渡海奈穂×佐倉ハイジがおくる!ふわゆるラブv

たまには恋でも

tamaniwa koi demo

たまには恋でも
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神8
  • 萌×214
  • 萌22
  • 中立3
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
14
得点
165
評価数
48
平均
3.5 / 5
神率
16.7%
著者
渡海奈穂 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
佐倉ハイジ 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
価格
¥560(税抜)  
ISBN
9784403522352

あらすじ

地味で眼鏡で無愛想な岡崎は、爽やかで男前の先輩社員・椋本に気に入られ迷惑していた。明らかに人種が違うから放っておいてほしいのに、椋本は自分と話していると微妙に嬉しそう。原因はまったく謎だった。ある日仕方なしに一緒に食事をしてみたところ、椋本とは漫画やラノベの話が合うことがわかる。それどころか、実は椋本はけっこうなオタクで、岡崎の言動や見た目が萌えツボだったらしく!?

表題作たまには恋でも

椋本,27歳,業務推進部マネジメント課
岡崎,25歳,ネットワークソリューション部研究開発課

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数14

萌えは人それぞれ

三次元で最高の萌えに出会ったイケメンオタクとロックオンされた見た目オタクなメガネクール地味メンのお話ですね。

色々書かれてますが受け視点なので、会社のモテモテイケメンがなぜか地味で無愛想な自分に構ってきて嬉しそうで、罰ゲームか?といぶかしむのですが、実は攻めの椋本にとって岡崎は何もかもが萌えツボで性格も好ましく、求愛行動し続けてるんですね。

こんなキラキライケメンが何で自分に?絶対合わないと思ってたのに、仲良くなってかなり距離が縮まり、岡崎は椋本の一番になりたいと無自覚に思うように。

椋本に群れる女子社員や椋本の師匠らに嫉妬をし、気まずくなってとうとう決裂しかけて岡崎は誤解を解こうと必死で椋本に会うためコミケに潜入します。

やっとようやくわだかまりが解けて、岡崎は恋人になるか友人で終わるか決死の覚悟を持ってきたのに、椋本は最高の萌えだけど恋愛感情なのかわからないと。でも妄想はしてたらしいし欲情もする。

結局勢いこんできた岡崎より椋本が積極的で、妄想を実現したい感じで?エッチするのですが。

なんというか「好きです、付き合ってください」と言っていれば、いやいや言わずに拗れたからこそくっついたのか?

最後の椋本の覚醒や二人ともいきなり男相手でもできるとかなんだかモヤモヤ。

すれ違いが辛かったですがお互いが手に入ってめでたしなんですが。
うーん、うまく言えませんが萌一つで。

0

恋人になる必要性があまりないかなあ

渡海さんは色々な作品を書かれていますが、微妙にわたしの萌えとはボタンが違うようで、かなり吟味して購入しています。
『追いかけようか?』が好きだったので、受けは地味、攻めはイケメンという共通点のあるこちらをチョイス。

**********************
受けは中途採用でプログラマーとして働く、岡崎。
目立たないで過ごしたいという、あまり周りと打ち解けないタイプ。

攻めは爽やかでイケメンの営業、楠本。
とある理由でとにかく岡崎をかまう、岡崎には迷惑な目立つお方。
**********************

業務で知り合った二人。
地味男くんな岡崎をなぜか構い倒す楠本(岡崎は迷惑…)ですが、なーんとその要因は、岡崎が楠本の萌えツボだったから!という生粋のオタクな楠本がなかなか笑わせてくださる作品。

わたし自身、昔はイベントにも参加していたオタクなので、楠本みたいな中身の人っているよなーとリアルさに苦笑いして読みました。
まあ、あくまで中身です。
あんなイケメンで中身オタクなんて、そうそうおりませんよ。
ていうか、いないだろう…
とにかく楠本と岡崎のテンションの違いが激しく、中身ひたすら残念過ぎの楠本が全部持って行った感がありました。
ただ、この二人にえっちってあまりリアル感がありませんでしたねえ。
友人同士ならしっくりくるけれど、恋愛っていうと違和感ありました。

1

爆笑

これ面白いです。BLでこんなに笑わせてもらったの久しぶりかも。攻めのイケメンの残念っぷりが楽しかったです。最初は猫かぶってるんだけど、大好きな受けの前でどんどんイケメンの仮面がはがれてオタク性癖がばれてくるんです。ライトじゃなくてディープな本物のオタクです(笑)「俺はこうだから。(オタクだから)」と自覚はある所が可愛いです。

