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rokudenashi to furachi na koi wo
黙は株で大もうけして、既に一生遊んで暮らせるだけの資産を持っている高校生。
鷺巣は黙より10歳以上年上の売れない俳優。
そんな二人の出会いのきっかけが、黙とホストのレストランデート。
もう、設定が、トンデモ荒唐無稽です。
そして、黙が鷺巣にある事を仕事として持ちかけると、鷺巣が求めた報酬は、黙とのセックスで…
と、展開もこれまた荒唐無稽です。
他にも鷺巣が売れない俳優のままでいようとする理由とか、いろいろな要素が山盛りに詰め込まれてます。
それでもこの本、黙がお金持ちなのにちゃんと意味があったんだと納得して、すっきりと読み終えることができて、剛先生の豪腕ぶりに感心しました。
これで、挿絵の黙がもうちょっとかわいくて、鷺巣がもっとワイルドな色男だったら良かったのにな。
正直、私はあんまり趣味ではなかったです。
ただ、Hシーンはお上手でした。
主人公が株で大もうけしてものすごいお金持ちなのですが・・・
その設定も入れなくても全然問題なかったように思います。
導入部分から受けの黙(しじま)がどうにも好きになれなさそうな、受け入れがたい感じがして、嫌な予感。
読み進むうちに好きなるかと思ったけど、最後まで小生意気で、捻くれてた。
興味本位で株に手を出し、高校生ながら通帳残高は9桁の数字が並ぶほどの資産家になった黙。
彼は高校生ながらありあまる資産で高級マンションに住み、夜遊びし、ホストに貢ぎ、酒も飲む。
己の力で稼ぎだしたお金だという部分は評価しますが、どうにもこうにも上から目線なのが読んでいて引っかかる。
いつになったらこの傲慢で上から目線が改められるのかな?と思ったけれど、良くも悪くも最初から最後まで彼はまんまでした。
クライマックスあたりでは、少し捻くれてるながらも素直さも見せたりしてちょっとだけ、黙は本当は寂しくて、おぼつかないお子様なのかぁとも思ったけれど。
もうちょっと可愛い所見せやがれ!と思う方が多かった。
あ、・・・エチの時は可愛かったかな。
ツンデレで、今まで自分がいいようにしてたのに、鷺巣にいいようにされてるってのがちょっと萌えましたが。
それって鼻もちならない受けをあんあん喘がせて涙目になってるのを見て溜飲を下げるような気分なのかも?
鷺巣もなんやかんやと、よく付き合ったもんだ。
しかし、そんな黙の存在があったからこそ鷺巣もステップアップ出来たのだと考えれば、ふたりはやはりお似合いのカップルなのかもしれません。