覚悟を決めて 俺に愛されてください

アダルト・エデュケーション ~紳士調教~

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アダルト・エデュケーション ~紳士調教~
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×24
  • 萌3
  • 中立5
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
7
得点
40
評価数
15
平均
3.1 / 5
神率
13.3%
著者
鳩村衣杏 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
祭河ななを 
媒体
小説
出版社
ムービック
レーベル
LUNA NOVELS
シリーズ
兄弟は恋人の始まり
発売日
価格
¥857(税抜)  
ISBN
9784896017588

あらすじ

──巴響市。デザイン会社社長として仕事に追われながらも、気楽な独身生活を存分に謳歌している42歳。だが今、響市は部下であり、取引会社の社長子息でもある伏見成になぜか組み敷かれ、ベッドの上で拘束されていた。しかも、ひと回り以上も年下の成に「あなたの身体に一目惚れしました。なので、自分好みに調教します」と宣言されてしまう。激しく抵抗する響市だったが、立場を利用した脅しと、男を知りつくした成の巧みな愛撫に屈するしかなく……。
(出版社より)

表題作アダルト・エデュケーション ~紳士調教~

23歳,製紙会社社長子息
42歳,デザイン会社社長

レビュー投稿数7

メイクラブ教育

あらすじも読まずカバーも外して読んでいたので、成の引っ越し祝いで響市が部屋に赴いた時、コトが起きるその瞬間、結構オドロキでした。
へえ〜こうやってはじまるのか……!
それまでお馴染みの「お仕事BL」の気持ちで読んでたので、良い意味で意表を突かれました。
鳩村衣杏さんの作品では珍しい展開だと思います。
完璧な肉体、礼儀正しく、清々しい青年、美しい外見と共に申し分のない内面。
そんな成が、豹変!
響市が何を言っても論破してくる。一切の綻びなく、自分の論理でこんな行為、エロ行為の強要つまりはレイプ、を反論できないほど正当化してくる。成はサイコ?と思いました。
響市は成の実家で取引先の大企業・伏見製紙の影響力にビビって?成との行為を受け入れます。
が、響市の方も心の抵抗が肉体の快感に裏切られ?というより仕事面においては元々認める点も多い成に段々惹かれていくんですね。この惹かれる過程が、仕事関連で成を見直す展開から進むのがちょっとだけ物足りない。
その間に何度か成の「授業」があるのだけど、その描写がないんですよ……。
「お仕事」より「エロ」にせい!という訳ではないんだけど。お仕事の比重が高いために、段々響市の社長としての上位性が出てきて、成の「ドS年下攻め」が微妙に崩れてワンコっぽさが醸し出されてくる。成がほんとにイイコになって、言葉では責めてるけど、響市に愛を懇願してるんですよね。「僕を返品しないで」って。
本作は「お仕事」と「エロ」のバランスがちょっとだけ良くない感じもするのですが、序盤の成の豹変に超萌えましたので、萌x2で。

同じく一種傲慢な年下攻めの作品「白雪姫の目覚め」が本作の対となると感じました。こちらの攻め・黒川は結局大人の姫野に……というところが正に本作とは逆です。こちらもおすすめ!

1

調教・・・?

 カプは20代の有能なイケメン新卒リーマン×フェロモンを無自覚に振りまく社長40代)です。老眼鏡必須など、老けているようなところもありますが、あまり社長の巴から中年らしさは感じません。
 タイトルには「調教」とあり、丁寧語で言葉攻めもしているのですが、巴が成の能力を買っていること、成が巴より2回り若く、また成が重要な取引先の息子であるために強く出られず、遠慮をしているようなところがあるせいで調教という感じはしませんでした。やはり巴が40代であり、年上としての余裕があるせいでしょうか?調教というタイトルに釣られたので・・・ちょっと残念でした。

1

イラストに

随分助けられているかな。

積ん読ダンボールから発掘。
あらすじから、なんとなーく、
「倍ほども年の違う年上のおじさまに、アナル調教するドSの若者お話。」
と思いこんでいて、
その割にはカバーイラストはエロ前面じゃないなぁって思ったのだけど。
イラストの雰囲気の方が正解だった。
このおじさんが、まがりなりにも社員数ふた桁のデザイン事務所の社長だけあって、無自覚天然フェロモン系の設定なのに、小説内では全然色気がない。
それが、挿絵だと、いい感じに枯れたフェロモンがでていて、その辺のバランスがよかった。
あらすじから期待しちゃうような物とは全然違うけど、思いの外、さっぱりしてておもしろかったし、寧ろこういう雰囲気のお話の方が私好み。

これのドラマCDは買わなかったけど、改めて原作読んでみて、あのキャスティングは、、、買わなくて正解だった。かな。

1

もったいないかなー。

内容的には「んーー?」こんな部下やだなぁ(笑)
いくら取引先の息子だって言ってもないでしょ?
寛大すぎだよ、巴!
巴がいい男なのでもったいない!
二人のもう少し先(成が成長した)の話が読めたら感想が違ってきたのかも。

表紙買いをしただけあって、イラストはとっても好み♪でした。
文章からは巴がフェロモン過多とはあまり思わなかったのですが、
(自分の読解力のなさが大いに手伝ってますが)
イラストからはいい感じにフェロモン出てます!
表紙が特に!