反対に受けは見た目はオタクっぽいけど普通の人なので、時々イケメンオタクの会話についていけなくなってるのがおかしくて・・これから苦労しそう。でも受けも物言いがきっぱりしていてちょっと性格がきつい人なので、「そういう所が好き」と言ってくれるこのイケメンオタクとだからうまくやっていけるという部分があるかもしれないです。ラストでオタクじゃないのに攻めに会うためにコミケの会場に一人で乗り込むシーンは愛があってよかったなあ。すごい勇気だと思います。

表紙にまで登場している攻めの親友の深埜木。兄と友人と二人のオタクからの人生ふりまわされっぷりがいい受けになりそうな素質があるんですが彼女がいるという設定で惜しい(笑)まあ兄がアレなので両親にとっては弟くらいまともな方が親孝行ですね。

4

イラストが好きです

佐倉ハイジさんの描く男の子が
好きなので購入

内容は
先輩男前実はオタクの椋本
後輩 地味な岡崎
2人のラブです

男前過ぎておたくな自分を特定の人間にしか出せない
状態なのですが
過去があるにしろ。実際男前だったら
問題ないと・・・・・・・

思っちゃいますがそういう設定なのでそれは
それで。

物語ではなく、イラストありきで
読んでしまったので
小説としてより
漫画として読んでしまいました。

ハイジさんのイラストじゃなければ
萌えはありませんでした

渡海さんの文章はわりと好きなのですが
今回は、疑問が多かったです

1

オタクの生態。

いや、椋本(攻)のオタクっぷりがホントに正真正銘の『オタク』でした!いるよ、こういうオタク!意外と、『マスコミで取り上げられがちな、いかにもな見た目のオタク』より多いんじゃ、と思いましたよ。

それに、椋本は『オタクなのに、イケメンの見た目のせいで誤解される』わけですが、本人にとっては(イケメンと持ち上げられるのも、女の子にモテモテなのも)別に嬉しくもないんですよね。オタクとしての価値観では。そういうの、他のことに置き換えてもあるよなあ~とヘンに感心してしまいました。

しかし、この作品の真骨頂(と私は思ってしまいました。この見方って作家さん的には不本意なのかも・・・)は、もうなんと言っても、Hのときの『何で俺、触手出ないんだろう・・・』知るか~っ!イヤもう吹きました。 この台詞ひとつで作品や椋本を語れるよ!すごいよ!

でもごめんなさい、BL(ラブストーリー)としては『萌』どまりです。

1

萌と恋愛感情

爽やかイケメンの会社先輩(攻)に気に入られてしまい、迷惑な受。

受は、周りからは「オタク」に見えるということで、
爽やかイケメンの人種が違う人に絡まれるのは、
面倒なことでしかなかった。
でも、実は、その攻、本気のオタクだったんですよね。
そして、攻にとって、受の顔・性格は「萌」だと・・・。

ここで面白いのは、受はオタクに見られてしまうだけで、
そんなオタクではないのに、攻は、爽やかイケメンなのに、
オタクという点です。
そして、そんな攻に対し、受が結構クール。

オタクとそうでない人との折り合いというか、
付き合い方をこれから2人で試行錯誤していくのかなと思うと
なかなか、面白かったです。

0

萌えました(笑)

おもしろかった♪
私的には、攻の椋本くんのキャラにそれこそ「萌え」ました。
コミケや同人誌に夢中になる男性を知らないので、かえってすんなり椋本のキャラに入り込めたのかもしれませんが。
椋本のキャラがあるから、地味で目立たなくて友達づきあいが苦手…と言う岡崎くんが逆にすごくまともに感じました。
ラストの方の椋本の「……何で俺、触手出ないんだろう……」で、もう私の心は「ズッドーン!!!」でした。
楽しく読めました♪

2

「まあいいか」は、好きだから

見た目と裏腹に、オタク過ぎて残念な攻に「萌ツボ」と一目惚れされてしまうお話。

最初から、恋愛しようと思って好きになった訳じゃないから、恋愛にお話が進むのに通っていく道のりが変。

主人公の岡崎は対人スキルが高くなく、椋本も岡崎に感じている好意が「萌」に変換されていて「恋愛」認識じゃないので、「楽しくお友達づきあい」が実は違う物をはらんでいるのにお互いに気付かない。

