サガン。
川原さんのファンクラブ会誌です。
でも、一般売りもされてた模様。
今回は「プラトニック・ダンス」の特集ということでプラダンに関することが満載。
まずはそれぞれのキャラクターのプロフィールやらの紹介からはじまり。
カイが客とかと行ったステキな店がその時の思い出と共に店内写真なんかと一緒に紹介されてたり(地図とか載ってるところを見ると実在する店なんでしょうか)
絹一の1人暮らし講座とか。
これ、フツーに1人暮らし始めるのに役立ちそうな気がしました。
不動産屋に提示する条件の優先順位とか。
あとはファンクラブのアンケート調査を基にした絹一が別の職業に就いていたら?
これは川原さんの琴線に触れたものはSS付き。
オチがあったりシリアスがあったり5本載ってました。
どれも面白かったです。
そして、カイはホストということで彼と契約を結んだらどんなことをしたいかとか。
最後は川原さんの長編小説「グランド・ダンス」
イートン校時代のサルヴィーニとギルバートのお話です。
ぎゃん!!
ギルがかわいいんですよー。
ギルがかわいい。
真っ直ぐな感じというかお子様な感じというか…。
それに引き換え、サルはもうどんどん帝王の貫禄が出てくるというか。
最初のうちはわりとフツーにかわいらしい恋愛になるのかと思ったんだけれども。
そこはサル。
やることが違ってました。
蜜月の後のそれだったのでギル同様に「えっ…」となってしまいました。
サルの歪んだというか尋常でないやり方を平然とやってのける感じとか今のサルに繋がる恐ろしさのようなものを感じました。