっと思っていました。
そんな下降する日々が続く中、草加は、ケイゴの決定的な一面を目撃してしまうのです。正直、「ようやく二人の関係が、あるべき場所に戻ったんだ。」と思っていたのですが、さらにここから物語がゆっくり動き出すのです。
ケイゴの一目惚れから始まったこの恋は、草加の抱えるもの、ずっと抱えていた氷の塊のようなものが、最後には溶かしてくれたようです。体の場面を描写した場面が、決して少なくはないのですが、傷ついた人が幸せになれるような最後、閉ざされた世界にもちゃんと春が巡ってきたような気がして、温かい気持ちになれました。
読んで最初に、果たしてこの恋は実る可能性あるのか?絶望的だろ。。。と思いながら読み進めていたのですが、まあまあ!うまいこと締めくくってくれましたね。こういう受け(弱気女の子っぽい)ってあんまし好みじゃなくて、きっと好きになれないなーと思っていたんですが、いいんじゃないのー?(笑)頑なまでに他人との関わりを拒絶する攻めが受けによって人間らしく、徐々に変わっていくのにきゅんきゅん。
最初はうざい受けだな…←とか思ってしまいましたが、全然そんなことなくて、どちらも愛着が持てる感じに仕上がっています!
読んでよかった作品の一つです。
とにかくもう草加さんが可愛すぎる!ツンデレ攻め好きの私にはたまりません。
ツンとデレの振れ幅が大きい程萌えるんですよ。
本編後の草加さん視点の短編のデレの威力にやられました。本編からは想像できないほどのデレっぷりにひたすら萌えました。
本編ラスト付近でもすでにデレてましたけどね。圭吾の校門の前に草加さんが立っていた場面ではちょっとうるっときました。
でも短編はそれを更に上回ってくれました。草加さんの魅力がこれでもかというくらい詰め込まれています。
冷酷な男で遊びでしか他人と付き合わない。そんな風に装いながら、本当は心の中に寂しさをずっと抱えていたのだと思うと切なくなります。草加さんが圭吾に出会えて良かった。
あと、玄関に入った瞬間に我慢できずにがっついちゃう草加さんに萌え。
ツンデレ攻めが好きな方は是非。草加さんの魅力を堪能してください。
いやー、面白かったー!
連れていってもらったバーで乱暴されかけたところを助けてくれた草加に恋をしたケイゴ。
子供は相手にしない主義の草加に、それでもどうしても相手をしてほしくてケイゴは慣れたフリで関係を求める。
一夜限りの条件で草加は付き合うが、恋心に気付きどしても諦めきれないケイゴはセフレになってくれと頼み…。
好きなのに好きと言えない。
自分のついた嘘が自分の首を絞めていく。
玩具としての付き合いを求められているのがわかるから、深くまで入り込めない。
少しでも気を許してもらえたのかと嬉しくなっていると、勘違いするなというようにキツイ言葉で突き落とされて。
それでも、どうしてもどうしても諦めきれなくて。
一生懸命に初めての恋と向き合うケイゴがステキでした。
そして、「この掌にきみを~」での草加の変わりようといったら!!
そこまで、過去の出来事もあって感情を押し殺してきた草加。
信じれば裏切られる。
だから信じない。
信じなければ心を乱されることもない。
そう思っていたのに、真っ直ぐに自分の心に入り込んできたケイゴ。
信じたいと思っていたのに、裏切られたことはひどく草加を苛んでいたが。
それでも残る想いはあって。
ケイゴがまた自分に向き合ってくれたから、どうにか歩みよることができて。
臆病で、その臆病さを見せないためにぶっきらぼうにしか振舞えない草加までもわかってくれるような、包み込むような。
心を許せる相手に巡り会えてよかったなぁ。
…にしても、かなりのがっつきようにちょっとびっくりしました(笑)
相当、禁断症状出てたんだなぁ。
ベッドにいなくてわたわたする草加も好きです。
今更レビューです。既読したのはかなり昔だったのでまた改めて再読しました。
高校生のケイゴ(受)は歳を偽ってネットで知り合った同じ性癖のガクと一緒に初めてゲイバーを訪れる。そこで男に絡まれていた時助けてもらったのが冷徹でクールな草加だった。一目惚れだったケイゴは自分の想いを告げるが、ガキには興味はないと一掃される。それでもどんなに草加に冷たくあしらわれても驀進していき、背伸びして草加に対等に見てもらえるように努力する姿は心打たれました。ストーカー並のその行動が全然厭味に感じなかったです。
しかしながら、まだ18歳。弱みは人に見せないで精一杯一途に頑張っても耐えられなくなるのは当たり前。草加を騙して接していることに苦しむ姿はやはりまだ幼さが伺えて切なくなりました。
草加の過去のお話も心に沁みました。性癖のせいで家族から隔離された学生時代の草加の唯一の心の支えは祖父だった。「いつかはすべてを理解し受け入れてくれる対になる人が現れる」、そんな祖父の言葉を胸に歩んできた草加の前に現れたケイゴは、草加の頑なに閉ざされた心を紐解いていく存在だったのです。
2人の玩具のような恋が一筋の光のようなケイゴの存在により真実の恋に変化していく過程がしっかり描かれていて読みごたえがありました。
健気受けというよりストーカー受けです。
凄まじいほどの猪突猛進っぷりに、思わず笑ってしまいました。
このジャンル、相手からきてくれるのをひたすら待ってるうじうじしたお姫様な受けが多いので、この受けはいい意味で新鮮で、度肝を抜かれました。
好きです、こういう受け。
手管など一切ない。
一途さだけが武器。
攻めがちょっと喋りすぎるのだけが気になりましたねー。
受けの一途さにじわじわとほだされて落とされるわけだけど、心理を会話のなかで説明しすぎな気がしました。攻めが受けを好きになった理由はわざわざ説明されなくても分かるので、直接的な説明は控え目にしてニュアンスで表現してくれてたら完璧だったのにな。
あと、この攻めは大人じゃないね。受けも単純なんだけど、攻めだって非常に単純明快でガキだと思いますw
面白かったです。
30ページに及んでボツになっという幻の初エッチシーン、読みたかったかも。