岡崎は、椋本と一緒にいて楽しいから、なんとなく、何かが違うような気がするけど「まあいいか」。
でも、付き合いが急速に濃くなるのにつれ、自分を一番に優先してくれなきゃイヤって、そんな気持ちはいったい何なんだ?と考え始めるのです。

この、岡崎も椋本も、BLのキャラとしてはちょっと変わってて、それがおもしろかった。
特に岡崎みたいなキャラは好き。

このお話、ドラマCDで聞きたかったな。
キャストとかは決まっていたのだろうか?
他の会社で、改めて作ったりしないのかな。

2

よかったです

イケメンオタクとクールなメガネ君のやり取りが面白かったです。

1

ギャップ萌え!

外見爽やかイケメンと、外見オタクの恋です。

イケメンさんが眼鏡ダサッ子に片想いして、
眼鏡が磨けば光る、シンデレラパターンは見かけます(これも好きです)。

が、この作品、イケメン君は、ありのままの眼鏡君が、外見的にドツボなのでシンデレラパターンを期待してはいけません(笑)。

Hシーンの回数は少ないですが、ある意味オンリーワンです。

2

ぎゃはははははは

 腐女子で、同人活動もバリバリやってる(BLじゃないけど)私には、最高に面白かったです!

 「神」評価にしてますが、BL的要素に対しての神というよりか、イケメンなのにオタクな攻の、気持ち悪いくらいのオタクッぷりとか、すごい設定なのにちゃんとBLになってるところとか、電車の中で笑いをこらえながら読みました。
 「となりの801ちゃん」を読んでるような楽しさでした。

 しかし、これ。オタクが嫌いな人とか、同人活動に興味がない人には、あんまり面白くないかも。

 佐倉ハイジさんのイラストもピッタリでしたね。


 この方の小説、どれもするっと読めるし、設定が面白いし、BL要素は強くないんですが大好きです。

2

ツボなら三次元もOKなのか?!

今回は男前で爽やかな業務推進部マネジメント課の営業マンと
地味で無愛想な研究開発課のプログラマーのオフィスラブです。

なぜか攻様に懐かれてしまった受様が
攻様と過ごすうちに徐々に落とされていくまで。

受様は中途採用で今年の春から
ネットワークソリューション事業部の研究開発課で
プログラミングの仕事をしています。

人間相手に会話したり、愛想笑いする位なら
気の利かない奴と思われた方が気楽だと思う性分な上、
人並みの容姿に黒のセルフレームの眼鏡、
無難な黒服ばかりの受様はシバシバ
オタクっぽいアキバ系と言われています。

そんな受様にやたらと懐く人物が一人。

業務推進事業部マネジメント課所属の営業マンで、
受様がメインで抱える案件の担当者で有り
今回のお相手である攻様その人です♪

攻様のオフィスは別のフロアにあるにも関わらず、
ちょっとした用事で受様の元にやってくる攻様を
受様はかなり苦手だと思っていました。

というのも
攻様は爽やかな笑顔の男前な上、
誰にでも気さくで礼儀正しく女性にもうけが良く、
受様とは正反対過ぎて受様的には出来たら
お近づきになりたくないタイプだったのです。

しかしある日曜日、
好みの漫画を求めて行ったちょっと大きめな書店で
攻様とはち合わせた受様は
彼がケームや漫画好きだと知ります。

その日以来、
受様の中で攻様の印象が急速に好転、
プライベートでも友人付合いを始めるのですが、
実は一見普通ぽい攻様こそが本物のオタクだと知り?!

見た目が爽やかで男前なのに中味がオタクの攻様と
外見の地味さからオタク扱いされている受様の恋は
ハッピーエンドを迎える事が出来るのか?!

その後、
攻様のオタク度はよりデーィープになっていき、
本格派には全然普通人の範囲だった受様は
かなり振り回されてしまうので、
最後にまとまるまでバタバタで面白かったです♪

世間一般の「オタク」というイメージを生かして
それぞれが見た目と中味のギャップがある設定な上、
「オタク」の描写がかなり本格的なので
片足突っ込んだ程度の読者には
ちょっと意味不明な会話・単語有りです。

オタクな攻様に受様が感化されていく様子が
私的には結構ツボでしたが
ちょっとキャラが理屈ぽいかなって感じなので
お好みは別れそうな一作ですね。

今回は
マニアックな攻様に気に入られる受様のお話で、
高月まつりさんの『だれにも言えない』をお奨め!!

