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sokokara wa netsujou
「同じ声を待ってる」のスピンオフです。
私は前作未読でしたが、特に支障はなかったです。訳知り顔で登場するキャラもいなかった気がしています。
表題作と続編の中編2本が収録されています。創哉の目線で進んでいきます。
「そこからは熱情」
創哉(受け)両親の海外赴任を機に、従兄の貴成(攻め)と同居する事になった。憧れのお兄ちゃんだった貴成に強引に抱かれうようになってから9年。セックスはするが、セフレでも恋人同士でもないという不毛な関係を解消するべく、創哉は家を出ると貴成に告げるが…。
「ここからは情熱」
相変わらず俺様な貴成に振り回される創哉。同居解消は止めたものの、恋人同士かと問われたら首を傾げざるを得ない状況の中、創哉は仕事の相手・北島に言い寄られてしまい…。
貴成の俺様なのに、鈍いというか天然のような貴成の言動が面白かったです。
そんな貴成に振り回される創哉が単に嘆くだけの弱い男じゃなくて、思い切りも良ければ拒絶もする、読んでいて気持ちの良いタイプで好感が持てました。
創哉がシリアスな思考をしないので、全体の雰囲気は切なさよりコミカルな印象でした。
恋愛というものに疎い情緒欠陥ぎみな俺様攻め、なんだかんだ振り回されても結局攻めが嫌いになれない受け、社会人カップルがお好きな方にお勧めです。