美しい瞳、愛らしい唇、滑らかな肌……すべてを私のものにしたい

雪降る夜に愛は蕩ける

yuki furu yoru ni ai wa torokeru

雪降る夜に愛は蕩ける
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
4
得点
9
評価数
4
平均
2.5 / 5
神率
0%
著者
伊郷ルウ 

作家さんの新作発表
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イラスト
タカツキノボル 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
発売日
価格
¥571(税抜)  
ISBN
9784829624722

あらすじ

チェスク国で医師として働く成海は、自分の担当患者を見舞いに訪れたアルフォンスと出会い、食事に誘われる。聡明なアルフォンスに好感を抱いた成海だが、突然愛を囁かれ口づけられてしまった。婚約者がいるにもかかわらず、傲慢に迫ってくる彼の態度に憤るが、成海はどうしても拒みきれない。どうせ遊びに違いないと思っているのに、情熱的な彼の言葉に心が揺れ始めて……。
(出版社より)

表題作雪降る夜に愛は蕩ける

30代
26歳,チェスク国で働く日本人医師

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数4

難攻不落! ゲイじゃない男・お取り扱いの美学☆

これは東欧の国のとある美貌の大貴族が、
いたって平凡な(当然、ゲイじゃない!)日本人医師に恋をして…
誠意の限りを尽くし、口説き落とすまでを描いた、
まさに「ゲイじゃない男性のお取り扱いマニュアル」のような恋物語です☆
アリーことアルフォンスは別名「社交界一の色男」の伯爵で、
恋に関しちゃ百戦錬磨(ただし今まで女性のみ…)の、金髪&グレーの瞳の美男!
そんな彼が一目惚れしたのは、母親の担当医である日本人医師・成海でした。
成海はいたってノーマルな男性で、当然…ゲイじゃないから難攻不落で…
だからガードの固さは、社交界の美女の比ではありません。
そうなのです! ノンケの男性がノンケの男性に恋した場合、
先に惚れたほうの負けなのはともかく…その大変さたるや、並みではありません。
当然、お付き合いに至るまでには細心の注意が必要で…お取り扱いが、これまた難しい!
まずは出逢いの場で、(一目惚れなどおくびにも出さず!)携帯の番号を聞くことからスタート!
(↑そうそう、これがなきゃ始まらないのよ、お話は。)
そして、ビジネスにかこつけて食事に誘い…相手を酔わせてディープキス&告白…。
(↑お酒に勇気をもらったのね、きっと。)
次に(成海の)職場で合ったときは、かなり気まずいけれど…ここは押しの一手で。
(↑かなり大胆です、仕事場でキスなんてっ...)
さあそろそろ、強引にアパートに押しかけて、情熱的に愛撫なんてこともありまして☆
(↑ここまで強引だと、やっぱり引かれましたね…当然。)
かと思えば…強盗に襲われてる相手を、さっそうと王子様のように助けたりもします。
(↑ここで狼に変身しなかったのはエラい! 心をゲットしました。)
ラスト…自分の城に招待して、誤解を解いて、ようやくベッドインです、めでたし☆
(↑ああ、ここまでが長かったですねぇ…本当に。)
いかがです? この面倒な過程…まるで男女の恋みたいでしょう?
それもマニュアルに誠心誠意のっとった、生真面目なお付き合いみたいです(笑)
恋人を壊れ物のように、大切に大切にお取り扱う☆
女なら1度は憧れるシチュエーションですが、
男同士でなんでまた? …って思いますよね?
これはね、たぶん恋する高揚感&期待感&自信の無さを、
とーっても丁寧に大切に前向きに育てているからですよっ☆
(↑こういうの…大人の余裕がないと、まず無理だけどね…)
逆に言えば…それくらいノンケの男をその気にさせるのは難しい!!!
孤高の貴族様にして、この生真面目さとダンディズム…
…でもって口説かなきゃ、難攻不落とは…これは大変。
だからハーレクインBLは効くんです…心に☆
さてベッドシーンですが…ベッドまでの過程が、とても長ーいお話でしたからね…
ここは大人らしく、さらっとこなします。