3

恋愛的要素はともかく内容は面白かった!

これはかなり面白かったです!!渡海さんは結構面白いお話を書かれますが、これは群を貫いて面白かったです!
イケメン超オタク×見た目オタクな普通のこっち側の人・・のお話です。
題して「オタク勉強本」とでもいいましょうか・・あっち側の人の言葉とか気持ち?的な物をお勉強出来ました。
2次元だとか3次元だとかの世界ですね。

もう椋本からしたら萌えの岡崎なんですが・・見た目は超オタクなくくりにされてしまってる可哀相?人なんですが、
ものすごく言動や行動がはっきりしていてむしろ好きですね!とにかく面倒くさいのは嫌みたいな岡崎なのに、椋本に振り回されて、「楽しいからいいか♪」と深く考えないあたりがいつもの自分と違うと自覚できてないあたりから、きっとおかしくなってきてるんでしょうが・・

自分の気持ちに自覚してからはもう、そりゃ男前ですよ!
よっぽど、「岡崎、萌え」って言っているイケメンオタクより素敵です・・
椋本の気持ちっていうのはイマイチ理解しがたいのですが・・恋愛として好きなのか?それとも3次元の嫁として、携帯写メだけでいいのか?それはイコールなんだろうか?と思ったのですが・・岡崎がいいのならいいんだろうけど・・絶対これから先で揉めそうな一線ですよね~

やっぱり一番面白かったのが最後のH突入あたりは笑いが止まりませんでしたね~・・すごい妄想を繰り広げてくれた椋本はやっぱり生粋のオタクなのだと実感して、笑わせて頂きました。

岡崎にしたら、自分から積極的に恋人関係に持ち込もうとしてたあたり、自分が攻めでと想像していただけに・・
そのあたりの件も結構面白かったですよね~・・椋本の意見に私も賛成ですね~!

ただ、ちょっと物足りないのが、脇役です・・結構いいキャラ持って来てるんですが、あまり上手く操れて無い様な気がしてそれがちょっともったいないなぁ・・と思いました。もっと存分に深埜木兄あたりを動かして欲しかったなぁ~って思いました・・

2

萌えは恋愛になるのか

オタクがテーマの中々に不思議な話でした。
ううーん、これでいいのか?これでいいのだ。みたいな結末に、本当不思議な気持ちであります(笑)

黒ぶちに眼鏡に地味な服装で会社ではシステム開発の仕事をしている岡崎は、その見た目から女子に”オタク”発言をされていて。
当人も漫画やファンタジーの小説が好きなんで「オタクかな~」みたいには思っていたのです。
その岡崎と仕事で絡むことが多い椋本は、日ごろ岡崎に気軽に声を掛けていて、正直うざったいと思っていたのですが、ある日ひょんな事で、趣味が似通っていることがわかり意気投合します。
この椋本こそが本当の”オタク”だったのですよ。

岡崎は、オタクではなく、ごくごく普通の男子だと思います。
でも好きなものの話を存分に話せる相手が初めて出来たことでとてもうれしかったと思うのですよ。
でも、椋本のテンションがハンパなくて、外見はすごく良く女子にもモテるのに、ある意味残念な人かもしれません。
まるで女子のように、趣味と自分とどっちが大事なの?みたいな気分になった時に、これが恋という気持ちなのだと自分で決定してしまう岡崎に、すごいよ、この人!
と思わず感心してしまいました。
ま、本人が言うんだからそうなんだろうな~と引き気味に(汗、、)

椋本は岡崎の外見に最初萌えたそうです!?
話しをしたらもっと萌えだとか・・・本当オタク筋金入りですよ。
きっと彼は”萌え”と”恋”というのがいっしょくたになっている人なんだろうな~と推測します。
かといって、岡崎に恋愛と言う意味で好き、と言われて自分もそうだと思うところ、何だか思考がどうなっているのか知りたい!と思うくらい、悩みもせずにいるところが、また不思議な人で。
結局この人、萌えと恋愛が、最後までわかってないんじゃないかな~?とさえ思ってしまいます。

オタクだからそうなのよ
と言われれば、そうかな?とか流される自分もいたりして、何とも本当に不思議なお話でした。
コミケだとか、会話とか中々にオタク入ってる内容で、そういう中での対人関係の折り合いと言う部分では、身につまされる内容の話ではありました。

3

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