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kanbenshitekure
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
受けさんが精神的に成長していくのが凄くよかった。
最初は若さと見かけだけでチャラついている傲慢な若者っぽかったけど、月日はそんなに過ぎていないはずなのに何故か凄く大人になってます。
攻めはステイタスがチートな何もかもがハイスペックな王子様。BLによくいる攻めタイプです。
受けも最初は「美形」「モテモテ」「アパレル店員」、自分に執着するかつての恋人に「うざぁ~い!」とか言っちゃうような自分本位なタイプなのだけど、何故かズンズン精神的に大人になっていく。(攻めが原因ではないと思う)
社会の中での自分の立ち位置、ガチホモとして生きていく中での自分の価値とか、今まで何も疑問にも思わず自分本位で生きてきたものが、周囲や未来が見えてきて、ならばこれからどうするか、今どうするかっていうのを冷静に考えるようになっていて、なんか良かったです。
それと気になったのは、エロいシーンで、、、うるさいっすね、、この受けさん。
すごくひっきりなしに喘ぐ。攻めさんはそれが良いようなので良いんですけど、、うるさすぎて「あーそーですか」と、エロシーンを読み飛ばしました。
あまりの煩さにセリフ以外のエロ表現だけ読もう!と思ったのですが、受けさんがもう「あひんあひん」「やん!くうう~~!」「あっ!あっ!おっきぃ~!」とか盛んに言ってるのが邪魔で邪魔で読めなくなりました。
でも攻めさんがそれが良いようなので問題ありません。
アパレルショップで働く慎一はつきあっていた男との別れ話がこじれ、思わず手近にいた青年を当て馬にする。
突然の恋人扱いに驚くこともなく、慎一の芝居に乗ってくれた青年、義崇のおかげで無事慎一は別れることができた。
その後義崇の率直な誘いに乗った慎一だったが、義崇は予想外のテクニシャンで……
散々抱き合ったあと、とたんにつれなくなった義崇の正体は、なんと慎一の「はとこ」だった?!
年下攻のはとこモノ(という分類は今までに見たことがない)
すれた振りをしているけど、なんだかんだ自分の性癖にコンプレックスを持っている主人公と、昔から自分の想いを自覚していて、慎一を手に入れるためには手段を選ばない感じの執着系の攻と。
しかし初対面で色々した時は義崇は高校生です。
超絶テクニシャンの高校生……かあ(遠い目)
や、別にいいんだけどさ。
どうせテクニシャン云々設定があるなら年上の方がリアルだし萌えるなあという気はする。
年下攻めには年下攻めの良さがあると思うのです。
初々しさだったり、暴走っぷりだったり。
思うに義崇はこの執着心と慎一を転がす腹黒さと、一方で甘える時の年相応具合とのギャップ萌えなんでしょう。
今回はそこに上手く萌えられなかった私の負け。