1

冬が効果的

ノンケで、恋愛に全く疎い真面目青年に恋してしまった、
ノンケで、百戦錬磨の貴族様のお話。

百戦錬磨の貴族様の、究極の難攻不落のお相手は、ノンケの同性という究極のツンデレ。

多分、この恋、冬の寒さが後押ししてる。

お話は、ナルミとアリー、それぞれの視点から交互に語られるので、それぞれの心の内がはっきりわかって、とてもわかりやすいです。
こんなにわかりやすくていいのかしらと、心配になるくらい。

というわけで、ストレスなく、サクッと、ゴージャスでロマンチックなシンデレラストーリーを楽しみたいときにオススメ。

0

惜しい!

強引だけど魅力溢れる伯爵様と、外国で奮闘する美人医師。
設定はとっってもいいのですが、登場人物の性格が急にぐるっとかわってしまうところが多々あって、『あれぇ?』と肩すかしを食ってしまいました。

紳士的で男としての魅力が溢れ出ていたアリーですが、いざ口説くとなると強引どころか傲慢?
押せ押せモードがちょっとハズれていて、萌えるというよりも笑う、という感想になってしまいました。
だってハッキリキッパリ拒絶されたのに、突然訪問してきて無理やり部屋に上がり込んで『恋人を迎えに来たのに、歓迎してもらえないのは寂しいことだ』なんて発言はいかがなものかと。

でもアリーは名誉挽回とばかりに成海のピンチに駆けつけひたすら紳士的に接するシーンもあり、傲慢さは抑えてずっとこのモードで攻めればいいのに、と冷静に分析をしている自分。笑

情熱的で傲慢で、コレだと思ったら多少強引でも口説くのがお国柄?お家柄?伯爵様だから?と自分の中で納得してとりあえず楽しんでみました。

成海もけっこう冷静に拒絶してるかと思えば絆されたり素直に応じたりと、前までのツンはどこいった?と不思議に思ったのですが、まぁ美人医師だからそれだけで良しです。笑

アリーがもうちょっと常識的で、成海が分かりやすいほどのツンデレだったらもっと評価が上がったのかもしれません。
うーん。惜しいなぁ。

0

まだ読み終わってないけれど…

まだ全て読み終わってません。多分、今真ん中あたりで止まってます。この後、読み続けるかも微妙です(ー ー;)

まず、人物の登場のさせ方が意味不明。いきなり名前付きでさらっと新たな人物が登場します。まるで、何ページも前から登場していたように。
『誰これ?私、ページ飛ばした(・・?)』と、文章に戸惑っているうちに攻めが受けに恋してたんですが、この攻めの性格がダメでした。(あくまで、私の好みの問題です。)
貴族というわりには受けへの態度に気品がカケラも感じられなかったし、受けに対する行動なんて傲慢以外のなにものでもないって感じ。相手への思いやりが一切感じられません。
ちなみにそう思ったのは攻めが受けを好きになってからです。それまでは特になにも感じなかったのですが、攻めが口説きモードに入ってから読むスピードが段違いに遅くなりました。

この後で挽回はあるのだろうか…?なんかもう、半ば読むのが苦痛になりつつあるんですが(汗)
うーん…せっかくお金を払ったんだから途中放棄はなるべく避けたいのですが…気が向いたら、続きを読みます。

あ、あと名前の書き方が統一されてないのも読みづらかったし、わかりづらかった…。
舞台が外国だから仕方ないのでしょうか?でも、今まで外国が舞台の作品を読んでも、そんなこと思わなかったんだけど…。
結果、私とこの作者さんとの相性が良くなかったってことですかね(ー ー;)
受けの人となりはとても好感が持ててたので、非常に残念です(T_T)

1

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