1

枯れてないおじさん

表紙買いでしたが、本当に買って良かったです。
何回も読み返してますw

オヤジ受けと言うと、枯れてるイメージがありますが、この作品のオヤジ受けさんはしっかりとした意志を持つ男前です。
「オヤジ受け」というより「大人受け」という感じ。
またバツイチという所がツボです!一人前の大人で、女も知っているのに男を教え込まされる・・・萌えですね。
また、離婚経験があるという事で恋愛に臆病な所も凄い萌えました。

攻めの若者(と言っても二十歳代前半)も、元気だけのキャンキャン系ではなく、相手に追いつくため努力したり悩んだりする所がとてもよかったです。

この二人の続編が読みたいと思わせる一冊でした。
なので、神評価です。これは大当たりでした。

2

なんで受様なの?!

今回は受様の取引先の社長子息で顔も頭も良い新入社員と
友人とデザイン会社を興し活躍する会社社長のお話です。

二人の出会いから恋人関係に至るまで。

今回の受様は、
学生時代からなぜかゲイの男達にモテモテの
フェロモン過多な40代のおじ様です。

受様は美大を卒業後、
一度はデザイナーとして就職しますが、
気の合った仲間二人と独立して
デザイン会社を興します。

もともとデザイナーとしては
友人二人よりも力不足と自覚していた受様は
営業を一手に引き受け、
経営者として手腕を振っていました。

結果、徐々に業界内での知名度も上がり、
仕事先を広げていきたいと思っていた受様に
大きな取引先の社長から
新卒の息子を任せたいとの打診が有ります。

社長としては武者修行のつもりらしく、
受様も営業スタッフを育てたいとは思っていたので
とりあえずはその青年に会ってみる事にします。

受様が履歴書でみた学歴や育ちは
申し分の無かった攻様ですが
性格が悪ければ目も当てられません。

しかし、会ってみてびっくり。
ジムで見かけた際に見事な身体と美貌に
思わず見惚れてしまった青年が
件の社長令息だったのです!!

そして彼こそ今回の攻様になります♪

デザイン会社への志望動機も意欲的で、
自分が大手会社の社長子息である事の
強さも弱さも自覚している攻様は
かなりのお買い得物件。

対外的にも断れない話ですので
受様は彼を引取る事に決め、
早く慣れる為にと
次の週からアルバイトとして
働いてもらう事にするのですが…

実は攻様が魅かれていたのは
受様の会社ではなく、
ジムで一目惚れした受様本人。

なんと攻様は受様に近付く為に
父親のコネを有効活用したのです!!

しかも
受様がソレを打ち明けた時のは
一服盛られて両腕を括られた
攻様のマンションのベットの上。

社長と言う立場からも年齢的にも
年下の同性に押した倒されるなんて
信じられない受様ですが、

父親の会社との取引関係までチラつかされては
どこにも逃げ場が有りません。

俺が男の味を教えてあげますから。

果たして受様は攻様に調教されてしまうのか?!

大手会社の社長令息としての立場を利用し
自らの美貌と頭の良さを武器にした若者が
フェロモン過多な中年社長を手に入れるまでを
なかなか楽しく読めました♪

受様はお仕事面では
伊達に年とってないぞという感じで
受様の強引なやり方を諌めたり出来るのですが
私的な面では
結構ぼぉとしてるというかのんびりというかで
攻様の周到な作戦に押されっぱなし。

鈍感な受様な為
攻様の本気を信じていないと言うか
怖がっている所も有って
最後は受様の押しの裏に
隠れていた純な思いに気づいて
ほだされたって感じでしたね。

天然系って
年は関係ないのかもしれません(笑)

難を言えば
攻様がなぜそれほどに受様が良かったのかが
漠然としているというか、判り難いので

受様のフェロモン過多ぷりか
攻様のお仕事面での敏腕ぶりが
ばっちりはっきり判るようなシーンが
欲しかったですね。

今回は同じく年下の部下に迫られる受様のお話、
中原一也さんの『よくある話。』をご紹介します。
こちらの受様は判り易くフェロモン過多です♪

3

年下攻めの言葉責めって一つ間違ったら空回りしそうです

フェロモンダダ漏れの四十路おじさん受けモノであります。
しかも相手は20も年下のイケメンくん。
狙いを定めて計画的に接近して、脅して逃げられないようにして、頂いてしまいます。
でも年の功にはやはり勝てませんでした!
未熟を諭されて目が覚めて、そこに待っていたものは、まっとうな恋人として位置づけ。
話として面白そうなんですが、おじさんの色気表現が今一つ説得力がなく。
イケメンくんも、頭がキレすぎるのはいいものの、人間としての実質がともなっていない部分を指摘されて、自分の立ち位置がわかるという。
どうしてこれが恋愛になるのか?
そこの部分の押しが弱く説得力に欠けてしまったのが残念でした。

おやじ受け、大好物なのになぁ~

何と言っても違和感が言葉責め!!
23歳にして43歳に言葉責めってどうよ~
其れに対して43歳がとても恥じらって、色っぽくしてくれたらもう少し萌え度もアップするのでしょうが、おじさんちっとも色っぽくないんです。
なのに、恋人になった最後まで丁寧語で言葉責め?
ちょっとスベってる感が漂ってまして・・・逆に笑ってしまった自分は不謹慎か。

3

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