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真実の愛を求めて、危険な恋の暴走!
break out
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
美しい棘の続編です。
とにかく強い女王様受を無理やり屈服させるのがお好きな方には激しくお勧めしたいです。(逆に言うと見所はそこしか無いと言う)
結構前に読んだので前作の内容か近作の内容か忘れちゃいましたが、最低で最高に美しく頭の良い華炎を、これまた美形でずる賢く何を考えてるかわからないパクが至上極まりなく最低な方法を使い華炎をヤルって言うお話。。
パクの裏切りぶりも、好きな相手を薬で犯して捨てて帰る最低さぶりも、そしてそんなパクをいつかフルボッコにしてやりかえすぜ、と思いながらも情事として事を楽しむ華炎の最強なメンタルにも惚れました。流石香港マフィアの香主だわ。でもでも、流石の鉄の女王様もパク相手に怒りという感情を露にしちゃう辺りがかわゆいです。
しかし、ゲスイ二人が主役の話なのになぜにこんなにも萌えるのでしょうか??続きがきになります。
実相寺さんの美麗な表紙に魅かれて購入した本書、この主人公・華炎(ワイム)の女王様ぶりに、下僕になることを決めました!
なんといっても冒頭に「お前を辱めたい」と言って、彼の犬であるパクのスーツをナイフで切り裂き、足を舐めさせ、上に乗り腰を振り、あげく精液まみれの服を再び着させて、そのまま帰れと♪
そしてパクに「あなたの精液の匂いが好き、香水なみに全身に振りかけて、この匂いがもし商品化されたら、毎日でも付けたい」と言わせる♪♪
これぞ女王様!!
それにも増してこのパクという男もただの犬じゃないことが見てとれます。
パクがどうしてワイムの犬になったのかは前作の『美しい棘』を見なくてはわからないのですが、対等のようでいてワイムの命令を素早くこなし、はたまた駆け引きめいた言葉を発する。
どうもバックにとても太い鎖でつないでいるとてつもなくデカい犬(国家?)があるようなのですが、その点はまだ不明。
とにかくワイムが呼べば、すぐに駆けつける、いつも側にいるわけではない狼な男なのです。
ワイムも、母がヤク中で亡くなった後、体を売って稼ぎ、そこを新勝義というマフィアの兄・華勝に拾われて弟として、兄の後を継いで香主となったという実力者でもあるのです。
ドンであるだけに、冷酷で残忍なのかと思いきや、パクに裏切りのような行為をされてもそれに対して激怒するわけでもなく、はねつけるわけでもなく、むしろ受け入れている部分があるのは、彼の甘さだとは思うのですが、それだけパクが役に立つ男なのでしょう(体も含め)
今回の話は日本で新しいクスリのビジネスを始めに当たり、日本のヤクザや国との交渉といった来日の中で、そのヤクザの息子が多少波風を立てるといった出来事の中で淡々と、ワイムとパクの二人の在り方、ワイムの過去の割り切りといった部分に重点がおかれた進行になっていましたので、
愛憎と執着が冷たく激しく、青白く熱い炎になって灯っているような、そんな雰囲気の作品になっておりました。
とにかくワイムの今後と、パクの正体、そして二人の関係。
そんなものにとても期待と興味を抱かせて、のめり込みそうです!
謎が多いだけにキャラクター勝ちの小説ですね。