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作者さんも後書きで書いてますが、ゴージャスな下僕というよりはやはり居候、しかも元王子様ですから、態度は俺様?
居着かれてしまった主人公が下僕状態なんですが・・・ww
しかも、この元王子様、ランプの精なんですよー!!
何てファンタジーでしょう、でもこういうお話実は好きなので、とても楽しませてもらいました。
主人公も憎めない、イイ人だったしネ。
主人公・佳宏のおじいさんが亡くなって、遺品の整理に蔵に入って見つけたのが古びたランプ。
売れば少しはお金になるかと持って帰って、こすってみると出てきたのはキリエと名乗る金髪・碧眼のランプの精。
しかも服装はワイシャツに着物&袴のレトロな格好。
実はキリエはおじいさんのおじいさん(高祖父)源一郎が面倒をみていたことがあるのでした。
久々にランプから出たので、まだ戻りたくないから願いは叶えてやらないと言われ、早く出て行って欲しいばかりに働けと、佳宏の働くホストクラブへ連れて行くとたちまち№1に、そして佳宏は№2から転落して、悔しくて、嫉妬して、というお話。
佳宏は、ホストでも、何でも万年№2、一番になれないのが実はコンプレックス。
でも、根は真面目で優しくて、早く出ていけとキリエに冷たく当たるけど、口だけでかいがいしく面倒みてしまっている良い人なのです。
キリエに店の位置を越されて悔しくて落ち込んでいると、慰めキスからエチへ傾れ込んでしまうのですが、ここはキリエの俺様が勝った形。
実に40ページ以上にわたるシーンの展開に、飽きるかと思いきや、その中で佳宏とキリエの性格、そして佳宏の気持ちの移り変わりや本音などが垣間見える作りになっているので、長さは感じませんでした。
キリエは、人の気持ちというものに疎いので少しダイレクトでストレートすぎるのですが、裏がないので爽やか、そして優しいです。
佳宏が、ほんとうはキリエに魅かれていて、何かというと高祖父の源一郎の名前を出すので、嫉妬を感じ、キリエに接触する客に嫉妬している、いつも二番手なのが、キリエの一番になりたいと思う気持ちが切なくて、最後にちょっともらい泣き(どうも最近涙腺が弱いようです)
キリエは魔法でランプの精にされてすでに何百年、長い期間は外にいられないからと、実態のない精になってしまうのか、それともランプに戻るのか?
ランプの精としての願いをかなえる仕事はどうなってしまうのか?
佳宏の起こすミラクルで、感動的な最後を迎えます。
ホストなんて、蓮っ葉なイメージですが堅実で、好感のもてる佳宏が主人公だったので、とても爽やかで温かいお話になっています。
教育者一家で、唯一ホストの佳宏が、じいちゃんの形見分けで手にしたランプから、キリヤって人が現れた。
いいなぁ、私も欲しい。
佳宏が、一緒にホストにしたら、トップになってしまい凹む。酒に溺れたところをキリヤに介抱される。
人にうえてたのかなぁ。ホストでは満たされない感情にキリヤという暖かい温もり。
態度や口で文句をいいながら、ランプに帰るってなったときに!3つの願いの最後の願いにより、ハッピーエンド。